JPXマネースクール2019のレポート第三弾です。
第一弾と第二弾については以下の通り。
夜の部メインの講演会とトークセッション、いずれも多くの方がいらしていて大盛況でした。
さて、お久しぶりのお出かけ記録にウキウキのSayasayanです。 今回は、JPXマネースクール2019の2日目にお邪魔してきました。 JPX(東京証券取引所)×プレジデントウーマン×きんゆう女子。のコラボレーション企画というこ[…]
2019年10月8日(火)に開催されました、JPXマネースクール2019に参加してきました。 2日の夜のメインイベントは、FPの高山一恵さんによる講演です。 250名定員の会場でしたが、女性達でいっぱいでちょっとした驚きも。 […]
投資初心者にとって投資の入り口を分かりやすく説明してくれるので、はじめてさんにとっては学びの多い機会だったのではないかな、と思います。
また、すでに投資をはじめている人間にとっても、いままで触れることがなかった新しいサービスを知る機会もあってとても勉強になりました。
Fintechの事情は毎日大きく変わっていますので、それを追って上手に使っていきたいものです。
今回は、ブース出展していた企業さんのご紹介etc.を中心にしていきたいと思います。
既存のサービスもアップデートしているようなので、定期的に情報を手にするのって本当に大事だと思います。
金融街”兜町”&フィンテック体験参加企業
数が多くなかったのでじっくりお話を聞けました
JPXマネースクール2019では、今回以下の6社さんが参加されていました。
このうち、兜LIVE!は金融街である日本橋・兜町周辺のコミュニティーサイト。
金融街として知られる兜町や茅場町の成長と発展のためにさまざまなイベントを開催しています。
情報発信はいろんな形でやっていて、Facebookの情報発信が結構手厚い感じの印象です。
日本各地の蔵元さんをお呼びして開催している利き酒会など、大人なサークルといった雰囲気で楽しいイベント目白押しな感じがしました。
すでに会員登録しているのですけれど、会員登録するとコミュニティースペース併設のCAFE SALVADOR BUSINESS SALONの利用券をプレゼントされていました。
それ以外だと、ポイント投資のSTOCK POINT、ロボアドバイザーのTHEO、おつり投資のトラノコ、貯金アプリのfinbee、少額で米国株etc.に投資できちゃうアプリ専用の証券会社OneTapBUYと少数でしたが、バラエティー豊かな感じで勉強になりました。
また、初心者向けであったのと、フィンテック体験を行う会場は講演会場と少し離れていたので思っていた以上に人は少なく、それぞれのブースでゆっくりお話聞くことができました。
こういう時は、他の方々がとらない行動をとると良い結果になることもありますね。
さまざまな企業ブースのトピックス
THEOのお金の健康診断が興味深かったです
それぞれのブースをしっかり回って、ちょこっとずつお話を聞いてきました。
特に詳しくお話を聞いたのは、STOCK POINTさんとTHEOさんとOne Tap BUYさん。
そのうちまず、STOCK POINTさんとTHEOさんについて。
STOCK POINTさんは、いわゆるポイント投資の先駆け企業さんです。
いろんなポイントを投資に活用できるというのがウリで、身近なところでいえばローソンなどで貯まるPontaポイントを活用できる点。
実は、仮想通貨にも投資できるというのが面白いところだなって思いました。
少しポイントを移行させたりしなければいけないのが面倒ですが、現金いらずで純粋にポイントだけで投資できるのは大きな魅力。
何より、ちょっと値動きの大きい金融商品に投資できるとあって、「投資好き」さんには嬉しいサービスかな?と感じました。
日本株指数ブル3倍といった商品、他のところではなかなか投資できないかな、と。
この株式銘柄に純粋なポイント投資できるのがSTOCK POINTさんの良さといえるでしょうか。
眠っているポイントを有効活用できるというのと、ポイントを使ってやるから少しレバレッジをきかせた投資をやってもいいかも?と思わせる効果は大きいなと感じました。
次にTHEOさんのブースについて。
THEOさんは、ロボットアドバイザーの企業さんですね。
テオという名前は、かの有名な画家ゴッホの弟で、ゴッホが存命中には生活の支援をしたり、ゴッホが亡くなった後は彼の絵を売ったりということで献身的な姿勢で知られる人の名前。
そういった個人の人生のサポーターとしての願いを込めてこの名前がつけられているようです。
今回はお金の健康診断というのを実際にやっていらして、私も体験させていただきました。
診断自体はHPなどでも無料でできるので、気になる方はやってみてはいかがでしょうか。
(質問は30問くらいあるかなと思いますが、そんなに難しいものはないので数分で終わります。)
サービスとしては診断結果をもとに、お金のプロがチャットで相談にのってくれるというもの。
そういう意味では、迷える子羊には嬉しいサービスですね。
私の結果は、以下のような形になりました。
個人的な結果としては、家賃や保険料などは同年代より低く、資産も多め。
問題といえば、やはり同年代よりも年収が低いことくらい?
