【書評】山崎俊輔著『共働き夫婦 お金の教科書』で考える我が家のお金の話

早いもので、あっという間に結婚1周年を迎えようとしているSayasayanです。
まさか、結婚するとは!子どもに恵まれるとは!!という思いが拭えず、未だに夢心地のような地に足のつかないふわふわとした生活をしております。

「なんか幸せすぎて怖いよぉ…」と時々涙するめんどくさい女ですw(ここは、相変わらずです。)
とは言いつつも、そろそろ世帯の家計や資産形成について考えなくては…と思うに至り、情報収集しております。

そんな中で出会ったのがこちらの書籍です。

山崎俊輔さんの著書、『共働き夫婦 お金の教科書』です。
夫婦のための教科書的な書籍はそれなりにあるのですが、具体的な記述も多くて学びが多かったので、どのあたりが良かったのかについてご紹介したいと思います。

特に生活費や貯蓄・投資用資金についての考え方について、とても参考になりました
これまで読んだ書籍の中で、一番腑に落ちたので、大いに参考にして、我が家の資産計画に役立てようと思っています!

夫婦共働き前提&死守が基本

我が家では希望がたたれましたw

とは言いつつ、この書籍のキモを述べると基本的には以下の通りです。

  1. 共働きを絶対的に死守
  2. そのために男性は家事育児分担(フリーランスになるのもアリ)
  3. 特に女性は正社員として産休・育休期間の恩恵を受けるべし(転職するべきではない)

我が家、終わりましたw
産休・育休で退職しちゃったし、そのために旦那様の一馬力状況に一時的になっちゃったし。

そもそも正社員だった時期は一度もないし、産休・育休の手当関連該当者じゃないですwww

いや、実によく分かるんですよ、分かります。
至極ごもっとも、これを実現するのがバラ色のセカンドライフに近づける道ってよく分かります。

ダブルインカムを死守するために、家事・育児も効率化したり夫婦で協力し合うのは大事です。
でもそれって、夫婦ともに恵まれた正社員という立場に立てた場合に限る、わけですよね。

結局のところ、今って働き続けるのも結構大変な人が多くて、正社員の道も楽じゃないし、子どもがいるとフルで働くとかってなかなか難しいこともある。

そこはそろそろ、正社員で働けなくてもどうやったらこの現代社会をサバイブできるのか?という視点も欲しいところですよね。
でもまぁ、ダブルインカムの最大化のために、男性も積極的に家のことをやろう!っていうのは納得でした。

経済的分担は金額ではなく割合重視

家計管理や資産運用どちらにも適応可能

さて、出鼻で気持ちが砕けてしまったところもありますが、読み進めてみて「これはいい!」って思ったことがいくつかりました。
特に心に響いたのは、生活費の負担や貯蓄(投資)額は夫婦の年収の割合に応じて拠出するという点。

例えば、夫婦の収入が夫:妻=55:45の場合、生活費も夫が55%、妻が45%負担するということ。
これは貯蓄や投資の金額と合算などでもよく、その辺は各夫婦で塩梅は考えれば良しというものでした。

我が家も家賃などの支出は夫、食費・地用品などの支出は妻といった分担なのですが、私の仕事復帰までは給与がなかったですし、少し負担が重いかも…と私が感じることもあって、めちゃくちゃ心に響いたんですよね。
(今は仕事復帰もしたので、生活費のバランスも改めて考え直したいところです。)

それと、投資などについては各々拠出額を設定しつつも、資産形成の大まかなラインだけ共有するのもアリというのも良いなと思いました。

我が家はともに投信ブロガーだったりして、長らく個人で資産形成していたので、お互いに自分のスタイルみたいなものがあります。
あんまり銘柄選定や購入タイミングなど、あれこれ言われたくない(と互いに思っているだろうなぁと感じ取ってこの1年あまり触れずにきた)ところがありまして…w

あまりきっちりしすぎず、投資に関してはある程度互いの裁量を確保した方が喧嘩もせずにいいかもな、と改めて思いました。

できる限りダブルインカム・ダブルインベストで

働けるだけ働いてお金を生み、投資に回せるだけ投資に回す

というわけで、セオリー度外視の我が家には、当てはまらないところもありましたが、基本は夫婦そろってなるべく働いて稼ぐ、貯蓄や投資にも上手に振り向けるという点に尽きるかな、と思います。

結局働き続けるためには、心身両方の健康も重要で、正社員を闇雲に目指すよりかは、複数の収入源を検討するとか、正社員にこだわりすぎないことも大事かと。

もちろん、機会があれば狙っていきたいところですがw、ひとまず夢を見ていないで、現実的にダブルインカムの(特に私の)インカムを少しでも大きくできるよう、頑張りたいと思います。

ブログでご紹介していきますので、どうぞゆる〜くご愛顧のほど、よろしくお願いします。

 

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