井村屋グループミニIR説明会@名古屋IR EXPO2019 イベントレポート

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さてさて、名古屋IR EXPOに今年2019年も遊びに行ってまいりました。

主に5つの愛知を中心とする企業さんについて説明会を参加してきましたが、まずはなんといっても昨年も説明会を受けた井村屋グループさん。

私はあずきバーよりやわもちアイス派な消費者としては邪道タイプですが(笑)、上場してからの成果は気になっていましたので、すごく今年も楽しみにしていました。

ちなみに、昨年の感想は以下の通りです。

イベントレポート:名証IRエキスポ「井村屋グループ」IRミニ説明会 | Sayasayanのぼちぼち投資日記
2018年7月20日(金)・21日(土)に開催された名証IRエキスポに行ってまいりました。その中でIRのミニ説明会を聞き、さらに詳しくお話を聞いた井村屋グループさんについてまとめてみました。株主ではないですが、とても良い企業さんなんだろうなぁと感じ入るところがあったので特別編です。全体的な雰囲気についてはこちらの記事に...

こうした、老舗企業の事業内容等を定点観測できたりするのも地方IRイベントの良いところですかね。

今年は社長の伸子社長が特別講演もされていたので、女性活躍をテーマとした2019年は井村屋さんがすごく力を入れていることがよく分かりました。

今注力していることや、個人的に気になっている海外事業展開についても詳しく(?)聞いてきたので情報共有できたら嬉しいです。

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ミニIR説明会概要

事業内容や新たな子会社のお話と盛りだくさん!

ミニIR説明会をしてくれたのは、広報担当の中村さん。

若くてあずきや和菓子が好きで、出身ではないのに三重の企業に就職された可愛らしい女性でした。

趣味は貝を取りにいくこととのことで、他のブースに比べてほのぼのムード。

やはり女性比率が高くて、しかも女性の意向で物事が決まる企業さんは女性らしさが端々に見られるような気がします。

これを良いと捉える人とそうでない人がいるかもしれませんが、個人的に仕事はしやすそうだなって思いました。

とはいえ、ミニIR説明会の内容は決してほんわかなものばかりではありませんでしたよ。

きっちり企業の創業から現在の事業内容まで伝えていただき、とても誠実さを感じました

主に説明いただいた内容は以下の通りです。

  • 基本的な会社概要
  • 国内事業と海外事業の概要
  • 現在の井村屋グループの取り組み
  • 売上高や当期純利益について
  • 海外事業の状況
  • 今後の展望

ポイントとしては、井村屋グループさんという企業は、井村屋(株)をはじめとする持株会社であり、海外事業としては中国事業・IMURATA USA,INC.(米国事業)・井村屋スタートアッププランニング(株)に現在注力しているということ。

中国事業はBtoB事業として調味料などの販売が堅調に推移しており、主力商品のカステラが売れ筋好調とのこと。

カステラは、技術的にシンプルな材料だけれど作るのが難しく、アメリカにも中国で製造するカステラを輸出しているほどだそうです。

アメリカ事業は後ほど聞いたところによると、後述のもちアイスクリームが好調とのこと。

特に強調していたのは、新たに井村屋スタートアッププランニング(株)を設立した点。

新たな企画や開発を行うための子会社とのことで、最近さまざまな新商品を開発していますが、上場して得られた資金をこうした形で生かしているのだなぁと感心しました。

後ほど詳細に質問させていただいたのですが、この井村屋スタートアッププランニング(株)は、マレーシアの政府系ファンドとも提携していて、東南アジア進出の足がかりも検討しているのことでした。

イスラム圏への食品普及においても、マレーシアを一つの拠点に選ぶ企業は多いので、すぐには芽吹かないかもしれませんが、大いに期待してみたいところです。

海外事業での売り上げはまだ全体の5%(ぶっちゃけ前年と比率的にはほぼ横ばい)ですが、2020年に全体の10%達成したいとおっしゃっていたので、その言葉素直に受け取りたいことです。

いち井村屋ファンとして、世界中でIMURAYAの名前を見られるようになることを楽しみにしたいですね。

あとは、世の中のニーズに対応していきたいとの意向もある点に好感を持ちました。

少子高齢化への対応として、あけやすいパッケージの開発や量の調整などをしているそうです。

やわもちアイスも1個は食べきれないから小さいサイズを出してくれという要望にお応えし、ファミリーパックを発売したのだとか。

BOXやわもちアイス(つぶあんミルクカップ)のご案内 | ニュースリリース | 井村屋株式会社
井村屋株式会社のニュースリリース「BOXやわもちアイス(つぶあんミルクカップ)のご案内」をご紹介します。

そういう細かいところだけれど、きちんとお客様の声を形にしてくれるところは密かに井村屋ファンの心をくすぐりました(笑)

