暴落時が適切!?つみたてNISA開始に適切な環境とは?

コロナウイルスの影響で、相場が荒れ気味な昨今。

巷ではリセッションのタイミングだとか暴落だという声も聞こえます。

(感覚的にはこれを暴落と名付けると次に来たときなんとつければいいのか困るのでは?って思って暴落という言葉を使えない小心者Sayasayanです。)

これからつみたてNISAなどを始めよう!と思っていた人にはとても不安に感じることと思います。

普段や有用な情報ツールのはずのTwitterなどのSNSでも、いろんな声が聞こえるのでどの意見を信じたら良いのか?本当に初めて良いのかな?と疑心暗鬼になってしまいますよね。

(そういう感覚は一般的に「普通」の感覚ですので、大事にしていってくださいね。)

実際に、良いはじめ時=その人にとってよかったタイミングのことですよね。

それが分かるのは、実際セオリー通りにやり続けることができて、かなり時間が経ってからなので(どうなるかは神のみぞ知る)、ここだけでこっそり言うと「(暴落時の)今がはじめ時!」という声には注意深く検討してみてください。

もちろん、理由があっておっしゃっている方も多く、根拠のあるケースもあるのですが、初心者さんにとっては資金的にも精神的にも安定的に資産形成できるのが一番だと思うので、慎重なくらいでちょうどいいと思います。

今回は、一応暴落時と言われるときにつみたてNISAを始める一般的なメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

暴落時につみたてNISAを始めるメリット

投資信託の口数を多く購入できるのは魅力

やはり、暴落時を「株価などが本来の価値よりも低く見積もられているとき」と考えるならば、単純に投資信託の口数(くちすう)を多く購入できるのはメリットといえばメリットでしょうか。

いわゆる安く買えた状態にはなるので、ここから上昇に転じれば大きな利益になっていくと捉えることも可能です。

暴落時になったから、制度的に何か変更があるとか手数料が余計にかかるといったこともありませんし、買い時と思って購入するのも悪い選択ではないかもしれません。

何かを長期的に続けるためには、何らかの成功体験や継続意義が必要になってくるので、過去のものになっていいから、初期の段階で利益を得る感覚を持てそうなら、やる価値もあるかな?と思ったりも・・・。(今はズルズル下がるかもしれない可能性もあるので、なかなかいいづらいですが・・・)

また、以下の記事にもある通り、何度も下落を経験していても、淡々と積み立てていくことができるならば、最終的に利益が出る可能性は高いので、「今はじめ時かな?」と思えたならやってみるのも良いのではないでしょうか。

イオン銀行

また、少額であるうちはやはりプラスマイナスの振り幅が小さいので、下落していこうともそんなに額は大きくないのもいいところかもしれません。

積立投資はすぐに結果が出ないからこそ、焦らず始められる利点も心にとめておきたいところですね。

楽天証券

投信積立が向いているのはどんな人? 投信積立の意外な活用術を学ぼう!…

暴落時につみたてNISAを始めるデメリット

相場の上下動が激しいのでメンタルを試される

小さな金額から始めることになるとは言っても、1年間で上限40万円ですから、一般的な人からしてみれば、つみたてNISAの金額は少なくはない金額です。

月々頑張ってお仕事をしてもらえた給与がいきなり額面上で減ったら、メンタル的に一気にクールダウンしてしまう人もいるのではないでしょうか。

日々チェックしていれば、数字が変動するだけとはいえ、結構めまぐるしく動きますし。(特に最初は動きが感覚的にも分からないですし。)

もちろん、今回の下落がウイルスのせいということなら、20〜30年の間にさすがになんらかの解決策は生まれているでしょうから、「もう投資信託を買ったことすら忘れなさい、あとは自動積立にしてほおっておきなさい」と言ってもいいんですけれども。

なかなかそうはいきませんよねぇ・・・、動きに振り回されそうになる危険性は大きいと思うんですよね。

(出典:セゾン投信

暴落時のことが話題に上がることが多いですけれど、特に暴落とかしていなくても値動きは結構ありますからね。

狼狽売りを防ぐためには、あまり値動きが大きくない時の方がいい気がしますが、それもいつくるか分からないから悩ましいところです。

「少額投資制度」を上手に活用したいところ

いつ始めても良いけれどできればやめない工夫が必要

いずれにせよ、つみたてNISAのメリットは以下のような点でしょうか。

  1. 少額から始められる
  2. 含み益など非課税運用が可能
  3. ドル・コスト平均法によって継続的な積立投資で長期的にリターンを得られる

特に、3の視点はメリットとしてあげられることが多いのですが、いつ始めても良いけれど、「なにがあっても継続」が大前提。

あとは、以下の記事にもある通り、忘れているくらいがちょうどいいのかもしれません。

マネー現代

昨年は年末にかけて株価の急落が続きました。2018年はつみたてNISAが始まり、これをきっかけに積み立て投資をスタートし…

最後に、私もそれなりに年数だけは経っているので、相談されたりすることも増えました。

それ自体は嬉しいこともある反面、24時間365日一緒にいてあげたりできないし、その人のことをすべて知っている上でのアドバイスとかもできないので、なかなか人には資産運用を進めることはできません。

ご存知の方もいる通り、私はかつて大失敗もしているし、そもそも専門家ですらありません。

記事を読んでくれて嬉しいですが、これはあくまでも私見みたいなものですので、くれぐれもご参考までに。

それでも、一ついえることは、人間は、いろんな人やモノに影響を受けて物事を決定したりしなかったりするわけで、その中で自分で決めたことだから」という自己決定は大きな肯定感を生むとは思います。

いろんな意見を参考にして、自分にとっての良いはじめ時から資産形成をスタートしていただければと切に願うばかりです。

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