結婚するとやっぱり家計管理ってより真剣に考えなければいけないなぁと思う今日この頃のSayasayanです。
書籍なども読んで勉強はしていますが、リアルだと本の通りにはいかないことばかりですねw
早いもので、あっという間に結婚1周年を迎えようとしているSayasayanです。 まさか、結婚するとは!子どもに恵まれるとは!!という思いが拭えず、未だに夢心地のような地に足のつかないふわふわとした生活をしております。 「なんか幸せ[…]
しかも昨今、物価高も伴って、子育て世代としてミルクやオムツ代など必要なものの値段の高さが身に染みます…。
教育費だけでなく、子どもにかかるお金もどの程度かけてよいものやら、本当に悩みのタネです。
そんな悩みに対するヒントを得るために、2022年11月16日(水)に開催された「第五回 家計簿の夕べ」に参加してきました!
家計簿の夕べとは、家計簿アプリサービスを展開する企業さんが中心となった家計簿普及促進委員会(マネーフォワード、Zaim、マネーツリー、スマートアイデア、婦人之友社、ときわ総合サービス〈順不同〉)が主催する催しです。
2022年11月16日水曜18時より、5回目の「家計簿の夕べ」が行われます。値上げが止まらないなか、家計簿で自衛を考える…
会場は、茅場町駅にほど近いFinGATE KAYABA。
今回はオンライン・オフライン同時のハイブリッド形式でした。
大きなスクリーンも用意されており、今年は大学の先生による講演会もあって、ちょっと大学の講義に参加するような雰囲気でした。
基調講演:物価高対応をはじめとする家計管理を巡る最近の話題
大学の授業実践などについてもお話し伺えました
基調講演は、神戸女子大学家政学部 ガンガ伸子教授にる物価高に対する家計管理のコツや大学での授業実践などについてでした。
最近は、高校の家庭科で金融教育が入っているため、大学に入ってくる時点で基礎的なことは身についている子も多い模様。
大学の授業では、1ヶ月自分の家計簿をつけることで、家計の見直しや自分の将来に向けての資金計画、親への感謝など多方面に学生が学びを得ていることなどのお話しを聞きました。
やっぱり、家計簿はつけてみることで新たな発見がある、とのことでした。
また、物価高に対して家計を管理するポイントとして、以下の3点が挙げられていました。
- やはり固定費(携帯電話の契約や保険etc.)の見直しは健全な家計管理に有効。
- 食費の節約からいえば、カロリー単価を考慮したり、国産のもの・旬のものを取り入れるのが良い。
- 家族(世帯)の規模効果(=家族の人数が多ければ、1人あたりの食費などは低くなる)を頭に入れておく。
当たり前といえば当たり前なのですが、やはり効果がある手段はやらないと損だな、という印象を持ちました。
ちなみに、カロリー単価とは、100kcalを得るためにある食材でいくらくらいかかるのか?を数値化したもので、日本ではお米が優等生とのこと。
まぁ、お米や小麦粉が筆頭にあがってくるので、栄養の偏りなどは防ぐ必要があるとのことでした。
今は、コストプッシュ型の物価高でもあるので、なるべく国産のものを購入することで対応できる部分も。
あとは、家族の人数が多ければ、1人あたりの食費等生活コストは低く抑えられるというのは、一人暮らしよりも外食だけでなく、内食・中食部分もお惣菜とかUberEatsなどを使わず、自炊などでコストを抑えるため、とのことでした。
基本的なことを押さえて、Financial Well-beingを目指せますよ、ということで希望的なお話しでした。
家計管理に関するパネルディスカッション
家計簿の良さを再確認しました
後半戦は、家計簿アプリの会社さんや紙の家計簿を発行している会社さんの家計簿にまつわるエピソードなどをざっくばらんに話すパネルディスカッションでした。
第5回ということもあり、和気藹々とした雰囲気の中、家計簿をつける良さについてが話題の中心に。
- お金の使い方から自分の価値観を知ることができる。
- 家計簿をつけることで物価高の内訳も正しく把握できる。
- キャッシュレス決済など見えづらいお金の出入りもきちんと把握できる。
子どもにかけるお金についても、何を重視するのか、周りに流されずに決めることで後悔が少ないとのことでした。
興味深かったのは、家計簿をつけている人たちは、「食費よりも実は電気代やガス代が高くなっている」といった物価高と一括りされがちなところもきちんと何にお金がかかっているのか?を把握できているお話。
マネーフォワードのアンケートから、物価高の実体と利用者の体感がリンクしていることが分かります。
値上げで困ったのは「光熱費」「ガソリン、灯油」「食料品(加工食品、調味料)」の3項目株式会社マネーフォワード(本社:東京…
また、キャッシュレス決済などの弊害?としては、家計簿アプリだと自動で取り込んでしまうので、二重記帳になってしまう危険性があるというのも、言われてなるほどな〜と思った点でした。
対策としては、引き落としされた時に支出を決定させるか(現金主義)、支払いが発生した時に支出を決定させるか(発生主義)をしっかりと決めておくことで防げるとのことでした。
いずれにしても、自分から能動的に取り組むことが家計簿管理を制するコツだな、と改めて感じられました。
家計簿アプリユーザーさんとの意見交換会
家計簿アプリを利用すると今も将来も明るい!?
最後は、実際に家計簿アプリを使っているという20代男性のリアル体験談についてお話伺いました。
印象的だったのは、「家計簿をつけ始めた一番の動機は?」という質問に対して、「将来の不安」という単語を口にしていたこと。
周囲の方々の20代にそんなこと思わなかったな〜っていう声との対比もあって、世相を映しているなとより強く思いました。
また、お金についての勉強もYouTubeがメインとのこと。
家計簿もゲーム感覚で、気になることがあればもう少し深掘りしてみる、といった学び方をしているそうです。
わりと切羽詰まって家計簿つけているというより、お金についても客観的にとらえているといった印象でした。
マネーフォワードMEの代表取締役社長の瀧さんがおっしゃっていましたが、「お金のことってどうしても主観的になってしまうけれど、家計簿をつけることで客観視できる」というのもとても重要な視点かもしれないと思いました。
我が家は家計簿についてまだまだ改善の余地ありなのですが、改めて家計簿の重要性を体感したイベントでした。
また、過去の参加レポートもありますので、みなさんのご参考になれば幸いです。
もうすぐ12月になりそうな勢いの昨今。 個人的におひとりさまではなく、おふたりさまになろうとしており、今後の家計管理や資産形成を考え直さなければと思っている昨今です。 そこで今回は家計簿普及促進委員会(マネーフォワード、Zaim、マ[…]
先日、2019年11月20日(水)に開催された第2回家計簿の夕べというイベントに参加してきました。 [blogcard url=https://www.tokiwa-ss.co.jp/journal/news/post-30.html[…]
2019年11月20日(水)に開催された第2回家計簿の夕べ、2部構成になっておりました。 日本証券業協会さんの講演が先にあって、後半が家計簿普及協会×きんゆう女子。のパネルディスカッションでした。 後半部分については、以下の記事[…]