引き続き社会的なニーズに合わせての商品開発や改良をお願いしたいなと思います。

硬軟さまざまな質問にも答えていただきました

広報さんが会社の事情をしっかり分かっているのは安心感

説明会の中では、10期連続売上高増益&6期連続当期純利益増益の井村屋グループさん。

実は結構イケイケな企業さん?ということで質問タイムにはさまざまな角度からの質問に答えていただきました。

まず、話題となったのはIMURAYA USAのモチアイスクリームについて。

逆輸入という珍しい形で、日本のコストコでも買えるのだそうです。

現在、すでに通常販売されている乳製品使用のモチクリームはコストコで18個入りが購入できるようです。

アメリカサイズの大きさで、ちょっと大きめとのこと。

1個100円弱なので、お得感はあまりですが味はさすが井村屋さんという評判みたい。

大きめなので、個包装ならなお良しなんていう声も聞こえるようですよ。

こちら、乳製品不使用でココナッツミルクを使ったものが今度日本でも買えるようになるという理解でよかったかな。

とりあえず、今は健康志向とともに、牛乳を避ける方がアメリカでは多いようでココナッツミルクでできたモチアイスクリームは売れているそうです。

アメリカに進出して10年、ようやく売り上げが上がってきたフェーズとのことで、投資家的にも心の中で小躍りしてました(笑)

その後は、営業利益減少についてのビシっとした質問。

実は、説明の中で、小豆などの原材料費の高騰(北海道のあずきの不作)とエネルギーコストの増加によって営業利益は下がってしまったというお話がありました

その点については、北米(特にカナダ)から小月を調達するなど工夫をしていることや生産活動をアップさせたり、バイオマスボイラーの増設によって改善を図っているとのことでした。

とはいえ、営業利益の低下についてはより詳しくとのお話で・・・

売上高がおよそ451億円とのこと。

それに対して、営業利益は141億円で前年度よりも減少しています。

それなのに、経常利益は156億円と増えていて、どういうこと?というお話。

(出典:井村屋グループHP

確かに〜と思っていたところですが、上場費用が今年度なかったことと為替差損が為替差益となったことなどを教えていただきました。

こういう点では、財務の点も広報がちゃんと知っているんだ〜って感心したところです。

あとは、至極どうでもいいことなのですが、不肖Sayasayanは気になってしまったので、「昨年、あずきを世界の「AZUKI」に」とか言ってませんでした?」と質問させていただきました。

昨年はパネルなどでアピールされていたのになぁとそれだけなのですが、基本路線は変わっていないこと、あずきのライバルは、Red Beansであることを教えていただきました(笑)

あずきにかける情熱はよく分かりましたので、引き続き素敵な商品を世に出していただきたいなと思った次第です。

資料の読みづらさがよくなかったかも・・・

女性社長さんにも社員さんにも期待しています

今年は、女性社長さんがご挨拶くださり、女性社員さんも活躍していて、新入社員さんも女性比率が高い井村屋グループさん。

「自分の力が発揮できる職場へ」という言葉に向けて社員制度など整っていることは昨年も聞かせていただいたので、素敵な会社さんだなと思いました。

ただ今年は、説明というより説明資料が昨年より分かりにくかった印象です。

特に都内からやってきた女性陣は、井村屋グループさんのことをなんとなくしか知らないことが多く、連結貸借対照表など、説明もしない数字ばかりの資料は果たして必要だったのだろうか?と思いました。(読もうと思えば、私は読めなくありませんが、そういう人ばかりではないですしね。)

あと、CSR活動についてはもう少し詳しく教えてほしかったなぁというのが本音です。

やはり、SDGs投資が本流となりつつある今女性の感性に触れる優良企業という意味では、さまざまな活動をされているのに良さが資料の写真だけでは伝わらなかった気がします。

地域学習に貢献していたりもするわけで、ママさんも多いきんゆう女子。メンバーにも響く内容は結構ある気がします。

あんちょこですけど、井村屋グループHPにはいろんなCSR活動の取り組み紹介されていますので、ご参考までに。

あずきでつながる「人」と「人」 | 社会との調和 | CSR情報 | 井村屋グループ
井村屋グループの社会との調和についてご紹介いたします。

嘘みたいな本当の話、きんゆう女子。に参加している女性たちは、投資家として利益を追求する面もあるけれど、「本質的には応援したい企業を見つけて長期的に投資をしたい」という気持ちも強いし、投資の面でも社会貢献を強く意識していると今回参加して思いました。

井村屋グループさんの活動もその意味ではもっと知りたかったです。

投資家側が女性であるということは、実のところ「女性社長だから・女性社員が多いから」だけでは響かない(同性ですからね、評価は甘くはないと思う)けれど、井村屋グループさんはポテンシャル高い企業さんだと思っているので、男女問わず、井村屋グループさんには頑張っていただきたいところです。

私、できない子には無理言わない先生ですので、個人的意見ですがちょっとだけ井村屋グループさんに届いてくれるといいかなぁと思いつつ。

今後のますますの発展を祈念するばかりです。

でもまぁ、こういうのがあるからIRイベントやっぱり楽しいなってなりますね。

投資家のみなさまのご参考になることも願って筆を置くこととします。

1500株以上持てるなら、優待もなかなか豪華で素敵ですので、最後に写真載せておきますね(笑)。

 

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