資産運用における個別株投資のデメリット

資産運用には、預貯金をはじめさまざまな金融商品が検討されるべきです。

そもそも資産を作ることから必要という人もいることでしょう。

そんな中、資産運用=株式投資やFXといった雰囲気があり、いきなり個別株を買い求める個人投資家さんも多い印象です。

実際のところ、私もはじめて買った金融商品の一つが株式なのですが、投資を始めようと決意してから数ヶ月の期間があります。

資産運用に対してネガティブなイメージを持つ人は少なくありません。

特に個別株投資には否定的な人も多いのですが、それには個別株投資のデメリットが存在するからです。

もちろん、個別株投資だからこそ享受できるメリットもあります。

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しかし、すべてのものは一長一短。

良い面も悪い面もあるのが当然ですので、個別株投資をやる前に一度デメリットにも目を向けてみてくださいね。

株価の値動きが気になってしまう

リスクに対する耐性なども人それぞれ

株式投資は、基本的にリスクとリターンの関係がかなり明確です。

大きなリターンを求めて投資をすればそれだけ不確実性は高まります。

個別株だけではないですが、金融商品を購入することには、以下の3つのリスクが主に想定されますね。

  • 株価変動リスク
  • 倒産性リスク
  • 流動性リスク

詳しくは以下のような記事にも記載されていますが、ごく普通に生活する上で気になるのはやはり株価の変動でしょうか。

株式投資には大きく株価変動リスクと倒産リスク、流動性リスクの3つのリスクがあります。こうしたリスクに適切に対処していくこ…

個別株はどうしても日々取引されていますし、相場の影響も受けやすいので株価の上下動が激しい金融商品です。

それを面白いと感じたり、その差を利用して稼ぐ人もいるのですが、初心者さんや中長期の投資を検討する人にとっては辛いと感じることもあるかもしれません。

人によっては数百円かもしれないし、数千円かもしれないですが、少額のマイナスが気になることは往々にしてあります。

1日に何度も相場をチェックしてしまったり、本業の仕事が手につかなくなってしまったり。

リスク耐性が分かる、もしくは慣れていくまでに投資のことが頭の中でかなりのウエートを占めるのはよくある話です。

株価が常に動いて、資金が増えるばかりではないので向いていない人は本当に向いていない世界です。

これらのリスクとどう向き合うか?が試されてしまうのが個別株のデメリットといえるでしょう。

情報に振り回されてしまう

人の意見に惑わされない勉強も必要

そして、個別株に限らず投資を始めたら経済の知識はあった方が良いです。

日々勉強することで、リスク許容度を広げることもできます。

今は、SNS等で優良な情報が手に入る時代です。

無料で公開されている情報だけでも山ほどありますし、個別株投資はやっている人が多いので、いろんな参考になる意見が得られます。

ただ、それゆえに情報量が多く玉石混交な情報を精査することになります。

初心者にとってはかなりハードルの高いことといえるでしょう。

自分で情報を収集して自分で判断しなければならないというのが、個別株投資にはあります。

したがって、どんな情報を信じれば良いのか?、誰の意見が正しいのか?など考え込んでしまって人の意見に振り回されてしまうこともあるやもしれません。

投資は自己責任で行わなければいけないため、精神的に疲れてしまうこともあります。

このあたり、常に勉強し続けなければいけないといった部分もあるので、初心者が闇雲にやっても難しいと言われる所以でしょうかね。

まずは、振り回されない程度に始めるといったことが必要ともいえるでしょう。

必ずしも儲かるわけではない

結果が分かるのはいつになるか分からない

また、意外と見落とされがちなのが、投資成績等については、必ずしも儲かるわけではないということ。

利確するまでは利益とはいえない等いろんな意見がありますし、投資結果は最終的に自分が死ぬ時にわかるといった程度ではないでしょうか。

なんだかんだ、個別株投資を始めてしまうとなかなかやめることができなくなるもの

(もちろん、一切手を引いても良いし、途中で小休止することも可能なのですが・・・)

長いお付き合いになること必須ですので、結果については最初から求めすぎるべきではないでしょう。

世の中にはデイトレなどで成功している方もいらっしゃいますし、投資スタイルによるとは思うのですが、資産がプラスになったりマイナスになったりするのが投資です。

少し気長に過ごすことが投資については重要なのかもしれません。

周囲の人たちと考え方が合わなくなる?

投資の話などはなかなかできないかも

最後に、個人的に一番困ったのが資産運用を開始するとものの見方が変わるということ。

単なる労働者でもありかつ資本家にもなるので、普段の生活から見るものというか、見方が変わったりします。

職場が保守的なところだと投資に対して嫌悪感を抱いている人も多いので話なんてできない(私はそんな雰囲気のところで仕事しています。)ことも多いです。

なんだか息苦しくなってしまうこともあるやもしれません。

個人的に資本家の観点を持つことができてよかったと思っていますが、トータル的な話であってすべてがすべて良かったというわけではありません。

何事も一長一短ですが、労働者としてそのあたりを隠して生きていかないといけないのはちょっと辛い時も正直あります(笑)

今は、SNSも発達して仲間を見つけたりしやすいのでありがたいな〜と思うばかりです。

完全に同意してほしいとかそんなことではなく、普通にお話しができるっていうのは意外にすごいことで、その意味ではサードプレイスのように場所を見つけていく必要もあります。

まだまだ個別株投資でさえ少数派の社会です。

そのあたりをわきまえて取り組む必要もあるといえますね。

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