非正規雇用で年金がもらえない独身女性のためのiDeCo入門

NISA・iDeCo
Sayasayan
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最近何かと耳にするiDeCo(イデコ)。でも、なんだかすごく難しいそう。資産運用をする人って数字に強い人だけでしょ?なんて思っていませんか?実は、そんなことは一切ありません。多少不親切なところはありますが、厚生年金ももらえない非正規雇用者こそ、iDeCoなどの国の制度を使った資産形成が重要なんです!

 

※iDeCoについての情報は数多くあると思いますが、低収入で自分には関係ない・・・と思っているような非正規雇用で独身の女性に向けての記事です。以下そのつもりで読んでみてくださいませ。

そもそもiDeCo(イデコ)とは?

実は正社員ではない方が上限が多くなります

そもそも、iDeCo(イデコ)とは何か?というと、個人型確定拠出年金と呼ばれる国の制度です。

老後資金のための制度であり、年金代わりとよく言われておりますが、就職氷河期世代など非正規雇用が増えている今、まさに自分で作る年金といえるのではないでしょうか。

 

 

専用口座に月々設定した金額を60歳まで積み立てていくシステムで、金額は月々5000円〜。5000円以降は1000円単位で増やしていけるのですが、上限がその人の雇用形態(正確にいうと国民年金の第◯者被保険者にあたるか)などで決定します。

 

 

(今、どれだけ正社員サラリーマンが一般的でないかはおいておくとして)、企業年金等がある場合は月々の上限が2万3000円です。ここに男女差は存在しないので、正社員をされている方であれば、誰でも上限額まで掛金を積み立てを行うことができます。

 

 

女性の場合、正社員以外の雇用形態の方も多いと思います。

派遣社員や契約社員、はたまた業務委託といった形態も増えてきていますね。

まさに千差万別といえるのではないでしょうか。

 

 

このあたり、先ほどあげたように国民年金の加入状況によってiDeCoの上限金額が変わってきます。

派遣社員の場合は、

  • 厚生年金加入の第二被保険者→上限23,000円(企業型DCなどは除く。)
  • 国民年金加入の第一被保険者→上限68,000円(自営業に該当)

ということになります。

自営業というのが、経営者でも想定しているような金額設定ですよね・・・。

それゆえ、正社員よりもお給料が多くても掛け金を多くできるという不思議な状況が生まれています。

(同様に、契約社員やフリーランスの方も上限68,000円にあたることが多いですね。分かれ目は企業年金に入っているか否かです。自分の年金がどのような状況にあるかをぜひ確認してみてください。)

こんな例もありますので、参考にしてみてくださいね。

iDeCoの掛け金はいくらにすべき? <非正規雇用編>
非正規雇用の契約社員、派遣社員、自営業のケースについて、どんな人がどんな方法で老後資金を準備したらよいのか、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんにアドバイスいただきます。

あとは、注意が必要なこととして、自営業の方でいえば、iDeCoは付加的な「年金」扱いですので、国民年金基金などとの合算で検討しなければいけません。このあたりが、制度の複雑さを助長しているような気もします・・・。

節税効果が期待できるのがメリット

独身ならば、低所得でもわずかにメリットあり

なにはともかく、iDeCoの良いところは、とにかく節税ができること

ここでいう「節税ができる」=所得控除が受けられるということです。

低所得でも独身の方ではあれば、扶養控除などがないケースが多いでしょうから高所得者に比べると節税効果は薄いかもしれませんが、それでもやらないよりかはメリットがあるといえます。

 

ただ、口座開設にあたっては手数料がかかるので要注意です。

人によっては手数料負けしてしまう可能性もあります。

特に通常ネット証券などでは口座管理費用が無料だったりするので、微々たるものでも口座管理費用がかかることを考えると二の足を踏んでしまう人もいるかもしれませんね。

 

 

60歳まで基本的に拠出ができないので、これこそ余剰資金で行うのが基本かと。

私の場合は、資産が目減りしてもまぁ、掛け金程度なら配当金などでまかなえるか〜となったので、まさに余裕ができてからのスタートです。(こんなスタートの仕方をする人は多くないと思うので、決しておすすめではありません(笑))

 

 

あとは、基本的に解約はできないもの(絶対にできないわけではありません)なので、それを前提に始める必要があります。

投資信託などに掛け金を配分した場合、元本保証もありませんので、受け取る金額が目減りする可能性もあります。(受け取るときに控除も受けられますけどね。)

というわけで、大きく殖えるといった期待は持ちすぎないこともiDeCoをやるにあたっては重要かと思われます。

何より経済や投資の勉強になるのでおすすめ

おひとりさまリスクに向けて早めに準備を

ただ、男女問わず、20代からやっておいて損はない制度ではないでしょうか。

月々1万円からでも、節税になるし経済の勉強にもなるしで一石二鳥です。

iDeCoのメリットは、やはり経済や投資を自分の身近に考えられることだと思っています。

今やGPIFが年金を運用しているって聞いてもピンとこないけど、自分がやるとなったら、なんだかんだで投資先のこととか調べるのではないですか?

 

 

低所得だと節税効果という意味でもお得感は感じにくいかもしれませんが、強制的にお金を使わずに済みますし、節税にはつながりますから安心してください。

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私は稼ぎをあげるためのモチベーションにもしています。目指せ、上限68,000円です(笑)

もし、収入が途絶えることになっても、引き出す必要さえなければ一時休止すれば良いでしょう。運用自体は60歳まで継続されますし、再び開始することも可能です。(一時休止中は管理手数料がかかりますが、運用商品のスイッチングなどはできます。)

 

 

残念ながら、今後マネーリテラシーのない人間は生きづらい世の中になることが予想されます。資産運用については、少額からでいいからスタートしておいて損はないでしょう。

iDeCoならば、資産運用の一環で手間をかけずに行えますし、国の制度ということもあり、周囲に知られても危険度は低めです。

年金を自分で運用しているなんていうと、まだまだ角が立つことが多いので、隠れてこっそりが一番良いと思いますけどね。

 

 

それにね、投資に関していえば確かに「暴落が来たときに買えればいい」のですが、たいていの人はスタートもしておらず、「暴落が来ても買えない」のが現実です。

それならば、暴落はきてないけどその日が来たら買えたりできるように、少額から初めておくなんていうのも人生の選択肢を増やすのに有益ではないでしょうか。(別にリスキーな投資はする必要ないですけどね。)

 

 

ともかく、日本女性はライフステージによって環境が変わりやすく、一定のキャリアが積める人はごくわずかです。日本社会はキャリアの変更がしづらい上、保守的な職場では、女性は結婚したらやめるものと思われているところもまだまだあります。(このご時世に嘘だと思うでしょ?でも、あるんですよそういうところ。ウチは正社員は諦めないといけません(笑))

 

 

それゆえ、安定した資産運用もしづらい現実がありますが、最終的にはおひとりさまである可能性が高いのですから、嘆くよりかはできることをする、これに限ります。

幸いにして、不自由な部分もありますが、iDeCoは月々の拠出を5000円からに設定可能であり、掛け金の変更も年1回できます。上限満額は厳しいと思っても掛け金を引き下げて続けることもできるんです。

 

 

「周りは投資とか始めているけど何から始めたらいいか分からない・・・」とか「老後への準備をしたいけど何に手をつけたらいいの?」という方は、まずiDeCoへの加入を検討してみるのも一つの手かもしれません。

自分の状況に合わせて、資産形成の手段の一つにいかがでしょうか。

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