豊田通商ミニIR説明会@名古屋IR EXPO2019 イベントレポート

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2019年7月20日(土)に開催された名古屋IR EXPO2019。

さまざまな企業さんが出展しておりましたが、名古屋を中心とする大企業も多数ブースが出ていました。

今回、きんゆう女子。さんのアンバサダーとして、豊田通商さんのミニIR説明会に参加してきましたが、商社さんの事業は幅広く、トヨタグループとはいえ、規模の大きな事業がとても魅力的。

商社好き(単純に自分ではできない大きな事業を行なっている)の人間としては、ぜひ投資してみたい企業さんですが、今回説明会に参加した中でもっとも考えさせられた企業さんでもありました。

みなさまと情報共有できたら幸いです。

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さまざまな取り組みがあるのが特徴

トヨタグループ唯一の商社さんとして事業展開も大きめ

やはり、豊田通商さんの特徴といえば、トヨタグループ唯一の商社さんであること

とはいえ、やっていることは自動車販売だけでなく、開発・生産からスタートして販売した後にはリサイクル事業までやっているとのこと。

(出典:トヨタ通商HP

材料やサービスの循環が生まれているっていうのはすごいなぁって素直に感心しました。

資源の有効活用の他、金属事業や化学エレクトロニクス事業など、自動車以外の事業が好調なのも興味深いところですね。

しかも、現在は「Global Vision」を掲げて3つの事業分野で成長拡大を目指しているそうです。

(出典:豊田通商HP

一例としては以下の通りです。

Mobility:パプアニューギニアでの自動車販売代理店・ディーラー事業や仙台空港の運営etc.

Life&Community:工場の廃熱を利用したパプリカ栽培やブラジルでの穀物インフラ事業etc.

Resource&Environment:近畿大学とコラボした長崎五島列島でのクロマグロ養殖やオランダでの再生可能エネルギー事業、アンゴラので港湾開発etc.

国内外にわたり、さまざまな事業をしているのがよく分かります。

大手企業さんならではといった感じですね。

豊田通商さんの海外事業が魅力的

テーマは「アフリカ」でした!

特に注力している分野については詳しく教えていただきました。

持続可能な成長に向けて今取り組んでいるのが以下の3つの領域とのことです。

1.アフリカ事業・・・アフリカ全土で事業展開

2.次世代自動車事業・・・100年に1度と言われる自動車産業の転換期

3.再生可能エネルギー事業・・・日本における再生可能エネルギー業界をリード

このうち、盛り上がったのは特にアフリカ事業についてです。

(出典:豊田通商HP

アフリカ全土に事業展開というのは、なかなか他の企業では聞かないですし、なんといっても地域として取り組んでいるっていうのは先見の明があるかな?という気持ちにはなります。

アフリカの年齢平均値はなんと10代〜20代とのことで、日本の年齢中央値が47.3歳であることを考えると圧倒的に若いですね。

人口増加+生産人口の増加ということで、自動車以外にも嗜好品であるビールの販売事業なども取り組んでいるとのことで、その意味では有望なマーケットを手がけているのだなぁと感じます。

アフリカ市場は、イギリスが植民地としていた北東部とフランスが植民地としていた西部に分かれています

それゆえ、アフリカ市場すべてを押さえるのは結構大変なのですが、アフリカ54カ国に事業所があるのはトヨタグループならではとのこと。

イギリス圏は30年前からトヨタ自動車が、フランス圏は2002年にアフリカの商社と業務提携をして手がけているそうです。

アフリカの経済成長率は平均で4%で、輸入も増えているそうです。

港湾開発事業としてケニアやアンゴラに新たな港も建設しているとのこと。

現在、アフリカ開発会議(TICAD7)へ参加していて、With Africa, For Africaをテーマにアフリカの経済発展に積極的に関与しているとのことです。

企業としての存在感が大きいのも魅力的なところですね。

企業アピールがとってもお上手でした

MOODY’SやS&P Global Ratingsでも高評価

とにかく、大規模な事業展開と今後発展が見込まれるアフリカ事業についてなど興味深いお話をいっぱい聞かせていただけました。

実際のところ、一緒に参加したきんゆう女子。アンバサダーのメンバーの中で豊田通商さんはお気に入り企業の1位に輝くほど。

プレゼンがとてもお上手でしたし、改めて豊田通商HPも見させていただきましたが、本当に見やすくて、図やグラフも豊富なので初心者でも事業内容等わかりやすくなっています。

トップページには、今話題のCSR活動についても説明してあって、豊田通商全体の活動をしっかりチェックすることができます。

再生可能エネルギーの中でも、子会社のユーラスエナジー社が国内風力発電の約2割をカバーするなど、いわゆるリーディングカンパニーといえますね。

あとは、2020年までに当期利益1,700億円を目指し、継続的な利益成長を目指していること。

10期連続の増配を見込んでおり、配当性向は25%以上を基本方針としていること。

投資家への情報もきちんとアピールされていましたし、興味深かった情報としては、S&P Global RatingsやMOODY’Sといった格付機関から高い評価を得ている点でした。

格付評価が高いと、プロジェクトの入札の際に足切りを受けずに済み、優先的に受注できる可能性が高まるということがあるそうで、◯菱商事さんとか三◯物産さんとか・・・日本の名だたる商社さんを上回る総合評価を得ている事実は、財務状況の良さを表しているといえます。

質問としては、「アフリカ駐在する社員さんも多いと思うが、家族に対して治安面などの不安があるけれどどのように対処しているか?」などの質問があがりました。

実際、アフリカ駐在が決まると家族にも研修が行われ、アフリカの現状なども説明をしているとのこと。

家族と一緒に行くか否かは強制ではないようですが、帯同する家族も多いそうです。

とにかく、財務部の方は説明がわかりやすくて、質問への回答も女性の共感を得る内容だったので投資してみたいなと感じた方も多かったかなと思います。

アフリカ市場にトライされている点では、個人的にもとても気になりました。

ただ、本当に個人的な感想を述べるならば、アフリカ市場の舵取りはとても難しいと感じるので少し懸念はあるかな〜と。(もちろん、それ以外の事業も行われているのでリスク分散はされているわけなので、これはまぁ将来性としてポジティブにとらえることもできます。)

第2に、ほかの商社さんからお話を聞くこともありますが、外部機関の評価を他社さんと比較して強調された企業さんは初めてだったので、まだその段階の企業さんなのかな〜と思ったこと。(これは投資家によって心象は異なると思いますが、今は強く意識してお仕事されているのかな?と強く印象に残りました。)

第3に、海外駐在の家族帯同の話で、駐在する社員は男性で、家族にあたるのは奥さんやお子さんという設定がテンプレートとして話が進んだこと。(日本企業らしい企業さんだなと。話す側も聴く側も疑問には思わなかったみたいなので、ちょっと違和感を持ったのは私ぐらいだと思います(笑))

少々気にかかることもありますが、健全な財務や安定した配当など投資家には魅力的な内容を聞かせていただけてとても勉強になりました。

ますますの企業の発展を祈念するとともに、このレポートが投資家のみなさまの参考になれば幸いです。

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