イスラエルのテバファーマスーティカルインダストリーズ(TEVA)を購入検討してみた

投資の本質の一つとして、これから伸びていきそうなところに資金を投入するといったことが挙げられます。

儲ける云々も大事ではあるんですけど、お金を適切に配分したいので、必要だというところに回したいものです。

今後大きな経済成長が見込める国として、人口増加やベンチャー企業が多いイスラエルは注目している場所の一つです。

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何事もやってみないと分かりませんので、大手企業から投資を開始してみたいな〜と。

今回は、大手製薬会社テバファーマスーティカルインダストリーズ(TEVA)を購入検討してみました。

テバファーマスーティカルインダストリーズ(TEVA)とは?

世界最大級の製薬会社の一つです

テバ・ファーマシューティカル・インダストリーズは、イスラエルの製薬会社です。

さまざまなジェネリック医薬品(=後発医薬品)を開発したり製造したりしている企業ですね。

ただし、特許が切れたりしたため正直業績的には不安定。

配当金も出ていませんし、2018年8月頃にはバフェット銘柄ということで注目を浴びたようですが、売買を不得意とする個人には手が出しづらい企業ですね。

おすすめ!みたいな話では全くないなぁ・・・と調べつつ思いました。

ただ、先進国が新薬開発を牛耳っている中、頑張っているのは間違いないです。

ヘルスケア事業は常々気になるところですが、無配当だしなぁ・・・(実はここが一番のネック)。

おそらく、米国株や他の先進諸国のヘルスケア企業を購入するのが旨味があるかな、と。

ちなみに完全なる余談ですが、イスラエル大使館のゆるキャラ「シャロウムちゃん」が可愛くて恐れおののいております(笑)

(出典:TEVA Group Japan

ETFの構成要素にもなっています

ETF購入ができるのはいつのことやら

すでにiSharesのMSCIイスラエルETFの筆頭企業としても知られるテバ・ファーマシューティカル・インダストリーズ。

2017年9月時点で、20パーセント超えているとは・・・、まぁ暴落があって比率も下がったかと思いますが、かなりのウェートを占めていることが分かりますね。

(出典:https://online.capitalcube.com)

ただし、暴落を受けてからは株価の推移も鈍いといえば鈍いですし、何よりも情報が取りにくいので今後どうなるかは???といった模様。

国力や将来性については悪くないと思いますが、米国株や英国株など他にも優良なヘルスケア事業を手掛ける企業は多いので、無理をして投資する対象にはなりにくいかもしれません。

配当金は出ないですので、売買で利益を出すとなれば、より一層入金力も必要となり、宝くじ的に購入するわけでないなら、同金額で他の企業の方が安定している分、初心者向けですかね。

製薬系のポテンシャルは気になるところ

ジェネリック医薬品と新薬研究の境目

とはいえ、今回色々調べて思ったのはジェネリック医薬品を手掛けるインドやイスラエルなどの将来はかなりあるのではないかな?ということ。

理系特化で教育された優秀な人材が製薬研究してくれるわけですから、グローバルに世の中の役に立ちそうですよね(笑)

それに製薬の研究開発という意味では、新薬研究は確かに先進国がリードしているものの、境界線は少しずつなくなってきている模様。

とはいえ、テバは株価暴落の後、大量に人材解雇したりしているので先行きの不透明感満載。

何より、M&Aによって成長してきたことから、ライザップ的な雰囲気も感じます・・・

しかも、テバの場合はかなりお金に糸目をつけずやってきていて、果たして収集がつくのか?という疑問も。

優秀な人材がいればいいってわけでもなく、ハード面もしっかり整わないと企業の成長ってないのですね。

                                    イスラエルは今日一日、ゼネストでした。空港は時限…

いずれにせよどうなっていくのは気になりますし、長期投資で少しずつ雪だるまを作っていきたい人間として今後も見守っていきたいです。

というわけで、保有は少し保留とすることにしますが、マクロな視点から行くと、イスラエルの経済成長は期待できるところなのでは?と思う昨今です。

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