「投資をしていて、結婚した時に困ることは?」と聞かれたら、困るってほどではないけれど…「やっぱり名義変更は面倒」でしょうか、Sayasayanです。
氏名が変わるので、結婚すればどちらかがやらなくてはいけないこと。
最近は、金融機関における名義変更もネット上でできることが増えて、事前に心づもりをしておけば、面倒とまではいかないくらいにはなってきました。
ただ、私、やらかしておりまして、この年末に気がついたことがありました。
iDeCo(個人型確定拠出年金)の氏名変更と住所変更してない…
なぜ気がついたか、ずばり転送で控除書類が届いたから…w
夫のものはすでに届いているのに、なぜ私のは来ないのだろうか?と思っていたら…案の定です。
郵便屋さんありがとう、名前まで変わっているのに、無事に届けてくれて…(涙)
あやうく、確定申告で必要となる書類が
ということで、みなさまにiDeCoの変更はちゃんとやりましょうね、というお話しをお伝えしておこうと思います。
私は楽天証券ユーザーなので、楽天証券での手続き方法をご紹介しますね。
ちゃんとやっている人が大半でしょうが、私のようなやらかしをしないように、ご参考になれば幸いです。
証券会社上の変更だけではNG!?
国民年金基金連合会への連絡が必要です
まず、iDeCoは証券会社を通じてやっているのだから、証券会社の氏名変更・住所変更すれば問題ないのでは?という声があるかと思います。
私も最初はそう思っていました。
しかし、iDeCoは年金の一種で管轄は国民年金基金連合会が担っています。
(ここから、控除書類などが届きます。)
したがって、証券会社の氏名・住所変更以外にiDeCo用に届出をする必要があります。
でも、やり方はそんなに難しくありません。
ただ、ネット完結はしないので、少々時間などがかかります。
まずは専用の証券会社のHPから必要書類の申請を行います。
楽天証券については以下のページからです。・
手続き自体は楽天証券を通じて行う
必要書類を請求し、返送すればOK
iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者として手続きは楽天証券に必要書類を送るまでで完了します。
書類に不備がなければ、あとは国民年金基金連合会に通知がいき、諸手続きが完了すれば、楽天証券上でも変更が反映されることになります。
氏名変更・住所変更の場合は以下のような書類が届くので、同封されていた封筒に入れて終了となります。
返送しなければいけない書類は以下の2種類です。
- 加入者等指名・住所変更届
- 本人確認書類のコピーなど
変更届は書き方の書類も同封してくれているので、分かりやすいです。
必要なところに記載をすればOKです。
あとは変更事項を確認できる本人確認書類を添付するだけとなります。
どの本人確認書類を利用するかによって表裏両方いる場合と、表面だけで良い場合などが分かれています。
こちらもカラーで説明書が入っているので迷うことはないかと思います。
ちなみに本人確認書類の台紙も入っていますので、台紙に貼って提出となります。
必要となるものは本人確認書類くらいですが、書類には基礎年金番号を書く欄があるので、確認できる状態にしておくと戸惑わずに済みます。
書類が揃ったら、返送用封筒に入れてポストに入れれば、加入者がすることは終わりです。
手続き自体は簡単なので、とにかく忘れずに!と念を押していきたいと思います。
手続きのし忘れにはご注意を!
年末に届く確定申告に必要な書類が届かない可能性も…
なぜかといえば、やはり年末に控除証明書類が届かない可能性が出てくるからです。
日頃生活していて、困るということはほとんどないかと思うので、なおのこと注意してくださいね。
あとは、楽天証券経由で手続きは進んでいきますが、経由するところがいくつかあるので、すべての手続きが終了して楽天証券に情報が反映するまで約1ヶ月ほどかかります。
意外と時間がかかるので、確実に書類を受け取りたい人は早めに手続きが吉です。
とにかく、みなさんは私みたいなヒヤリハッとがないように、お手続きは余裕をもって取り組んでいただければ、と思います。