インデックス投資家と名乗るほどのことはしていませんが、インデックス投資を続けているのは事実なので、少し投資家らしい記事を寄稿しておくことにします。
インデックス投資家さんは、合理的な考えをお持ちの方が多いので、詳しい商品紹介やつみたてNISAやiDeCoといった制度についてもネット上で優良な記事が投稿されているのでぜひそちらを読んでいただければと思います。
私は自由人で、人間らしく生きたいと思っているので、それが資産運用と呼ばれる利益を最大化すべき分野であっても「自分の好きなように」やりたいので、投信比率などは資産の中では少なめです。
でも、そんな私がインデックス投資を始め、現在でも続けている理由についてまとめてみました。
正直、インデックス投資しか方法がなかった
少額からできる投資=インデックス投資
2018年10月現在、投資歴は6年目に入りました。
当時は一般NISAが普及し始めるとのことで、その前に少しは始めておこうという小心者の考えから投資をスタートさせました。
投資を始めるということで、複数の選択肢があったわけですが・・・
いや、「選択肢なんかありませんでした」。
そもそも、投資に回せる資金なんてほんの数万円でしたし、今ほどに金融資産が多かったわけではありません。
何より、リスクをとりすぎれば、リスク許容度も分からないままで退場といったことも考えられました。
(今は、1日でかなりの金額が動いてもそんなこともあるだろうな〜という気持ちでいられます。)
少額投資で始めるからこそ失敗できないのですよねぇ。
資産運用というのは、広げる方法はわりと限られています。
さまざまな金融商品を購入してみるか、もう一つは、デイトレードするかスイングトレードするか、中長期かといったスタンスを変えるか。
とにかく、マイナスになることはできるだけ避けたく、少額でもできる金融商品。
私の場合、結論:インデックスファンド(指数に連動する投資信託)への投資となっただけのことでした。
手軽に海外に投資できる手段
個別株とかすぐに分からないから
とはいえ、インデックスファンドへの投資が消極的な理由だけに起因するものだったわけではありません。
昔から海外への憧れが強かった私は、資産運用の面でも投資するに値する海外へ資金を投じたいと思っていました。(日本が嫌いってわけではないですよ(笑))
ただ、いきなり海外に投資するとなったときに、個別株とか買うのか???となったわけです。
そもそも、海外への投資となったときに円で投資することになるので、為替などが気になってしまいました。
円高のときにやればいいと分かっていても、それを待つ根性もなく、為替による価格変動についてどうしたら良いのか分からなかったです。
それゆえ、為替ヘッジを気にせずにできるインデックスファンドは、投資初心者にとってとてもやりとりしやすい金融商品だなと改めて思ったわけです。
手軽に海外に投資もできて、個別株のように研究しなくても良いというのは、投資へのハードルを確実に下げてくれました。
それゆえ、細く長く続けられているのです。
始めやすくやめやすい
つみたてNISAもiDeCoもツールの一つ
そして、資産運用を開始して以来、日経平均の上下動などを経験しつつも基本的に右肩上がりが続いてきました。
でも、これは運が良かっただけであって、今後もこのような状況が続くとは思っていません。
投資を始めた当時も、続けられるかどうかなんてさっぱりわかりませんでした。
なにせ、自分のリスク許容度すら分からなかったですからね。
ただし、資産運用におけるリスク許容度を理解するというのは、ある程度資金を入金して、ボラティリティ(=価格の変動性のこと)への耐性を知るわけですから、個人差もあるしですぐには分からないものなんですよね。
それゆえ、当初は向いていないと分かったらすぐにやめたいと思っていました。
その意味では、少額でできて換金性もほどほど(やめたければそのときの値段売ってしまえば良い)なインデックスファンドを始めやすかったです。
今は、つみたてNISAとかiDeCoとか便利な国の制度があるので、さらに資産運用を始めやすくなっていますが、制度は制度。
こちらもうまく使えるなら活用すれば良いのでは?と思います。
その意味ではつみたてNISAの方がペナルティーもなくて、これから始める人にはつみたてNISAの方から始めると良いのでは?と思っています。
若い後輩ちゃんへのアドバイスでもつみたてNISAの方を推してみました♪
資産運用に関する二大制度となっているのが、iDeCoとつみたてNISAです。 「資産運用をしている。」というと、「どうやってやったらいいの?」とかあれこれ聞かれることが多いもの。 特に多いのは、「iDeCoとつみたてNISAとど[…]
もちろん、考え方は人それぞれ。
とにかく、資産運用に関しては就職などと違い、人に迷惑をかけずにやめられるものだということは忘れずにいたいところです。
資産運用はできる範囲でやれば良い
人間が不合理な生き物だから寄り道したっていい
私は、根っからの感性派で数字は苦手。
しかも、楽しいことしか続かないし、仕事もお金より自分がやりたいと思えるかどうかが重要。
そんな人間ですので、インデックスファンドへの投資からスタートした資産運用も、あれこれと寄り道をしてきました。
株式も購入したし、仮想通貨を扱ったことも。
最近は外国株式に興味があって、ついに勉強用にインドの銀行HDB(米国ADR株)を購入しちゃいました。
勉強はまだまだこれからですが、保有してみることで見えてくるものもあると思っています。
こんな感じで、考えた上で投資はしていますけどね。
最近特に気になるインド株。まとまった資金ができたこともあり、海外への興味が再燃してきたこともありますが、実は結構前からインド自体は気になっていたのです。 とはいえ、経済成長率云々とか難しいことは分からないのですが・・・ 数字には[…]
おそらく、インデックス投資を軸としてやっていくのは変わらないけれど、これが絶対とも思っていません。
人間らしさを忘れたくなくて、不合理な選択をしたくなるので思うがまま資産はいろんなものに分散しています。
資産運用自体が、人生を楽しく生きるための手段なのであって振り回されるものではないですからね。
できる範囲でやるだけのこと、と常に言い聞かせています。
インデックス投資だから儲かるとか安全だというわけではありません。
でも、世の中のことを知るために、投資は有効な手段でもあります。
情報も自然と入ってくるし、そうした情報にアクセスしようとするものです。
世の中のことを学ぶ手段としても、インデックス投資は私個人の人生の彩りになっています。
これだから、インデックス投資はやめられないです(笑)