東証の歴史博士!石田さんと学ぶ、きんゆうの歴史♡第3回目レポート

2020年10月22日(木)に開催されましたきんゆう女子。の東証の歴史博士から学ぶ辛口歴史講座も第三回となりました。

今回は、ちょっと日本の経済史から離れて「貨幣の歴史」や国債についての考え方などについて学びました。

実は貨幣は、物々交換からの発展ではなかった!?という衝撃のお話です。

みなさんと情報共有できれば幸いです。

ちなみに第一回目・第二回目の女子会レポートはこちらです。

Sayasayanのぼちぼち投資日記

きんゆう女子。の10回シリーズ、東証の歴史博士の石田さんからのきんゆうの歴史を学ぶシリーズ2回目の参加レポートです。2回…

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2020?9?24???????JPX?????????????????????????????????????????…

最後に、なかなか聞けないJPXの中の人の声を聞けたので、東証のシステム障害についてのお話もちょこっと・・・。

そもそもお金はどうやって生まれた?

物々交換ではなく負債の記録から!?

まずは、お金(貨幣)がどうして生まれてきたか?というお話から。

私たちがよく知っているお金というのは、決済機能・価値尺度機能・価値保存機能を有する3つの役割があるもの。

学校の教科書にも書いてあることで、生活の利便性のために生まれているものですね。

恥ずかしながら、中学校の公民シリーズでもこうした説明がなされています。

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中学で習う経済シリーズ第11弾です。貨幣の起源や役割についてまとめてみました。普段何気なく使っている貨幣ですが、いつどこ…

一般的には、物々交換のときに共通する貨幣があった方が楽チンで、現在は政府などの信頼によってその国の貨幣への信用も担保されているという状況・・・なわけですが、大学などでは貨幣の起源説について、いくつかの説を学ぶそう!

しかも今は物々交換からの発展はちょっと違うのでは?という話になっているそうです。

主にあるお金の起源説は以下の3つです。

①商品貨幣起源説

アリストテレス・アダム=スミス・ジュボンス・メンガー・ケインズ・マルクスetc.の説

貨幣がすでに存在する世界から貨幣のない世界を想像して構築された考え方。

いわゆる物々交換から貨幣が発生したきたと考える説で、ゆえに何かしらの価値のあるものを貨幣として用いたのが始まりとしています。(金・銀・米・麦etc.)

②信用貨幣起源説

イネス・ラスキンetc.の説。

原始的な生活を営む人々の暮らしを研究する文化人類学的視点から構築された考え方。

交換ではなく、贈与→貸し借りの世界が起源であり、貨幣は借りがあることの記録(負債の記帳)が始まりとしています。各文明などで代用貨幣としてタブレットやトークンが残っている点も証拠とされているそう。

③貨幣国定(表券貨幣)説

起源的には信用貨幣起源説だが、法的有効性の担保などの政府の政治的強制力がなければ貨幣は機能しないという考え方。

・・・ということで、いくつかの起源説はあるのですが、現在有力なのはなんと②の信用貨幣起源説

(教科書に書いてあることって古いんですね〜ほんとうに・・・)

ちなみにヤップ島という島で見つかった動かせないお金フェイなどもこの②の節を証拠づけるものとなっています。

朝日新聞GLOBE+

だれもが日常生活で当たり前のように使用しているお金だが、その起源はどこにあるのだろうか。お金の歴史を調べてみた。(山本大…

ちなみに、文化人類学的考察については以下の書籍なども参考になります。 世界最古の法典類などと呼ばれるハンムラビ法典にも、「ビールをツケで飲んだら収穫される大麦で返さなければならない」といった言葉があるそう!

基本的には、人から何かをもらったら何かを返す、借りたら返すが社会の信用の基となっているのが人類の歴史なのだなぁと痛感しました。

(個人的には、そうするとやっぱり有能な人は多くを人に与えられるけれど、そうじゃない人は借りる・もらうばかりで返済もできず信用もない・・・といったことになるなぁと。神がいれば神が人を作っていると思うのですが、個人の能力・環境etc.平等でないにもかかわらず、あくなき信用の歴史を作ってきた人類はちょっと悲しいイキモノだなって思ってしまいました・・・これは余談。共産主義的な発想に近いのかもしれません・・・)

国債を発行すれば問題は解決する?

日本や日本人に対する信用がどこまで通じるか

そんな貨幣の起源説のお話もあり、他にも国債のことやデジタル貨幣についてもお話がありました。

国債もMMT理論などが少し持ち上げられているところがありますが、日本銀行が貨幣を発行して国債を購入することは法律で禁止されているとのこと。

したがって、現行の状態で直接的に貨幣発行→借金返済というのは難しいそうです。

また、人類の金融史が負債の記録であるならば、お金を返す能力があると信頼されているからこそ、借金ができるわけです。

逆をいえば、もう返さないよ〜とか返す能力ないです〜ってなった存在は、借金をし続けることはできないというわけです。

それゆえ、借金を返そうという姿勢や政策は大事ということでもあるわけですね。

借金なんて返さなくて良いという開き直ってしまったときは、借金ができなくなる時でもあると理解しなければならないとのことでした。

また、中国がデジタル通貨の導入に積極的ですが、はっきり言って国民の管理のためとのことでした。

「ハッキングされないデジタル通貨を発行できることは可能なのか?」というこれまでできなかったことにトライするということもであるそうです。

東証のシステムについてのお話

信用とリスクをどうみるか?リスクはゼロにできるわけじゃない

最後に今回の東証のシステム障害についてもいろいろ教えてもらいました。

ITmedia NEWS

東京証券取引所(東証)で10月1日に発生したシステム障害を巡り、金融庁は東証への立ち入り検査を始めた。システム障害の発生…

リリースされていること以外が語られたわけではありませんが、日本取引所グループの方々は忸怩たる思いでいらっしゃるそうです

リスクはゼロにできるわけではないけれど、起こってしまったことに対しては申し訳ないという気持ちでいるとのことでした。

ユーロ ネクストの件もありましたが、東証の場合はほとんどの取引を担っており、多くの企業などに影響を及ぼすことがあって再起動は今回しなかったとのこと。

株主として、働いていらっしゃる方がプライドをもってお仕事されている点は大変心強く安心しました(笑)。

実はきんゆう女子。に参加するようになって投資するようになった企業さん。(その中でも安定して株価も右肩上がりのなんともたのもしい限りのJPXさんです。)

また、次回はいよいよ織田信長の登場とのことでワクワク。

ちょっと先なので、一ヶ月先まで負債論などしっかり読めると嬉しいなぁと思っています。

次回のレポートもどうぞ楽しみにしていただければ。

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