100万円や1000万円といった切りの良い数字の貯金の方法やロードマップは豊富にあるのに、その真ん中の500万円の貯金となると、参考になる情報が減ります。
では、どうやって500万円まで貯金をするのか?
そこで、具体的に500万円を貯める方法について検討してみたいと思います。
まずは100万円・300万円の壁を越える
300万円の延長線上で5年以内に目指せる
さて、500万円を貯めるとなった場合、いきなり500万円を目指そうということにはなりません。
そもそも、500万円を貯める道筋は、すでに100万円・300万円と貯金をしてきた延長線上にあるはずです。
100万円までは節約まででも対応可能といえます。
自然に貯まらなかったということは、おそらくお金の流れとして滞っているところがあるということです。
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さらに、その先の300万円については、収入を上げる工夫があるとなお良しというところですね。
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実際のところ、1年程度あれば100万円、プラスアルファ1.5年で200万円は到達可能です。つまり300万円はおよそ2.5年ほどで貯金可能ということになります。(月収10万円台で一人暮らしで家賃も払ってきて可能な範囲です。)
やることは、徹底した節約とわずかでも良いので本業以外の収入源を確保すること。
難しく考えることはなく、できるところからやればOK。
ただし、300万円から先はまた少し遠い道のりになります。
延長線上と言った通り、500万円=300万円+200万円ですから、300万円=100万円+200万円の応用で叶うところではあります。
つまり、4年ほどあれば500万円を貯蓄することは可能です。
ただ、同じようなことをやっていては、つまらないということもあるでしょう。
さらに、500万円だけにとどまらず、1000万円や1億円といった金額を目指すなら新たなことにチャレンジする必要性もあるかといえます。
そろそろ資産運用に眼差しを
生活防衛資金を確保してお金を殖やす練習へ
さて、300万円という金額は30代女性の平均年収ほど。
少なくとも1年働いただけの金額ですから、少しは自信になるのではないでしょうか。
生活防衛資金としても、安心感を持てる金額になりつつあるかと思います。
(このあたりは人によって感じ方が違うので一概にいえませんが、当座困ることはない金額といえそうです。)
安心感を得た上で、次に目指すべきはお金を殖やす練習です。
重要なのは、まず練習が必要であるということ。
お金を殖やすということは、お金が減るかもしれないリスクを背負うということ。
減るかもしれないリスクだけでなく、常に変動する金額に一喜一憂するかもしれないリスクも背負うことになります。
さまざまな情報が飛び交う中で、自分の身を守るスキルが必要になるかもしれません。
これらは、自分の性格などにもより、必ずしも万人にできることではないですが、低収入でも大きな資金を得られる機会の一つではあるので、チャレンジしてみても良いのではないでしょうか。
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あまり語られませんが、世界的に見ても、一般的な家庭で少額からお金をかけずに資産運用を開始できる国は多くはありません。
その意味では、日本に生まれてきたことは恵まれていると十分にいえます。
(日本という国で女性として生まれてきたことは微妙な部分もありますが(笑))
それでも、資産運用や投資について、男女差はほぼありませんのでその意味では試してみる価値ありといえるでしょう。
初心者向けの資産運用ことはじめ
投資だけが資産運用ではない!
ただ、勇み足になってもらいたくないのが、資産運用=投資ではないということ。
資産運用の一部が投資なので、投資は手段の一つであることを忘れないで取り組みたいところです。
預貯金ももちろん、資産運用の一部ですね。
だから資産運用というと、お金をどのように使っているかを改めて決めて、その一部を投資先に割り振って運用するといったイメージといえばいいでしょうか。
そして、金額は大きくなくて大丈夫ですし、比較的安全と呼ばれている手法に短期間お金を移してみるだけでもOKです。
私の場合は、金額=10万円、比較的安全な手法=ネットの定期預金、短期間=三ヶ月みたいな方法からスタートしました。
いきなり、株式を買ったりFXをやったりするのが資産運用と呼ぶのは少し怪しいですね。
運用なのですから、動かすことに力点が置かれているはずで、大金を失うことは本末転倒。
もちろん、よっぽどのことをしない限りお金は急に減ったりもしないですけどね。
ひとまず、初心者向けの金融商品も豊富にあるので、やってみたいものに取り組んでみるのがおすすめです。
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情報収集をしていけば、500万円までの道のりを時間をかけずに達成できるかもしれません。
ただし、すぐに稼げたりするわけではないので、こちらも目標までの期間は長めにとっておくと良いです。
いずれにしても、節約や収入を上げる工夫などで500万円までも夢ではありません。
時間はかかるかもしれませんが、ゆっくり着実に500万円を目指していきましょう。