【書評】自分の人生をゲーム化!JUNZO著『人生ドラクエ化マニュアル』

自分の人生は1度きりのもの。

そして、その人生をどのように生きるかを決めるのは、やはり自分自身

せっかくならば、ドキドキワクワク、ドラクエのような楽しいゲームのように生きませんか?というのがこの書籍の主題です。

今回は、そんなJUNZO著『人生ドラクエ化マニュアル』をご紹介します。

ゲームの本質は、「目的・ルール・敵」の3つ

一見煩わしい敵がなくして、ゲームはつまらなくなっちゃうよね?というお話です。

自分の人生を楽しんで生きるために参考になる本の一端をご紹介します。

一度きりの人生を楽しむために

DIE WITH ZEROに似た熱く生きたい人向け

簡単にいうと、人生をリアルゲームと捉えて、攻略していくようにどんどん自分のやってみたいことをやってみよう!という内容になっています。

スティーヴ・ジョブスやマザー・テレサなど、歴史上の人物とその名言もゲームチックに紹介していて、とっつきやすい内容の本だな、と思いました。

歴史上の偉人のストーリーや身近な方の例などが入っていて、いわゆる具体例によって分かりやすいのも良いところだなと思います。

ちなみに著者の武勇伝ストーリーは公式ホームページの方で読めるそうです。

最後にQ&Aがついていますが、人生が深刻な問題に直面している時ほどゲーム化として俯瞰してみることで誤った判断を避けるといった意味合いのところが興味深かったです。

確かに、人生詰んだ・・・と思うと視野狭窄に陥って良い結果をうまないことってよくありますからね。

個人的にはDIE WITH ZEROに近い雰囲気を感じました。

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目的思考との強い、生きている実感を味わいたい方向けという印象です。

人生には敵が自動生成される

敵はやがて協力者(味方や協力者)に変わっていく

あとは、いわゆるドリームキラーと呼ばれる存在や自分のモチベーションといったものを敵ととらえ、楽しいゲームのためには敵は必要不可欠!とその攻略法のヒントが解かれています。

いろんなパターンがありますが、究極的には「無視」という手段も!

モチベーションについては、目標が大きすぎるとやる気を失うので小分けにするなど、いわゆるスモールステップのやり方を紹介しています。

まぁ、人生において最初は敵だった存在が、やがて味方に変わっていってくれたり・・・と協力者を作っていくというのはまさにゲームの世界ですよね。

いろんな敵に打ち勝っていく方法や、一度設定した夢がうまくいかなければどんどん変えていけばよいといった、自分の道を行く!という強さは、ゲームと捉えるからこそなせるワザなのかもしれません。

「死」と向き合って「生」が浮上するがポイント

自分の人生のコントローラーを握れるのは自分だけ

個人的に特に良いな、と思ったのは「死」と向き合って「生」が浮上するという言葉。

ある意味逆算?的なことなのかもしれませんが、何かをなしたいと思っているのなら、人生は結構短いので会社などに縛られずにやるべし!ということですね。

また、日々の仕事でもルーティンになりがちなものでも目的意識を持って、時にゲームのように考えるとドキドキワクワクして人生楽しめるよ♪ということを教えてくれているのだと思います。

また個人的にいただけないな、と思ったのは、あとがきに書いてあるのですが、平凡な家庭をもってそれで終わりの人生でいいの?みたいな表現のあたりでしょうか。

そういうことを書いた方が盛り上がるのでしょうが、実際にその平凡な家庭を築くみたいなことってかなりハードルが高いご時世なので、そういった幸せを選ぶ人も全然アリでむしろ尊いんじゃないかな?って思ったりします。

そうはいいつつ、こういう自己啓発本の良さって気分が落ち込んだときに、自分の人生を投げ出さずにまた頑張ろう!と思うサプリ的要素だったりすると思うんです。

エッセンスとしてとてもよくまとまっていて、今の私には響きました。(私は人生においてやってみたいこと今そんなにないですが。)

ちょっと辛いことがあって、それをポジティブに変換できないときなどがある方におすすめです。

ぜひ手にとって具体例など参考になさってみてくださいね。

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