というわけで、通常ならばチャットでの相談&アドバイスになるのですが、ちょうど中の人がいらしたので直接質問。
「年収上げるにはどうしたらいいですか?」
・・・結果はあまり有用な見解はいただけず・・・。
(ご対応自体はとても丁寧でしたので、サービスは良質なものだと思います。ただ私がやっかいな女だっただけです。保険も最適化していてiDeCoもNISAもやっててあと何を・・・って話でした。もちろん、給与をあげるためのアドバイスはここでいうプロの範疇ではないことは重々承知しています。)
ということで、個人的には今は必要ないかな〜というサービスでしたが、誰かの助言がほしいという人には便利なサービスだなって思いました。
直接的にFPさんに相談するのって勇気もいるし、ハードルも高めだし。
顔の見えないチャットだからこそ、相談できるってケースも少なからずありそうです。
(HPをのぞくと中の人は紹介されているのですが、フェイスtoフェイスじゃないのはいいのかな、と。)
各社のサービスが精神的なハードルを低く設定しているので、投資などへの参入障壁は本当に低くなってきているなという印象をもちました。
One Tap BUYは新たなサービスが充実
年末年始には新たなサービスも・・・?
そして、一番最後に伺ったOne Tap BUYさんは、6つのブースの中でもかなりイケイケな印象を受けたサービスです。
現在、ソフトバンクグループの一角を形成していることもあり、サービスが開始された2016年よりも内容がとても充実したように見受けられました。
単純に、口座開設+株式購入(最低購入金額1000円)で、PayPayグフトカード1000円分のキャンペーンも太っ腹という感じです。
3タップで株を売買できる証券取引アプリPayPay証券。PayPay証券は日本株・米国株銘柄・投資信託を1,000円から…
twitter界隈でも使っていらっしゃる方が多い印象でしたので、身近に使っている人がいるので来ました的な雰囲気でいきましたら、いろんなお話聞けました。
まだ、公開できないそうですが、年末年始あたりにはあっと驚くような発表がある模様です。
何かは聞けませんでしたが、Yahoo!経済圏のようなものができあがっているような感じでしょうか。
楽天経済圏も気になりますが、ソフトバンクグループのサービスをなんだかんだ結構使っているので、こちらの経済圏が統一感を持ってくるなら使ってみたいな〜と思っていたりもします。
それはさておき、現在のOne Tap BUYについては、米国株40銘柄、日本株104銘柄と取り扱う銘柄も増えていて、興味深かったです。
株数というよりは、1000円単位での取引というのがシンプルで分かりやすく、アプリだけで完結できるのが便利といった印象でした。
気軽にできるということと、いわゆる値嵩株と呼ばれる個人投資家が手を出しづらい株価が高いものを厳選して買えるようになっているので、人によっては使い分けをしているとのこと。
操作も直感的にできるし、企業のCEOが保有株だと表示されたりして、なんとなく見ていて楽しくなる工夫なんかもあるのかなとデモ画面を見ながら思いました。
お土産には、One Tap BUYの口座開設方法やロボ貯機能が記載された書籍をいただきました。
単純なことなのかもしれませんが、やはり資金力といろんなチャレンジができる環境は活気がある職場を生み出すのかな〜と感じですね。
正直、少しアプリ専用とはいえ口座をこれ以上増やすのは考えてしまいますが、今後も新たなサービスが登場するようなので期待したいなと思った次第です。
とにかく、全体としていろんなFintech事情を知ることができて勉強になりました。
規模的にも回りやすくて、東証開催も非日常感があり、楽しかったです。
来年もご縁があれば行きたいな〜と思ったJPXマネースクールなのでした。