どうも、子どもがいてもたまには平日夜にお出かけしたいSayasayanです。
ありがたいことに、旦那様に子どもをまかせて、平日夜にお勉強会に参加してきました。
いつもお世話になっているきんゆう女子。さんの特別女子会。
財務省さんをゲストに迎えての個人向け国債のワークショップ会♪
きんゆう女子。についてはこちらの記事をご参考までに。
最近思うのは、金融のことや経済のことを勉強したいな・・・と思った時、「結局どこで勉強したら良いの?」という問題に直面するということです。 かつてほどではないにしろ、銀行や証券会社のセミナーに行くと、特定の金融商品を紹介されたりします。[…]
今回はOMCメンバーと呼ばれるすでに投資をしている女性たちが多く、ワークメインでしたが結構学びがありました。
個人向け国債が気になる方、金融商品としてどうなの?という方の参考になれば幸いです。

そもそも個人向け国債とは?
国が発行する日本債券、元本割れしない金融商品
そもそも、個人向け国債とは何か?
詳しく知りたい方は、財務省の個人向け国債についてサイトを参考にすると良いかと思います。
結構動画やマンガなど充実している印象です。
そもそも国債は日本という国が発行する債券です。
債券とは、資金を借り入れする際に発行される有価証券で、借用証書でもあるもの。
国の借金の申し出に賛同した投資家が国債を購入することで、国にお金が入る仕組みなので、「国債=国の借金」と捉えられるものですね。
国は国債を発行して、投資家からお金を集め、それを使って公共事業をしたり、国債の返済にあてたり…と国の財政へと投入します。
投資家側からすれば、満期までお金を国に貸している状態で、満期まで持つと額面として元本+利子が支払われる金融商品ということになります。
最低の金利保証があって、元本割れしないというのが大きなメリットですが、世界中の国が発行する債券に比べると、利回りが低いといったデメリットもあり、あまり一般的になじみはないような…
ただ、国債全体のうち、1.09%は個人がもっていて、そのうち20代が16%、30代が13%…と個人向けでとらえると世代的には分散して国債が保有されているようです。
日本をはじめさまざまな国が発行している国債だが、詳しく知らない人も多いのではないだろうか。国債の仕組みや特徴について見て…
かつて、滝川クリステルさんが大量の国債を保有しているという話もあり、手堅い投資先みたいな印象も強まりましたね。
ちなみに、現在は固定3年・固定5円・変動10年の3種類が発行されています。
個人向け国債のメリット・デメリット
良くも悪くも国の信頼と強く結びついている金融商品
個人向け国債のワークでは、国債が他の金融商品とどのように位置づけが違うのか?といったワークなどを行いました。
結構人によって、何にリスクを感じるか?みたいなものは千差万別で驚きもあり。
仮想通貨やFXなども経験があると、リスクを低く感じる人もいたりと、身近さも人によって異なるといった点が興味深かったです。
投資経験ありの方が多かったので、国債の利回りの低さはちょっと残念に思う人が多かった印象でした。
個人向け国債のメリットとしては以下のような視点が声として多かったです。
- 元本保証があって元本割れしない。(最低金利0.05%が保証されている。)
- 1万円から購入できるし、毎月発行されているので基本いつでも購入可。
- 中途換金も可能でネット上で手続きできる。
安全性の高さがウリの日本国債なので、預貯金のペイオフ対象とは別だから、1000万円超えた分とかを国債とかにしとくはアリ?とか、
相続・譲渡も1万円からできるというのもいままで知らなかったので、子どもなどがいる場合は資産の一部を国債に振り分けておくのもいいかも?
といった話も出て面白かったです。
デメリットとしては以下のようなものがあがりました。
- 利回りが低いので、債券なら他の国がいいかも?
- 半年は資金拘束されるので、資産を動かなさくていい人向けじゃないかな。
- 国債=国の借金だし、国債買っても借金返すのに使われちゃうと思うと保有する魅力が…
結果として、利回りがもう少し改善して、日本や財務省さんへの信頼などが高まると保有しても良いかな、という雰囲気がありました。
期待感があまりないと、やはり金融商品を買いたいと思うことはないという声が多かったですね。
国債を保有した際のシミュレーションもできる
自分にとって最適なポートフォリオの一角にもってこい?

ということで、資産形成期の多かった今回の参加者では、個人向け国債は老後に向けて安全資産に振り向けていくときの選択肢になるかも、という感じでした。
ちなみに個人向け国債を保有した場合のリターンなどはHPにてシミュレーションできます。
今は、インフレに備えてリターンの高い金融商品が全面に出ており、その点では個人向け国債の魅力は薄いかも。
ただし、逆に安全な円資産の保有の仕方の情報って少ないので、個人向け国債ってその選択肢の一つになるのかも、などと話が盛り上がりました。
いずれにしても、賢く資産形成したいものだな、といろんな人の資産配分などを聞いて勉強になりました。