文系発想でイスラエルが投資先として気になる理由

投資で殖やす

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日本は少子高齢化が進み、社会保障費が増大する中世代交代もうまくいかず、衰退していくのではないか?と懸念されている国の一つです

少子高齢化は決して、日本だけの問題ではありませんが、残念ながらもっとも比率が高くてロールモデルがいない現状、どのような国家運営や方向性を維持していくかは、国家としての最重要課題といえるでしょう。

とはいえ、今の政治に期待しないという人もかなり多いはず。

そんな中、人口増加とともに経済成長が見込まれる国に投資するというのは、生き残り戦略の一つともいえ、重要な要素にもなっています。

例えばインドなんかは2030年まで人口ボーナス期が続くとされ、世界的にも注目されています

文系発想でインドが投資先として気になる理由 | Sayasayanのぼちぼち投資日記
最近特に気になるインド株。まとまった資金ができたこともあり、海外への興味が再燃してきたこともありますが、実は結構前からインド自体は気になっていたのです。とはいえ、経済成長率云々とか難しいことは分からないのですが・・・数字には疎い人間ですが、文系発想で今日はインドへの投資が気になっている点についてまとめてみました。(完全...

そして、インドとともに似ている部分も持ち合わせているのがイスラエルです。

政情不安で大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、日本企業の進出も盛んになっているイスラエル。

インド同様、文系発想で気になる理由をまとめてみました。

政情不安定ではあるけれど・・・

中東情勢は緊迫している状態

正直なところ、中東情勢は緊迫していると言わざるをえません。

しかも、トランプ大統領が色々発言していますし、2018年5月にはエルサレム首都発言などもありました。

現在は、イスラエルとパレスチナというより、イランやサウジアラビアをも巻き込んだ敵対関係に発展しており、正直再び戦争とかになるのでは?と思ってしまうほど。

イスラエルのガザ地区空爆も記憶に新しいところ。

しかし、戦争をしているところは軍需産業が盛んで、正直なことを言うと発展する要素大でもあります。

国家主導で市場経済が導入され、ハイテク産業が盛り上がっているのも魅力的ですね。

いろんな問題があるイスラエルですが、アメリカにあるユダヤ人コミュニティーの支援もあり、経済的には期待がもてそうなところです。

ベンチャー企業も豊富

新たなイノベーションが起こる環境

特に、ハイテク産業が盛んで、日本にも技術導入が進んでいます。

スタートアップ企業の買収なども進んでいて、基幹産業の農業も最先端の技術で行われています。

イスラエルは国土の60%が砂漠なのですが、食料自給率が高くて日本も見習うべきところが多いように思われます。

Agritech2018といったイベントも盛況のようですし、伝統的な農業とテクノロジーが融合していて興味深いです。

基幹産業でいうと、ダイヤモンド産業も盛んなのですが、こちらはインドや中国に押され気味ですかね(笑)

いずれにせよ、教育を重視する国でもあり、理系教育が盛んなことでも知られるイスラエル。

多くの技術者を輩出しているところなどもインドとかなり似ています。

女性の社会進出にも積極的で、何より男女が社会的に平等であると考えているのも経済成長を推し進めています。

実は人口微増の国

ユダヤ教の教えに忠実なお国柄

教育熱が高く、多くの男女が高等教育を受けるイスラエル。

晩婚化も進んでいますが、実は人口は微増傾向にあります。

これにはいくつか理由があり、主な理由としては2つ。

  • ユダヤ教の教えに従い、「産めよ、殖やせよ」の言葉通りに子沢山な正統派の人たちが多い。
  • 旧ソ連などからのユダヤ人移民を受け入れている。

ユダヤ教にもいくつか宗派があり、その中で多いのが『旧約聖書』を教えを忠実に守る正統派の人々。

過激なグループはまさに少数派です。

子どもは10人なんていう家庭も少なくないのだとか。

一般的家庭で少し少子化にはなりつつあるものの、3〜4人くらいいるのは当たり前のようです。

そして、女性の社会進出と高学歴により、不妊治療などに取り組む人たちも増加しているのですが、なんと一部の治療をのぞき、国民健康保険適応なのだそう!(ただし、良い医療を受けるためには保険適用外を望む人たちもいるようですが。)

日本もこれくらいすれば良いのに・・・と思わなくもないですね。

でも、どこの国もそうですが、子どもを産み育てるのにお金がかかるため、生活としては楽ではないと感じている人も少なくないそう。

また、移民についても、ユダヤ人とはいえさまざまな国からやってくる人たちなので、慣習の違いなどもあって溶け込むのは難しいようです。

しかも、イスラエルの公用語はヘブライ語なので、この習得もかなり大変。

他国から来ても、仕事に就けずに失業手当などで生活する人も増加していて、社会保障費の負担もかなり大きくなっているという問題も起きています。

とはいえ、若年層が育っていて教育制度も整っているというのは大きなアドバンテージといえるのではないでしょうか。

イスラエル事情についてはこちらを参照しています。(エリアスタディーズシリーズは政治・経済・文化とバランスよく書かれていると思います。)

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イスラエルへの投資方法

一般人にはハードルが高い

とはいえ、あまり情報も入ってこないイスラエル。

一般人にはハードルが高いといえますね、そもそもなじみがありませんし。

富裕層ならいざ知らず、ごく普通のサラリーマン(それより稼げない契約社員の私。しかも来年度の更新なし(笑))には手が出しづらいといえましょうか。

一番シンプルなのは、やはりETFになりますでしょうか。

iシェアーズ MSCI イスラエルETFというのがあります。

MSCI Israel Capped Investable Market Indexに連動するETFのようですね。

イスラエル株式市場の時価総額の約99%を占める約70銘柄で構成されているようですが、ジェネリック医薬品大手のテヴァ・ファーマスーティカル・インダストリーズがかなりのウェートを占めているようなので、意外と一社の影響が大きいかもしれません。

イスラエルの企業が気になったのでETFがあるか調べてみた
ヘルスケアセクターに偏重して投資をしていますので、ヘルスケア産業の次世代ビジネスモデルを把握しておきたいと考えまして、ヘルスケア産業のデジタル経営革命 破壊的変化を強みに変える次世代ビジネスモデルと最新戦略という本を読みました。関連記事 >> ヘルスケア産業の次世代ビジネスモデルと最新戦略とは?次世代のビジネスモデルと...

とはいえ、手軽に取引できるわけではなく、優良企業はありそうですが日本にいながら手軽にとはなかなかいかない模様です。

このETFについては、かのカン・チュンド氏も言及していらっしゃいます。

イスラエル株式ETFです
こんにちは、 インデックス運用アドバイザーの カン・チュンド です。 本日ご紹介するのは、3月26日にニューヨーク証券取引所 Arca に上場を果たした、イスラエル株式ETF です。・MSCI Israel Capped Investable Market Index Fund                  (銘柄...

あとはやはり、米国に上場しているADR(米国預託証券)を個別株として保有するといった形になるでしょうか。

多くはありませんが、SBI証券などで取り扱いがあるので、米国株式同様購入も可能なようです。

(SBI証券HPより)

貧富の差や増え続ける移民問題、何より政治リスクの高さは気になるところですが、すでに一人あたりGDPも日本を抜いているイスラエル。

もちろん、仕事にあぶれる若者もいたりと一筋縄ではいきませんが、いろんな側面があって興味深い国です。

とりあえず、実際に投資するかはさておき、個人的には一生に一度は訪れてみたいな〜なんて思っちゃってます(笑)

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