第13期ポーラ・オルビスホールディングス定時株主総会に行ってきた

株主総会
スポンサーリンク

さて、私事で仕事が変わったり、引っ越しをしたりと慌ただしく過ごしておりましたのでブログ更新も久しぶりなSayasayanです。

さて、引っ越しさえなければ旅行にでも行きたいなと思っていたのですが、なかなか思う通りにはいかず、仕方がないので株主総会でもと(笑)

私としては珍しく、華やか業種の化粧品企業さんのポーラ・オルビスホールディングスさんの株主総会に行ってきました。

前年と同じく、グランドプリンスホテル新高輪の飛天の間での開催

午後13時半からということで、のんびり品川方面へ。

今度から勤務地だけはこっちの方なので、雰囲気にだけは慣れておきたいけれど、田舎者はなかなか慣れませんね(笑)

それはさておき、盛りだくさんだった株主総会について事業報告等まとめてみました。

みなさまのご参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

報告事項や決議事項について

中国市場が読みにくい模様

鈴木郷史代表取締役社長の議事進行で進んだ第13期の株主総会。

思えば、参加は2回目で去年も行ってたなぁ〜と思い出しました。昨年同様の進行です。

我ながら、1年前の自分の幼さを思い出す・・・当時はまさか自分がワードプレスでブログ記事を書くことになるとは思っておりませんでした(笑)

POLA ORBISホールディングスの株主総会に行ってきました♪
POLA ORBISホールディングスの株主総会に行ってきました。

さて、今年は少し頑張ってみなさまの参考になる情報を。

最初に、監査報告があり、メインの事業報告等は20分程度ととてもまとまっておりました。

マクロな視点から言えば、消費マインドは軟調で中国などもゆるく成長中とのこと。

特に中国の免税店が好業績で、香港・タイ・台湾でのリンクルショットの海外展開はあたっているとのことでした。

すでに2017年のことですが、この商品が出たインパクトはやはり大きかった(それで株主になった)ですね。

次に、POLAと同じくらいブランドとして確立してきたオルビス(ORBIS)から展開している新たなスキンケアシリーズのオルビスユーシリーズが紹介されていました。

飲むトクホという「オルビス ディフェンセラ」という美容商品を2018年は推していたそうで、こちらも好調だそうです。

9つあるブランドの中で、POLAやORBIS以外だとTHREE・DECENCIAあたりが育成ブランドとして育ってきているとのことでした。

他方、不調なのがオーガニック系ブランドのJuriliqueとH2O+の2ブランド。

特に中国での全面展開を撤退し、2度目の特別損失が出ているJuriliqueはオーストラリアに拠点を移し、中国の方は規模縮小といった状態だそうです。

ブランドイメージがあまり確立しなかったのか、うまくいかずといったようです。

とはいえ、オーストラリアの方も観光客などの中国系の顧客が多いようで、一筋縄ではいかない中国経済圏(笑)

海外展開自体は、POLAなどのブランドはかなり浸透していて好調のようなので、Juriliqueの問題なのか・・・いずれにせよ、改善していきますとのことでした。

株主として嬉しいのは2019年は創業90周年ということで記念配当が出て、現状配当金は116円(予定)とのこと。

これは配当性向100.6パーセントとのことで、気合の入れ方が違うなぁと、株主には嬉しいお話などもありました。

盛りだくさんの質疑応答

ファンもたくさんいらっしゃるようでした

とにかく、質問に関しては時間の許す限り答えるという姿勢のポーラ・オルビスホールディングスさん。

正直、今年はすごく長かったかも・・・それでも進行自体は概ねスムーズに行われたのですが、途中で「質問はそろそろ・・・」みたいな話になったら、文句をおっしゃる株主さんもいて、株主総会あるあるかな、と。

どうしても年齢層は高めで女性も多かったですが、まだまだ株主総会は若年層が参加しない集まりといった印象でした。

それでもいろんな質問から得られる知見は興味深かったので、すべての質疑応答をここからダイジェストでお伝えします。

1人2つの質問まで、一応3分以内という制限つきでした。

質問内容等は私のカットの仕方や表現の仕方により分かりづらいところもあるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。

Q.POLAとORBISの事業の違いとは?

A.POLAは対面販売が主で、現在はサロン型展開。ORBISは32年目となるブランドで通販中心。データ分析から顧客への訴求を強化している。

Q.2020年以降の計画については?

A.100周年となる2029年までの長期ビジョンを策定中。

Q.POLAとORBISの連携をしたり顧客のデータ共有などはしないのか?

A.今は自主自律といった形で9つのブランドそれぞれに取り組んでいる。現状、データの共有化は予定していない。

Q.ポーラ・ザ・ビューティーのエステティシャンが毎年海外研修の話をするのだが、そのお金はどこから出ていると思っているのか?

A.社員のモチベーションをあげるためにやっているので設備投資などと同様の先行投資であると思っている。人材育成の必要経費と思っていただきたい。

Q.剰余金・有利子負債・キャッシュフローなどについて

A.有利子負債はゼロ、M&Aなども含めた設備投資に使っていく。

Q.物流関係や4Gから5Gへの移行などへの対策はどのように考えているのか?

A.物流に関しては、一部ではあるが宅配ボックスの設置を無料で実施したりしている。5Gの変化でマーケティングに変化はありそうで、動画などのプロモーションを強化中である。

Q.Juriliqueの特別損失一昨年もあったよね?Juriliqueは資本金も大きそうだけど大丈夫?

