2019年アラフォー女性の求職活動報告

さて、最近慌ただしくしており、何も手につかないな〜なんて思う日々でしたがそれもこれも3月までの現在の仕事の契約切りを受けたため

急いで次を探さなければならず、慌てふためいておりました。

いい年して、社会人経験が少なくて特殊な「先生」というお仕事のため、最初は仕事が決まるかどうかドキドキしっぱなしでしたが、なんとか無事に終了。

4月より職場が変わりますが、週4日で働くことが決定しました。

ちょっと詳細が決まるまでに紆余曲折あったので、昔のことを回顧したりもすることも(笑)

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正直、これでいいのかな〜と思う転職活動でしたが、ひとまず決まったことなのですべてにおいてほそぼそと、ぼちぼちとできる範囲でやっていく予定です。

今回は、あれこれ考えたことや感じたことについてまとめてみました。

人材不足だけれど人材が流動する世界

結局氷河期世代がわりを食う形に・・・

中高非正規講師は、特に都合がよいために契約切りに遭う方は多いです。

特に5年ルールが適応されるため、かなり流動するようになり、現在私立学校の約40%程度が非正規教員でまかなわれるという状態になっています。

ハタラクティブ

契約社員の雇用期間について知りたい方に向けて、無期雇用について紹介します。契約社員は、通算5年働くと無期雇用に転換が可能…

したがって、かなりの数の先生方が学校を転々としている感じといえば良いでしょうか。

これで、教育の質を維持しようとか無理難題にもほどがあります。

ハフポスト

全国私立学校教職員組合連合の調査で明らかになった。…

学校の対応では「無期雇用転換」という選択肢もあるわけですが、これは一部の例であり、全体的なことをいうとベテランの力のある先生を残すためにとられる選択肢に見受けられます。

制度が制定される前からお勤めになっている古株の先生にとられる措置といった印象です。

そしてわりを食うのが結局就職氷河期世代だったりして・・・、はざまの世代は辛いですね。

はっきり言うと、こうした法制度への対応も学校によってマチマチなので、急に切られた先生も多いようです。

しかも、来年度の授業編成などで冬の時期に大移動が起こるのもよろしくない点ではないかなと思います。

ということで、私立学校難民みたいな感じで私も慌てて職探しです。

時期が時期なので、他の選択肢はあまり考えておらず、職の変更ではなく職場探しといった感じでスタートしました。

学校は基本的に個別対応

対策とかはないけれど落ちてもさほど凹む必要なし

とはいえ、学校現場というのは、個々の学校によって対応がすべて違うので対策は立てづらいところです。(とはいえ、非常勤講師なので、審査が厳しいと言う感じではない。)

基本的にスケジュールとしては以下の通り。

  • 第一次選考:書類選考
  • 第二次選考:一次面接(教務・科目担当の先生など)
  • 第三次選考:二次面接(模擬授業などもあるケースも)

でも、これも全く絶対ではありません。

学校によっては、非常勤講師採用でもペーパー試験や模擬授業、校長先生の面接といったものがあるところもあります。(回数が多い方がホワイトなイメージではある。)

今はどこも人材不足&同じような状況なので、書類選考&一次面接だけで即採用というところもありました。(一次面接で何コマ持つとか、どんなクラスを担当して欲しいかなんていうのも具体的に言われることも・・・)

切羽詰まっているところは、週5で、20コマ以上という条件もあるので本当に選ばなければどこかで教員をするのは難しくないかもしれません。

あと、学校都合でいうと、非常勤に限っていえば若いから有利というのはマチマチかもしれません。(なるべく正規をとりたくないから非正規ってことが多いため。)

