FP2級合格のための傾向と対策(不合格経験を踏まえて)

さて、2018年9月9日実施のファイナンシャルプランニング技能検定2級を受験してきました。(試験の解説については、金財のHP等で掲載されています。)

当日の夕方にはすでに公表されるものですので、多くの方が自己採点しています。

今回自己採点の結果、残念ながら不合格という結果に。

残念ですが、ある意味では納得の結果でしたので、今後のためにも気がついた点・良くなかった点などをまとめておきたいと思います。

教科書を読んだだけでは太刀打ちできない

3級と同じと思ったら大間違い!

まず、最初に学科を中心に言えること。

はっきり言っておきたいことといえば、3級とレベルが断然違う!

3級は、なんとなく教科書を読んで実技も一通り問題を解いておけばそれなりに解けたけれど、2級は考えさせる問題が多いです。

つまり「なんとなく覚えた知識」では歯が立たないということ。

いくら4択とはいえ、問題文中のどこがどのように間違っているのかが見抜けないと選択肢を誤る問題ばかりでしたね。

それと、正直なことを言うと・・・これ教科書に合ったっけ???」みたいな問題も散見されました。

細かいことも聞かれるので、市販されている問題集はあくまでも網羅的であると認識を改め、実践問題などを解きながら、分からないことは追加で調べるくらいのつもりでいないと痛い目を見る試験だったなと痛感しています。

対策としては、教科書は一通り目を通したら、多くの実践問題を解くことに注力すること。分からないところは、自分でも調べるつもりで!

ちなみに教科書はオーソドックスなもので十分かと思います。あれこれやるよりかは一冊しっかり読み込む方が大事!

資格試験などの勉強の基本ですね。

実技は計算機をかなり使う必要アリ

計算機の使い方をマスターしておきたいかも

そして、やはり一筋縄でいかなかったのが実技試験!

3級の時点では時間に余裕があったけれど、2級は90分間では足りない!と思える分量でした。

3級に比べて、断然計算機を使う機会が多いので、計算機の使い方には慣れておいた方がいいです。

普段仕事でよく使う人ならいざ知らず、まともに計算などしない人は手間取ると思います。

個人的に、生まれて初めてたくさん計算機を叩いた気がします(笑)

同じ数字を何度もかける時の電卓の使い方など、覚えておくと数段楽だったと思います。

より実践的に、FP業務を行うときに必要なことをやっている気分にはなりますが、計算はパターンが決まっていますので、これはやったかやってないかの差が出るところ

圧倒的に問題に当たっていなかったことを痛感する結果となりました。

実技用の問題も繰り返し解いて、対応ができるようにしておくべきですね。

計算機を駆使して時間を節約!便利な機能は使いたおそう!!問題はパターンが決まっているので、問題集や過去問で苦手なものを無くしておけば怖いものはなし!

ファイナンシャルプランナー試験合格(特にCFP試験)には最低限の電卓の使い方をマスターする必要があります。覚えることはた…

おすすめのテキストとしてはこちら。

 問題集については、FP協会よりも金財系で勉強しておいた方が後々のためにもなりそうです。より使える印象があります。(こういうのも本来であればしっかり下調べしてからやるものですよね・・・)

問題には慣れておくべし

過去問などは解説を活用すべし

とにかく、痛感したのは実践的な問題に慣れておくこと

FP2級になってグッとFPとして求められる素養が試験に問われていると感じます。

とはいえ、出題範囲は限られているため、応用が必要な問題は多くないですね。

実際に受けてみてよく分かりました・・・。

これから受験を検討している方は、必ず過去問をのぞくようにしてください。

昔のように本を買わないと見られないなんてことはなく、ネットでゴロゴロ問題は転がっているし、ちゃんと丁寧に解説まであります!

個人的にFP2級でおすすめなのが、目指せ一発合格!2級FP過去問解説の解説です。

解説部分も丁寧なので、学習の頼りになる感じです。こういうのを先に知っておけば受験料を無駄にしなくて済んだのに・・・って思ってしまいます(笑)

すでに公開されている問題をしっかりやりこむだけでも、合格に一歩近づけるのではないでしょうか。

過去問をやり込んで損はなし!ネット公開の問題でも良質な解説付き!!!

仕事と資格勉強の両立は思ったより難しい・・・

しっかりと時間を確保するのが大事

まぁ、個人的に今回の試験の敗因には、大きく2点あると思っています。

1つは、仕事で使うわけでもなく、知識として知っておきたい、人と話をするときに知識がないとカモられるかもしれないからなんとなくても理論武装しておきたいという、なんとも曖昧な動機で過ごしていたこと。

要するに必要性といった意味において曖昧なまま試験に臨んでいたということ

この点は、次の試験を受けるならばちゃんと考えておかないといけないなと思った点でした。

別に資格をとったからといって今の仕事に役立つかというと、微妙なんですよねぇ。

もちろん、お金の知識は知っておいて損はないと思いますが、「これ、覚えなければいけないこと???」みたいな内容もあり、FPとして仕事をしたい!といった強い動機でもなければなかなか合格は難しいかな?という印象でした。

もう一点は、社会人になって初めての資格勉強&受験でしたので、学生の頃に比べて圧倒的に勉強時間がないことを痛感。時間のやりくりするだけでも一苦労という印象です。

テストの雰囲気なんかも本当に久しぶりだったので、実際に受けてみた人の話を見聞きしておくと良いと思いました。

ちなみに、FPの試験は監督官の説明が開始されても、問題が配られるまでは書籍等でギリギリまで勉強できました。(といっても試験の10分少々前までですが)

少しの時間でも勉強したいという人は、問題配布まで頑張ることをおすすめします。

とにかく、FP2級試験は学科2時間、実技1.5時間の長丁場です。

それなりの勉強が必要ですし、闇雲にやっていては時間がもったいないです。私のような失敗をおかさないためにも、事前に学習計画や学習方法は考えておきましょう。

そしてなにより。

FP試験に合格して自分はどうしたいのか?をはっきりさせるべきだと思います。

FPとして活動をしていきたいのか、それとも今の仕事で活かしたいのか。

はたまた趣味程度のもので良いのか・・・etc.

自分の軸を持たずに、「ただなんとなく」では人生の時間を浪費してしまうのみです。

つまらぬ失敗談ですが、お役に立てれば幸いです。

FP2級はちゃんと目的をもって取り組むべき試験。一度しっかり目的を確認してみては?有意義な時間の使い方を!
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