A.今後はプライオリティの高いところに絞っていく。新商品の投入も検討中。Juriliqueも系列会社が連結している状態。すべてが本元のポーラ・オルビスホールディングスの資本金というわけではない。

Q.Jurilique実際どうしていくの?オーストラリアも結局不調みたいだけど・・・

A.オーストラリアに集中する上で経営陣も刷新した。商品の一部がグレーマーケットに流れて不正に販売されていたのでそのあたりの対処もしている。今後豪州居住者に集中してカスタマーリレーションを検討中。

Q.株価あげてほしい。総会土産を廃止するところも多いがこういうときこそ優待やお土産もっと頑張ってほしい。

A.消費財メーカーとしてお土産の廃止は考えていない。使ってほしいと思っている。

Q.POLAのサロン、ポーラ・ザ・ビューティーの立地が悪い気がする。

A.住宅地に2000店、百貨店にも60店舗ほどあるが地方などには足りないと感じている。好立地出店を強化しているところである。

Q.社外取締役の小宮さんの成長戦略が知りたい。

A.(小宮さんより)効率的マーケティング×イノベーションが企業を成長させるので注目している。

ポーラ・オルビスホールディングスは、新しい取り組みは評価できる。海外事業は微妙だが今後オーストラリアには工場を新設したり経営陣の刷新もあり期待している。

Q.消費増税に対しての対策は?

A.前回の増税も前後3ヶ月でプラマイゼロで、今回はキャシュレスやポイント還元などで軽微か?と思っているが新商品投入などを考えている。

Q.ポーラ・ザ・ビューティーの接客が悪いのですが・・・

A.覆面調査などは実施している。技術教育も専門の部署を立ち上げやってきている。業務委託の美容部員さんは教育が行き届いていないところは改善していく。肌診断も最短4日で出るようになる(これまでは2週間かかった)ので、ぜひ試していただきたい。

Q.中国市場の貿易摩擦の影響は?

A.中国市場は好調なので引き続き、中国人女性の求めるものを追求していく。Q

Q.90周年記念サイトは売上に貢献している?何かイベントとかは?

A.現在、記念サイトでは想いを伝える動画をのせている。90周年記念ということで、2019年は新たな商品や特別プレゼントなども計画中である。

美容セミナーも興味深かったです

筋肉は美肌にも効く!?

さて、しっかりと時間をとった質疑応答のため、美容セミナーは15:40分から30分程度といった状況に。

さすがに多くの人が帰ってしまいましたが、頑張って最後まで残ってみました。

最後のビューティーセミナーは「感受性×サイエンス 美への挑戦」と題して、ポーラ・オルビスホールディングスの研究分野についてのお話でした。

色々衝撃でしたが、新素材開発や独創性ある研究についてお話が聞けてよかったです。

研究投資は前年より2倍、研究員も1.5倍と増やして国内外の研究機関と連携してシワ改善などの課題に取り組んでいるとのこと。

2019年はホワイトショットと呼ばれる新たな美白化粧品を推していくそうなのですが、これに使われている美白有効成分PDE-DPは、ポーラさんでも20年ぶりに医薬部外品の成分として認可されたものだそうです。

MIRC(マルチプルインテリジェンスリサーチセンター)に世界各地から情報収集してくるぶらぶら研究員を配置し、そこから実働部隊となるFRC(フロンティアリサーチセンター)で研究を推し進めるという形を今はとっているそう。

このぶらぶら研究員がかなりすごくて、MITメディアラボとの感情と肌との関係の研究を行ったり、宇宙×スキンケアといったことをS-Boosterというところも協働して未来のビジネスを模索したりといったことの先鞭をつけているとのこと。

従来のスキンケアの枠にとどまらず、他のものと掛け合わせることでイノベーションを促進していくとのことでした。

そして、現在、アウトドア×スキンケアの研究から森や農場にいる菌が美肌を作ることがわかってきていることや、フィットネス×スキンケアの研究から筋肉を持っていると美肌効果があることが実証されつつあることを知りました。

そう筋肉量の多い方はシミが少なかったり、筋肉からマイオネクチンと呼ばれる美肌に効果があるかもしれない成分が出ているなどの報告があって、とても興味深かったです。筋トレしたくなりました(笑)

総会お土産や会場の雰囲気etc.

最後のお見送りまで徹底されておりました

とにかく、盛りだくさんな株主総会でした。

リタイアして早く、いろんなところの株主総会とか行ってみたいものです(笑)(今日はその一歩ですかね。)

さて、すっ飛ばしましたが、決議事項はスムーズに承認されましたが、今後役員報酬が株価連動型になるとのことで、利益追求な感じが出ておりました。

喫茶コーナーで自社商品のお茶などが振る舞われており、比較的落ち着いた株主総会だったのではないかなと感じました。

記念配当や配当性向60%以上の維持、株主優待・総会お土産の維持などなど、株主思い?といった印象は十分に受けました。

ちなみにお土産は以下の通り。

 

高級化粧品ラインのB.Aとオルビスユーのトライアルキットでした。

まぁ、POLAはやはり高収益のようだし、優待も一つの経営戦略ですので否定するほどではないと思っている投資家ですが、もらって嬉しいアイテムかなと思います。

とにかく最後まで鈴木代表取締役がお見送りしてくださって、その姿勢がすごいなと思いました。

 

Follow me!

コメント

タイトルとURLをコピーしました