最近、マイクロソフトが週休3日を導入するといったニュースで賑わっています。
外資企業ゆえにできることといった雰囲気だったり、大手だからとかあれこれありますけど、こういう取り組みは積極的に推奨されるべきだと思います。
とにかく、さまざまな企業でフレキシブルな働き方ができるようになると、日本の息苦しさとかも緩和されたりするのでは?って思うので、こうした流れは歓迎したいところです。
個人的には、民間企業でお仕事できる人だけの特権でもあり、自分には縁遠いことと思わなくもないですけど、すでに先駆けてセルフで週休3日を実施しておりますので、今日はそのメリットなどについてまとめてみたいと思います。
とにかく、低収入なことだけがネックの現在のお仕事ですが、週休3日は確かに良い面もあるので結構オススメです。
体と心の余裕が出てきました
ちょっぴり遊べる余裕も
まずは週休3日、つまりお勤めが週4日になったくらいでは死にません。
もちろん、贅沢ができたりするわけではありませんが、資産運用がある程度補ってくれるところがあるので、低収入ですが、自分一人が食べていく分くらいは確保できています。
生活するだけでいっぱいいっぱいだと、時間があったとしても遊べないといえますが、私の幸せの閾値は相当に低く、たまにカフェでお茶でもできればそれだけで十分。
どちらかというと、時間に余裕がない生活よりも今の方がずいぶんと遊ぶようにもなりました。
身体的な負荷が減って、精神的にも落ち着いたため、ちょっとした贅沢ができるくらいの余裕がもてるようになったので、行動力もあがったという感じです。
しかもかなり理想に近い形として、完全ではないとはいえ水曜日をお休みモードにできたため、(休)月火(休)木金(休)の理想的な週休3日になりました。
ということで空いている間は、読書をしたり、テレビドラマやアニメの一気見をしたり、ゴロゴロしたりとのんびり過ごしております。
どんなに給料が良いといっても毎日長時間労働だけはこの人生でやりたくなかったので、その意味ではかなり満足しています。
それに、週4日働くってなると必然的に集中せざるをえません。
生産性を上げるという意味では、ダラダラ働くよりは効率は良いように感じます。
人とはやはりスケジュールが合わない
意識の違いなども浮き彫りに・・・
とはいえ、まだまだ少数派の週休3日生活。
デメリットといえば、理解者があまりいないことかな〜。
でも、若いころから当たり前となっていることが腑に落ちなかったのですよね。
週5日勤めて当たり前といった感じが極めて気持ち悪いのですよ・・・(←社会不適合者の言い草(笑))
じゃあ独立自営でバリバリやる?っていうのにも触手が今のところ動かず。
でも、多様な生き方を認めようとか働き方にもバリエーションをっていうなら、そういうのを先駆けてやるしかないよな〜っていうのがあって。
やる人が増えないと、市民権を得られないですから、人と違って、フルタイムでもなくセミリタイアでもなく働くっていうのもアリにしていきたいです。
その時々の状況ややる気に合わせて、生活や働き方もダウンサイジングしていきたいのです。(時にアップサイジングもアリなんじゃないか、と。)
いつまで続くか知らんけどって話なので、生温かく見守ってください。
確かに、昇給などが必ずあって身分等が比較的保障されているサラリーマンの方などに比べれば収入は少ないし、社会的信用も低いけれど、それで困ることが果たしてあるのか?という話でもありますよね。
食うに困らなければさしてお金持ちになりたいと思っているわけではなく。
社会的信用が必要な要職にもついていませんし。
すでに金銭的価値以外に自分の価値があることは分かっているので、なんでも金銭的価値に置き換えがちな時代とは逆行する生き方かもしれないけれど、結構納得して過ごしています。
難を言えば、いわゆるセミリタイア・リタイア生活とも違うし、フルタイムで働いているわけでもないので人と予定が合わなかったり、意識の差が出たりといったところでしょうか。
想定範囲内のこととはいえ、その意味では寂しい時もありますね(笑)
まだまだ改善の余地アリ
まずは仕事のダウンシフト週休3日→週休4日へ?
世の中にFIREとかセミリタイアといった言葉も聞かれるようになりましたが、個人的に急に無職に突入したりすると振り幅が大きくてそれはそれで負担に感じそうと思っています。
漸次的に仕事を減らしていく方があまりいらっしゃらないようですが、誰もやらないなら、私がやるかな〜という意味でもただいま絶賛仕事のダウンシフト進行中です(笑)
完全に仕事をやめることはないでしょうし、本当に少しずつ年齢とかに合わせながらその時に見合う生活を作っていければなと思うばかりです。
こういうことができるのも、基本的には元気な家族や数少ない変わり者の私を受け入れてくれる友人・知人たち、そして生活を下支えしてくれている資産運用等のおかげです。
手放すことは時々必要で、いかに人生において重要なものが少なく、瑣末なことに煩わされているかを知る機会でもありますねぇ。
正直なところ、もう少しバリバリ働いても悪くないかな?という気持ちもないわけではないので、その意味では一度働き方のペースを落としてみたから分かったという意味でも価値があったと思っています。
週休4日にするかもしれないし、週休2日になるかもしれないし。
いずれにしても、枠にとらわれず社会と関わり合っていきたいものです。
本当は会社に守られつつ、こういう働き方ができるのが現状もっとも良いのでしょうが、大企業に就職できるような人材ではなかったし、仕方ないですね。
それよりも今できることを、自分にとって心地よい落とし所を見つけていくのが何よりも大事かな、と。
万人には全くおすすめしませんが、そういうさまざまな働き方もアリだっていう多様性を認める豊かな社会に少しでも寄与できれば。
大きな企業などから推進されて、週休3日が広くスタンダードになると良いのではないかな〜とほんのりと期待しております。