【中学で学ぶ経済シリーズ】銀行の仕組みとはたらきについて

中学で学ぶ経済シリーズ第12弾、いよいよ私たちとお金を仲介する銀行についてお話します。

とは言っても、私たちとお金の間に間接的に関わる金融機関は他にもありますので、そのお話を先に簡単に伝えておきますね。

いわゆる間接金融と呼ばれるお話になります。

ちなみに銀行の種類としては、我が国の日本銀行はまた大きな役割がありますので、別の機会に記すこととします。

では、ひとまず私たちとお金の間に関係する銀行etc.の話について基本的なところをお話していきますね。

お金の循環について

銀行だけじゃなく様々な金融機関がある

まず、個人や企業が今使わないお金をお金を必要としている個人や企業に融通することを金融といいます。

金融は、お金が経済全体をうまくめぐるためのポンプの役割を果たしています。

金融には直接的にお金のやりとりをする直接金融と間接的にお金のやりとりをする間接金融とがあります。

このうち間接金融とは、銀行等の金融機関が政府や企業、そして個人のお金の貸借の仲立ちをする形になっています。

(出典:LR小川会計グループHP

お金はいろんなところを循環しているイメージをもってもらえればOKです。

一応間接金融に携わる金融機関は以下のような形で、いろんな種類があります。

(出典:資金調達ノート

主たる金融機関は銀行なわけですが、基本的に銀行は民間の金融機関であり、かつ預金を扱うところと覚えてもらえれば良いかと思います。

ひとまず、世の中に出回っているお金を円滑に回す役割が銀行にはあるということですね。

預金通帳から分かること

色々と暮らしに関わっていることが分かります

中学校の教科書などでは、生徒に関心を持ってもらうためにまずは預金通帳の例が挙げられています。

ここから分かることは何でしょう?というお話ですね。

通帳の角項目を見て、「お給料が振り込まれているね〜」とか、「電気代などは引き落とされているね」なんて話をするわけです。

主にお金のやりとりでどんなものがあるか?という話なのですが、まとめると以下のようなものが挙げられます。

  1. お金を預ける(預金)。
  2. お金を借りる(借入)。
  3. お金を振り込む(送金・為替)。
  4. 口座引き落とし(自動支払)。
  5. 通貨を替える(両替)。

そして、お金を預けると利子(利息・金利)がつくし、お金を安全に保管してくれるのですよ、ということで・・・

「どうして利息がつくの?」「銀行が預かるとなると預かり料が必要になるのでは?」「銀行は損しないの?」という疑問が出てきます。

ということで、銀行はどうやって利益を出すのか?ということで銀行のお仕事へと続きます。

銀行の三大業務について

銀行が倒産するとどうなる・・・?

銀行がおもにやっていることは、以下の三大業務です。

  1. 預金業務(預金者のお金を預かる仕事)
  2. 貸付業務(お金が必要な個人や企業に預かったお金を貸す仕事)
  3. 為替業務(お金を送金する仕事)

つまり、預金者というのは銀行を介してお金を貸す側であります。

お金を借りる側は、間接的にお金を貸してくれる銀行と預金者へ手数料を支払うことになります。

この手数料がいわゆる貸出金利というやつで、住宅ローンなどにかかってくるものですね。

ローンの金利はかなり高いですが、銀行の利益+預金者の金利(利息)分も支払わなければいけないので、低金利ではありますけれど、確実に銀行の預金金利よりは高いのが一般的です。

銀行の利益とは、預金金利と貸出金利の差額、および為替業務の振込にかかる手数料となります。

預金金利が高い方が、預金者にとっては嬉しいけれど同時にその分、銀行の取り分が少ないか、高金利で貸しているのでは?という話にもつながります。

まぁ、実際に個人には預金金利は良い方がいいのですけれどね。

最近注目のあおぞら銀行さんなんかも預金金利0.2%を謳っていて、口座開設が殺到しているようです。

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普通預金金利0.2%と好金利で知られるあおぞら銀行さん。振込手数料の面や…

逆をいえば、預金金利と貸し出し金利が小さく、為替業務の振込手数料が小さいと銀行の利益はほとんどないことになります。

今はいずれも縮小傾向にあるので、金融商品の販売手数料等ほかの手数料を稼ぐという流れがあるのも当然といえば当然かもしれませんね。

あと、銀行が倒産するとどうなる?ということについても触れられています。

いわゆるペイオフのことですね。

万が一銀行が倒産しても、原則として1000万円までの預金は預金保険機構が保護する制度によって守られます。

2010年に日本振興銀行が経営破綻したときに発動されているのですでに実効されています。

正確には、元本1000万円未満の預金はその金額分、元本1000万円を超過する場合、1000万円までは保護対象です。

保護対象外の分は、破綻した銀行の法的整理が終わったあとの財産状況で支払われることになるので、一部は戻ってくる可能性が高いです。

それゆえ、元本1000万円を超える場合は別の銀行に預けるようにしておくと良いですね。

また、倒産する可能性はどの銀行も起こりうるので、できるだけ財務状況の良い経営が安定している銀行を選んで預金しておくというのが大事といえます。

銀行はあくまでもこの世のお金の流れを円滑にするために存在する機関なので、個人としては上手に付き合いたいところですね。

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