余裕あり!?美術館等の公益財団法人施設を保有する企業への一考察

国内投資
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経済のことを専門で学んだわけでもなく、社会に出てバリバリと稼いでいるわけでもなく、世間から遠く離れて暮らしている我が身にとって、社会との接点は少ないので投資先の選定という意味ではいつも分からないことばかりです。

よく、自分にとってよく分かる企業に投資しよう!とかいいますが、主に消費者側である個人にとって、業界で働いたりしない限り、内側のことはなかなか知り得ません。

つまり、あくまでも投資家は外部に提供される情報を基準として資産運用や投資活動を行うより他ないと思っています。(世の中には情報を持てる人もいるとは思いますが、多くの人にとってはという意味です。)

それでも、そうした情報の中から有望そうな企業を見つけたりするのは大切なことではあり、今回は文化資本への投資をする企業という点について安直にちょっとだけまとめてみました。

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人は権力を持つと権威を持とうとする

歴史的にみるとそうした傾向がある気が・・・

色々と話題のZOZOの前澤社長さんも、バスキアの絵画を高額で落札したことがニュースになったりしてますよね。

 

ゾゾ前澤社長、123億円でバスキア買った理由 | The New York Times
ニューヨークで先日開催された競売大手サザビーズの現代アートの競売が熱を帯びる中、日本の富豪、前澤友作は東京にある自宅のリビングルームの床に座り、ノートパソコンでオークションのライブ中継を見ながら、198…

 

美術品という意味では文化的活動かもしれないし、投資活動かもしれないのですが、こうした文化資本への投資というのは意外と民間企業が担う部分が大きいという話でもあります。

公的な機関よりも実業家たちによる蒐集っていうのは多くて、学術分野においても同様のことがいえます。

これは別に特定の個人に限った話ではなくて、権力を得ると権威を得たがるのは歴史的に振り返れば不思議なことでもなんでもないのですけれど・・・。

そうやって人類の文化的営みが発展してきているわけで、余剰な生産性といえば余剰生産ではあるのですが、いわゆる心を豊かにする的なシフトはよくみられる現象かなぁって。

よく引き合いに出されるのは、中国の唐代の太宗や清代の康熙帝とかですね。

 

文化を振興させた二大名君 唐太宗と康熙帝 - (大紀元)

 

中国国内が統一されて政治的にも安定している上で、唐の太宗はインド遊学から帰国した玄奘に翻訳事業をさせたり。

康熙帝については、満州族としての中国文化受容といった側面もありながら、本人も学問好きで国家事業を推進した皇帝として知られています。

両皇帝ともに西洋文化を積極的に受容したことでも有名で名君として知られるのですが、文化的事業との関わりはその人の人格評価に大きく影響を与えるのは面白いものですね。

トロイ遺跡等を発見したシュリーマンも実業家として名をはせた上での偉業ですし、お金になることとお金にならないことの関係性は本当に興味深いものがあります。

美術館・博物館などを持つことの企業側のメリット

知名度をあげたり節税対策などにも

お金をどのように使うかにその人のセンスが現れるのであり、お金のある人や企業が文化的な側面を支えているという構造は変わらないことでしょう。

ソーシャルレンディングやエンジェル投資家・パトロンなどの存在など大なり小なりの活動といったところでもありますね。

その顕著な事例として、美術館・博物館や研究所運営といったものがあるのではないかな、と。

いわゆる公益財団法人などの設立ということなのですが、美術館・博物館好きという点では企業さんに頑張っていただきたい(いかんせん、国が・・・)ところなのです。

私、スポーツには明るくないのですが、実業団を保有するスポーツ事業っていうのもありますね。野球とかサッカーとかの方がわかりやすいでしょうか(笑)

逆にいえば、そうした運営を行っている企業がそれを手放すとなったら、企業の体力が落ちていると見ることも可能なわけでいわゆるスポンサー事業というのは、企業を見る一つの視点になるのではないかと考えています。

野球に関しては、こんな形で親会社の資本力がまとめられていたりもしています。

 

意外?プロ野球12球団の親会社の資金力とは - NAVER まとめ
プロ野球12球団の親会社資金力ランキング。1位はもちろん…

 

今回は、美術系に焦点を絞っていきたいのですが、いわゆる実利を目的としない企業が芸術活動を支援する企業メセナ(こんな言い方をするそうです(笑))については、企業側も戦略的に活用しています。

例えば、以下にあげるようなメリットもあるのではないでしょうか。

  • 知名度のアップやブランドイメージの確立
  • CSR(企業の社会的責任)の向上
  • 財団法人設立のよる税制の優遇措置
  • 公益活動や地域貢献、次世代育成などへの布石

まぁ、税制の優遇措置を得るのもなかなか大変なことではありますが、民間企業に委ねられている部分って割と大きいのですよねぇ。

このような文教政策を打ち出してもいて、研究分野ともども民間企業にという流れがありますね。

 

博物館や美術館も民間が運営?文科省が導入方針の「コンセッション方式」とは | ZUU online
文部科学省は、博物館や美術館、文化ホール、スタジアムなど地方自治体などの文教施設に対し、所有権を残したまま運営権を民間事業者に売却する「コンセッション方式」の導入を促す方針を固めた。2018年度までに

 

美術館運営等には運営維持力が必要

いずれにしても資本力がモノをいう

さて、美術館・博物館好きでもあって、企業の社会的活動としても注目しているわけですが、なんだかんだで金的資本は外せないのだよなぁ・・・というのが正直なところです。

それをロマンチックな言い方でいえば、ノブレスオブリージュの下行っているのだと言えたらいいなぁなんて思うわけです。

日本は本当に美術館・博物館の数が多くて、コスパもすごくいいわけではないかもしれませんが、決して法外に高いわけでは全くなくて、お金のない人でも文化資本に触れられる機会だなって痛感します。

それゆえ、こうした施設を運営する企業には投資もしていきたいなと思うし、自分は投資できる存在でありたいというお話でもあります。(相変わらず、自尊心猛々しくてすみません。そういうおごりもたまには良いではないですか(笑))

ということで、企業博物館の一覧はこちら。

 

https://www.weblio.jp/ontology/日本の企業博物館_1

 

企業のHPでもCSRの一環として紹介されていることは多く、IR情報でもチェックできますよ。

三菱や三井といった財閥系や、著名な創業者がいるところは施設を保有していることも多い気がします。

現在は、展覧会のほか、ミュージアムショップ・ミュージアムカフェの運営、各種トークイベントやセミナーなども充実しているので、やはり民間企業の力ってすごいなって痛感します。

その人の価値観にもよるのですが、個人的には投資先としてもとても魅力に感じています。

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