主に書類選考の後は、面接で決まることが多いのですが、この内容も本当に学校によってマチマチで、体系的には言いづらいところがあります。

面接をしてくださる方も、校長先生のような上の方であることもあれば、教科の先生ということもあり、いわゆる圧迫面接みたいなものもなくはないです。

まぁ、基本的には授業の教え方の質問など真っ当な質問が多いように感じました。

教員歴とか、共学・女子校・男子校経験などを気にされたり、キリスト教系・仏教系は信仰について聞かれることもありますし、これも千差万別ですね。

学校の雰囲気に合うかどうかとか、最近はメンタル面を気にする質問も多いかもしれません。

そして、新卒採用などとは異なり、年齢とか性別とかコマ数のバランスを考えてお断りされることもあるので、あんまり落とされても凹むことはないかと思われます。

合うところが必ず見つかります!(と先輩の受け売りを真に受けて頑張りました(笑))

ありがたいことに複数からお声がけいただきました

よっぽど人が足りないのです・・・

とにかく、自分に非がないとはいえ、4月から収入がゼロというのはちょっと・・・という状況でしたから、出せそうなものはわりと片っ端から書類を出してしまいました(笑)

こういう求人活動は、あまり良いものではないのですし、人間は焦ると冷静さを欠きますね。

というわけで、落とされたところも複数ありましたし、逆に学校からアプローチされることもあり、実はお声をかけていただいたところはかなり多かったです。

首都圏ですら教員不足が深刻というのを実感しました。(じゃあなぜ、教員を定着させないのかって話になるんですけどね・・・。)

30歳すぎるまで社会経験がなくて、それまで古書を読むスキルしか身につけてこなかったアラフォー女性に需要がある世界ですから、その意味ではわりと社会に出たい人にはチャンスな業界かもしれないですね。

それと非常勤講師のメンツはわりと面白いです。

若い世代だと、起業家さんなんかもして、薄給であることや給与のわりに多少負担が大きいこと(専任に比べれば少ないけれど)を除けば、流動性の高さもなかなか興味深い世界を生み出している感があります。

変な人もいるけれど、非常勤講師でも真面目な先生は多いし、授業面白い先生も多いですしね。

人生経験とか豊富な人たちがいて、ちょっと学校一辺倒の先生方とは雰囲気も違い、それぐらいの距離感の方が私には居心地が良い感じです。

ということで、実は複数内定もいただき、最後の方は調整という感じでした。

学校の実情が分かるのでお断りをするには辛かったのですが、残念ながら私も一人しかおらず・・・。

とにかく今の仕事をこなしつつ、新たな職場とのやりとりも始まりました。

これから先は少し考えるかも?

転職活動とかも考えるようになりました

とはいえ、やはり1校での仕事を続けたいなぁと思っていた矢先の契約切り。

いやぁ、はっきり言って青天の霹靂でした。

まだ5年ルールには早かったですし、何せこれでも真面目に仕事はしているので、切られる理由が思い当たらず焦りました。(多くの先生がそうした経験をしているのですね。)

ということで、一応教員以外の世界もちょこっと覗き見しました。

手を差し伸べてくださった方々、本当にありがとうございました。

時期が時期だし、ちょっと事情もあってフルタイムの仕事は最終手段と思っていたので今回は見送らせていただきましたが、良い知見を得られました。

ひとまず今回は今勤めているところに似た雰囲気のところに決まり、一旦求職活動は終了といった雰囲気です。

ただ、研究を離れてから仕事を始めて少しだけですが、フルタイムの仕事も選択肢としてなくはない雰囲気にもなってきました。

特にポスドク時代に歪んだ性格になってしまい、個人的に自分がフルタイムの仕事ができるとは思っていなくてこれまで民間企業のイメージが全くなかったのですが、そうしたのも思い込み・・・かも?という感覚に。

自惚れなのかもしれないし、まぁ年齢も年齢なのですけどね。

それゆえ、学び直しなども含めてまた、キャリアが変わったりすることもあるかも?なんて。

まだ、全然具体的ではないですが、これからゆっくり進んでいきたいと思います。

でも、先生の仕事はかなり気に入っているのですけどね(笑)

数少ない、仮にお給料が出なくてもやりたいって思える仕事なので、今度のところでもいかんなく頑張りたいとも思います。

とにかく、求職活動は落ち込むこともあるかもしれませんが、自分に見合うところが見つかるはずです。

活動中の方もこれからの方も諦めずに頑張ってみてくださいね。

アラフォー女性でもなんとかなるものですから(笑)

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