とりあえず、資産管理に目覚めたSayasayanです。
目覚めた経緯は、具体的に資産形成のために必要なことをセミナーで学んだので、素直にやってみようという流れからです。
さてさて、時間があればイベント・セミナーに参加しているSayasayanです。 最近、外を出歩くのは億劫な寒さで、新型ウイルスなどで外出を控える方も多いところ、知的好奇心に負けて勉強会に参加してきてしまいました・・・(笑) 今回[…]
竹川さんのご助言の通りに、資産形成の3ステップを着実に実行しております。
資産形成の3ステップとは、以下の3つのステップを順番に行うことで無理なく、今の自分に合わせて老後資金の準備などをしていくために大事なこと。
- 将来受け取るお金の整理
- 家計管理
- 自分で退職金・老後資金を作る
この3ステップを行うと、将来のためのお金に日々惑わされずに過ごせるということですね。
というわけで、1.将来受け取るお金の整理ということで、ねんきんネットに登録して資産額を出してみました。
さて、あまり自分の人生において決めつけすぎるのもよくないと思うところがあるSayasayanです。 人生にはいろんな選択肢がありますし、今や何があってもおかしくない時代。 計画通りにいくことが楽しい人もいれば、そうではない人生を[…]
本当にわざわざ出すほどの年金はもらえない身分なのですが、金額を確認できたのは良かったです。
何事もやってみないと分かりませんからね。
さて、その次は2.家計管理ということで、家計のバランスシートを作りましょうとのことでした。
バランスシートといえば、企業の貸借対照表が思い浮かびますが、家計版もやってみるとより視野を広くもてて良いかもしれません。
ということで、どうしようもない私の事例を含みつつ、家計のバランスシートの作り方をご紹介します。
家計のバランスシートの作り方
便利なシートは数多くあります(面倒な人はアプリで(笑))
家計のバランスシートですので、企業の簡略版で良いとのこと。
貸借対照表と聞くと、なんだか難しく感じるかもしれませんが、家計の場合はそんなに難しく考えなくてOK。
実例は以下のような感じなので、自分で書き出すだけでもそんなに難しくない感じです。
(出典:フャイナンシャルフィールド)
バランスシートは、主に資産の部・負債の部・純資産の部の3つに分かれています。
資産=負債+純資産なので、左側も右側も合計すると金額は必ず同じ数字になるようになっています。
単純に資産・負債・純資産だけでも最初はいいかも、一応資産と負債はそれぞれ流動資産(負債)・固定資産(負債)に分かれます。
流動・固定の違いは、短期・長期とみても良いかもしれないですね。
- 流動資産はすぐに手元におけるお金、固定資産は時間はかかるけれど手元におけるお金。
- 流動負債はすぐに支払うお金、固定負債は時間をかけて支払うお金。
ちなみに、わざわざ細かい項目を自分で設定するのが面倒くさいという方には、既存のシートを使っても良いと思います。
今はとっても便利な時代で、いろんなところにシートがあるので、数字を書き入れるだけでできます。
いろんなところにツールはあるのですが、やはり他のシートも豊富にあるので、日本FP協会のシートが使いやすいのでは?と思います。
特に、FPにならなくてもFP相談しなくても無料でシートの類はダウンロードして使えますので、こころおきなく好きなように使ってみてくださいね。
さらに、自分で数字を入れて計算するのも面倒・・・ということなら、これは文明の利器にご登場いただきましょう。
マネーフォワードMEの有料会員ならば、自動で以下のお見本のようにバランスシートを出してくれます。
(出典:マネーフォワードME)
債務超過なんかもすぐ出ますので、分かりやすいようですよ〜。
有料会員のハードルはなんとなく私には高いですが、夫婦で資産形成をされている方々なんかは有料版を利用されている印象が強いですね。
とても便利なようですので、利用の検討の余地はあるかと思います。
Sayasayanのつまらないバランスシート
数字よりも何よりも(人によっては)面白くない人生が浮かびました
さて、私はマネーフォワードMEの有料版は考えておらず・・・ってなぜかといえばそこまで要らないからなんですよね・・・。
実際は細かくやりましたし、数字も出したりしましたが、ざっくりと結果をいえば以下のようになりました。
iDeCoとか多少の保険もあるので、完全に固定資産が0ってわけでもないし・・・
クレジットカードの支払いなどは多少あるので、このどうしようもない思考と弱い精神と朽ちる肉体に、多少の人間関係とか流動・固定負債もなくはないのですが・・・
いや、ここまでなにものも持たない人間だと可視化されるとは(笑)
数字よりも愕然とすることがわかりましたね。
まぁ、持たざる者と持てる者の差が出るといいますが、土地なし・家なし・車なし・・・でも借金もなし、あらためて身軽さを視覚的に確認しました。
過去のものなら、奨学金の返済などあったから、そのあたりをどうするか?など考えることがあったかもしれません。
とりあえず、個人的にはバランスシートを見て家計管理というほどの管理は今のところ必要ないのを確認したというところでしょうか。
バランスシートを作ったらどうする?
一般的な方は「家計管理」に活用してくださいね
多くの方は、私のようなバランスシートになることは少ないでしょうから、バランスシートを作ったらぜひ家計管理に活用してくださいね。
基本的には、バランスシートを作ってできることは主に2つですね。
- 資産を増やす方法を考える。
- 負債を減らす方法を考える。
負債が多いならば、負債を減らすべく資産から負債返済に回すなどの方策を立てる必要があります。
私の知り合いなんかは、複数のローンをまとめて負債額自体を減らしたりしていました。
もちろん、一時的な負債はいわゆるレバレッジをかけた資産形成に必要なことですので、負債=悪とは言い切れないところがあります。
とはいえ、身の丈にそぐわない負債は持たないようにしなければ、とも思うので、定期的にバランスシートは確認したいところですね。
またバランスシートをよりよくしたい人は、マイスコアという家計診断サイトを利用する手もあります。
各項目に数値を入れていくだけで、上述のようにバランスシートを採点してくれます。
あくまでの数値を目安ですが、点数が出てくるとなんとなく安心感をもてたり、頑張ろう!って思えたり(点数主義の教育の弊害かもしれないけれど(笑))するので、気になる方はぜひ活用してみてくださいね。