投資初心者にとって、投資信託が金融商品としておすすめされていることがあります。
実際、投資信託はコストとなる売買手数料や信託報酬などが低コストと言われており、経済指数に連動するインデックスファンドへの投資であれば、資産を減らしにくいということで人気があります。
しかし、業界の中でも競争が激しいので、投資初心者には数ある投資信託の中から、自分に適したものを選ぶのはかなり難しいといえます。
そこで、投資信託をどのように選んだら良いかやポイントとなる専門用語について解説してみました。
みなさまの参考になれば幸いです。
まずは信用できるところから情報収集
証券会社の情報提供も盛んです
はっきりいうと、投資信託を選ぶ際に「自分で納得できている」ならば何をどれだけ購入しても良いというのが結論です。
もちろん、インデックス投資寄りな人間からして、大きく儲けようとか思っているわけではないので、比較的安全な投資方法なら教えることはできるかな?と思いますが、誰もがそれを求めているわけではないですものね。
投資は自己責任って重い言葉に思われるかもしれないけれど、(相場から退出することになっても)自分で許容できる範囲であれば、自由にやっていいのが投資であり、資産運用なのですから。
お金が目減りすることが怖いって人も多いのかもしれませんが、少し気楽に投資してもいいのでは?(ただし、来たるインフレや社会保障費の増大に比べれば個人における少額での投資は大したことないと思っている筆者個人の価値観ですので、あしからず(笑))
いずれにしても、初心者にとっては、せっかくの投資ですから、投資する対象となる金融商品には何らかの決め手といったものが欲しいところ。
その気持ちはわかります、なんとなくとはいえ、何かないと不安ですものね。
そんな時、よく「人が言ってるからと決めるな」というお声があるのですが、私は鵜呑みにさえしなければ別に誰かが言ってるからでも良いのでは?と思うのであります。
(いいですか、よく聞いてください。著者は超がつくほどのちゃらんぽらん投資家です。真面目な人は絶対に鵜呑みにしてはいけませんよ!)
何せ今は、情報へのアクセスもしやすくなって良質な記事とかも沢山出ています。
著名な人たちの考え方とかにも無料でアクセスできるのですから、良い時代になったものです。
※本記事は2014年3月24日に公開したものです。 先日(3月21日)、両国国技館で行われた「ネットで投信フォーラムin…
「投資信託」は銘柄選定も売買タイミングもプロにお任せで簡単。初心者にはもってこいの金融商品だ。でも、アナタの投資信託の選…
枚挙にいとまがないくらいですね。
初心者さんへの投資のハードルは本当に低くなりつつあるのではないでしょうか。
具体的なおすすめファンドも参考になる
選定理由をしっかり読みましょう
そして、初心者心理としては、「これに投資しなさい」って言われたいものだったり・・・
少なくとも私はそうでした(笑)
(これを読んでいるみなさんは健全な投資家であってくださいね。)
こうすればいいって言われるのって分かりやすくて気持ち良いですよね、勇気もらえるし。
そもそも、最初に資産運用を開始したときはこの書籍を読んで、素直に紹介されている投信買いましたからね。
今はもう古いので、これを読んで買ったりしないでくださいね、良い投信が新しく出てきてますし。
でも、当時はこんなに具体的にファンド名が挙がっていて、しかもちゃんと8本については選定理由が書かれていたことに感動しました。
この選定理由っていうところが、初心者にとっては心強い部分なのですよね。
いきなり、投資信託の中身とかを分析するのって難しいので、どうしてこれがおすすめなのか?というのが明確に説明されていると安心できます。
(いいですか、それを鵜呑みにしていいのかどうかは自分で考えてくださいね・・・。私のようにあうっかりすぐ買ってしまってはいけないのです・・・!)
選定理由といえば、SBI証券のiDeCoセレクトプランなんかも、選ばれている投信の理由が説明されているので、初心者にとっては参考になる資料かと思われます。
投信ブロガーが良い投資信託を選ぶFOY2018などのランキングも便利ですね。
その時々の流行りなどもわかり、投信仲間と一緒に投資をしているんだ〜って気持ちにもなれます(笑)
自分でチェックするとき役立つ専門用語
金融リテラシーはあった方が安心
とはいえ、自分で納得して投資をするには、ある程度最初からでも知っておいた方が良いことはあるといえばあるように思われます。
(何度もいいます、私のように雰囲気でいいかも〜ってうっかり投資を始めると後から、困ったことが起きたりするものなのです、普通。そうでなくても何も分からずビビりまくることもあるやもしれないのです。・・・まぁ、私はそんなこと今のところ経験していないのですけども・・・)
例えば、投資をする際には、「倒産しなさそうな証券会社を選びましょう。」という声を見かけますが、投資信託だっていつ繰上償還されるかは分かりません。
投資信託における繰上償還は、いわゆる運用益が少なかったりして十分な運用ができなかった場合などに起こります。
目標を達成できた場合でも起きるので必ずしも悪いこととはいえないのですけどね。
いずれにせよ、繰上償還が悪い意味で起こる場合は運用益が少ない時が多いですので、十分な資金が集まらなかった時ということです。
その意味では、注目度が高くて資金が集まっていて長く運用されているような投資信託がひとまず安心して投資できそうな対象となってきますね。
専門用語はおいおい学んでいけば良いとは思うのですが、ちょっとしたことは最初から学んでおくと、慌てなくて良いかもしれません。
(そんな自分はやり始めてから学びました、大丈夫ですそんな人もいます。)
SMBC日興證券さんの用語一覧とか知っておきたい投資信託の用語by乙女の財布あたりは初心者向きで一読しておくと良いですよ。
そのうち、分からない用語が出てくると思うので、そうしたら用語検索とかをしたらさらに深く学べることでしょう。
投資信託への投資というのは、誰にでもチャレンジできることです。
今や、100円から投資信託を購入できる時代、いくらお金がないと言っても100円もない人は少ないと信じたいところ。
したがって、ちょっとだけ慎重に、でも気軽に取り組んでも良いものなんだけどなと思って今日の記事は書いてみました。
無理強いじゃないから、気軽に流してくださいね。あくまでの参考になれば、幸いです。