【書評】T.J.スタンリー&W.D.ダンコ著『となりの億万長者−成功を生む7つの法則』

書籍紹介
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師走に入ってなかなか忙しい時間を過ごしている方が多いのではないでしょうか。

たまにはじっくり書籍を読みたいと思っていたので、今回のレビューは『となりの億万長者』です。

有名な書籍だと思いますが、個人的に正直思い当たるフシ(もちろん、規模は小さいのですが)が多々ありました。

寒くなってきたこの時期に、わりと心身にしみた内容でしたので、まとめておきたいと思います。

世の中でいろんな情報があふれてきたからこそ、それに振り回されるようになってしまいましたのでかなり自戒をこめて・・・。

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倹約の精神の重要性

意外と億万長者はおとなりに?

書籍の前半戦は、基本的に「億万長者の特徴」を事例を含めてまとめてあります。

億万長者と呼ばれる人たちは、実はとても地味な生活をしていて、子どもはその様子をみて「うちって貧乏なんじゃないか?」と疑うといった記述もあり、めちゃくちゃ思い当たるフシがありました。

いずれにせよ、見た目も地味で家や車も必要以上のものを持たないというのが大事のようですね。

ということで、昨今SNSなどで華やかな生活をしている方々とは雰囲気が異なる感じでした。

これも何を人生において大事にするかってことだと思うのですが、どちらかというと、育ってきた環境が似ていたので、億万長者の暮らしに違和感はあまり感じず・・・。

買い物の仕方というのも、基本はなるべく無駄なお金を使わないようにするけれど、時間などを余計にかけすぎないなど、お買い物の仕方なども紹介がありました。

車などの高い買い方は人それぞれで、結局何を重視しているか?っていうことで資産家は機能面を重視する傾向が多いようです。

必要に足る気安く長く使えるものを購入する傾向が多いとのこと。

我が家は、資産家ではないごく普通のサラリーマン家庭なのですが、今にして思えばこんな感じの倹約家な家庭なのだなぁと家族のことを思いました。

小さな話でいうと、ずっと社宅暮らしで友人の家に遊びにいくと、普段食べられないお菓子やコーラなどが飲めたので、ウキウキしていたのも思い出しました(笑)(ちなみに、おうちにジュースはないというと、お友達はほとんど遊びに来なかった・・・不思議なものですよねぇ。少なくとも裕福な家庭には見えていなかったのだろうな、と今は振り返って思います。)

次世代教育がうまくいくとは限らない

億万長者も万能というわけではない

そして、我が家の規模は小さかったのですが、結局次の世代には苦労させたくないって気持ちがあった両親はいろんな面で援助をしてくれた人生なので、個人的にはかなり与えられて育ったなぁと読後に素直に思いました。

もちろん、資産家の家みたいに経済的に全面的に依存してはおりませんが、それに近しいものは感じました。

とにかく、衝撃だったのがこの言葉。

経済的援助を与えれば与えるほど子供は資産を蓄えず、

援助が少なければ少ないほど資産を築くようになる。

まさに、自分のことだ〜って感じです。

どこかで与えられて当然(まぁ、恵まれていて、運も良いのだけが取り柄なのですが)という感覚が身についてしまうのは、資産形成にもつながりそうですね。

自立心と自制心がこの世において成功する点では重要なのだな、とつくづく感じました。

書籍の中に登場する人物たちは、億万長者でも金融教育は難しいことを教えてくれています。

億万長者も人間だから、結局子孫にはお金を与えてしまって、中にはお金でコントロールしてしまう人間関係を構築してしまう事例も・・・。

自分で考える能力を身につけるなど教育にはお金をかけた方が良いのですが、それも見栄のためになりがちで、孫世代にまで影響を与えてしまうとのこと。

代々資産家というケースをのぞき、次世代への金融教育って自分がそのように育っていないからどうやったら良いのか、正解が分からないって人も多いのかもなぁって思っちゃいました。

自戒をこめて、まずは自分のことからきちんとできるようになろうって改めて思いました。

自分の人生に責任をもつことが第一

ネガティブな感情の良し悪しは考えちゃいますね・・・

結局、何をもって幸せとするかは億万長者関係ないのだろうな、と感じました。

そして、お金を使う人は悪ってことでもないですし、とにかく自分の人生なのだから、自分で責任をもつことがまず大前提っていうのが読み取れました。

まぁ、書籍の趣旨とは異なり、今の日本でもかなり次世代に経済的援助をしている人たちは一定数いるだろうし、それが悪いかっていうとそんなこともないと思うんですよね。

それをあてにしてしまう気持ちもわからなくもないですし。

ただし、書籍の中に出てくる億万長者は、いわゆる再現性が高い形の一つといえそうです。

そして、お金を稼ぎ出すには、なんらかのネガティブな感情に触れなければならないケースが少なくないので、それを人生で経験することを良しとするか否かって考えてしまうところです。

人間を突き動かすものって実のところ、焦り・不安・恐怖・渇望といったネガティブな感情なのですよね。

企業の創業者の半生とか見ていても、何事もなく成功した人ってほとんどいない気がする・・・、いたらどなたか教えてください、気になっています(笑)

避けて通れるなら避けて通った方がよくて、そのための教育も必要なのかなって感じいりました。

ちなみに、書籍の最後には有望なお仕事について書かれていましたが、基本は本業を頑張るということに尽きるのかな、と。(ちょっと書籍に出ているお仕事は専門性が高いので誰もができる内容ではなかった・・・。あと、専門性+仕事も大変かもしれないっていう・・・)

とにかく、自分の人生について考えさせられた良書でした。

やはりお金のことと人生のことは切り離せられませんね、気を引き締めて今後も自分にとってのよりよい人生を構築していきたいと思いを強くしました。

基本的な内容については、色褪せない書籍だと思いますので、ご興味ある方はぜひご一読あれ。

 

 

 

 

 

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