最近は、めっきりオフラインのセミナーが減ってきて、お金や経済、投資等のことについて勉強したい!となるとオンラインのセミナーが主流となってきました。
オンラインとなると、直接的にお話できないわ参加者さんとの交流ができないわで、なんとなくですがセミナー自体が減った気がします。
オンラインセミナーになってからもちょこちょこいろんなセミナーに参加していますが、定期的に開催されているものとして、三菱UFJ国際投信(通称:MUKAM)さんが開催しているブロガーミーティングがあります。
投資信託のことについて、しっかり学ぶことができる良い機会となっています。
今回は2021年7月28日開催の回の内容を簡単にまとめてみました。
オリンピックが大盛況の中、62名の申し込みがあったとのこと。
みなさんの参考になれば幸いです。
そもそも三菱UFJ国際投信さんのブロガーミーティングとは?
eMAXIS Slimシリーズ等低コストの投資信託の運用・販売会社さんのファンの集い(笑)です
\ブロガーMTG(無料)のお知らせ/
毎回ご好評頂いている、ブロガーミーティングを開催します!
○日時:7月28日(水)19:00~20:00
○場所:オンライン配信
○プログラム:「世の中の投資信託に関するウソ・ホントクイズ!」「Q&Aセクション」
○対象者:ブログ、YouTube、Twitterなどを開設されている方 pic.twitter.com/B10eFzKALY— 三菱UFJ国際投信 (@am_mufg_jp) July 5, 2021
三菱UFJ国際投信はeMAXIS Slimシリーズなどの投資信託を運用・販売している会社さんです。
投資家さんとの交流を大事にしてくれていて、定期的に投資信託のことを学べる機会を使ってくれています。
ブロガーミーティングはもともとブログで情報発信をしている方を対象としたものでしたが、今はTwitterやYouTubeをやっている方なら、はっきりいえば誰でも参加できる気がします。
オンラインで基本的にはチャットで質問などをやりとりする感じ、今回は1時間程度で無料で視聴できます。
ただ、ブロガーミーティングは玄人さん向けというか、どんどん内容が高度になってきている気も・・・
今回も思いましたが、ちょっと初心者がついていくのは厳しい感じかなぁって。(万年初心者Sayasayanは早々に離脱)
そういう方には年1回開催されるブロガーとつかないファンミーティングも開催予定とのことなので、そちらが良いかもしれません。。
今回のメインは投資に関するクイズでした
成績上位者にはオリジナルグッズが贈られるとのこと
今回のブロガーミーティングのおしながきは以下の通りです。
- 開会のあいさつ(5分)
- 世の中の投資に関するウソホントクイズ!
- 事前にもらっている質疑への回答(10分)
開会のあいさつについては、MUKAMの代田常務より簡単な挨拶がありました。
最近注目されたニュースを引用されていて、中長期的な視座はやっぱり大事とのことでした。
株式市場は古くから、景気や企業業績の実態を正確に映し出す「経済の鏡」に例えられてきた。だが、この鏡が曇り始めているのでは…
そして、メインは投資信託に関係するウソホントクイズ。
問題は全部で5問でした。簡単な内容は以下の通り。
Q1.インデックスファンドの良し悪しとはコスト比較で分かる?
A. No。コスト比較では分からない。
Q2.ETFは銀行で購入することが出来る?
A.No。ETFは上場投資信託であるため、購入できるのは証券会社のみ。
Q3.非上場の投資信託とETFでは「すべからく」ファンドマネジャーの運用業務において大きな差はない?
ANo。投資信託とETFだと市場参加者における差異などがあったりも。特段運用業務において差が生じないこともある。
Q4.米国株に投資するファンドへの投資を行う場合、米国籍ETFと国内籍投資信託に投資する場合では配当に関わる税制面で実質的な違いはない。
A.YES。実質的な違いは存在しない。外国税額控除や二重課税は解消されているため。
Q5.先ほどの質問において投資対象が全世界株式になっても違いはない。
A.No。投資国によって違いが生じる可能性がある。
はっきり、言います。
これ、難しくないですか・・・?投資信託に詳しい人に有利になっている・・・。
と思っていたら、その後の質問も激ムズでした。
もう、私にはついていけないので、あとで送られてくるという資料等で復習しようと思います。
MUKAMの特に若手の方々がつくってくれたであろう力作の資料が無料で提供されるのは嬉しいところですね。
詳しい説明ははしょりましたが、投資信託の隠れコストのことやETFと投資信託の違いなど丁寧に説明してくださいました。
ボリュームたっぷりの質疑応答
いろんな情報開示がなされています
最後は、事前に受け付けていた質問に対する回答をいくつか。
Q.ブローカーの選定基準は?
A.社外秘のことだが、コストの安いところに発注するけれど、執行成績など総合的に判断。判断しているのは運用部門とは別のトレーディング部。
Q.東証の市場再編によって新たなETFなどの商品を出す予定はある?
A.現状はないが、投資家の声や市場環境を考慮しながら考えていく。
Q.子どもの金融教育についてはMUKAMの方はどうしている?
A.実はやっていなかったので、ジュニアNISAができたときに子どもと一緒に考えるきっかけにしても良かったかも・・・
なかなか投資について話す機会は運用会社さんの家庭でもないようですね。
ちなみにファンドマネージャーさん自身の資産形成などについてはHPコンテンツとして公開されているようです。
お給料についても赤裸々に?出ているところもあるので、なかなか興味深いので、ご参考までに。
今回も勉強になる回ではありましたが、そろそろいろんな要望を聞くだけでなく、実現に至っていない事案についてはなぜできないのか?といった説明責任を果たしていただきたいな、などなどと新しい商品設定の話などを聞きながら思いました。(今のところ、新商品の発売というのはなさそうです。)
真の対話って、自分たちの苦労を話すだけとか、要望を聞いて終わりってわけじゃないですものね。
でも、こういった機会があることで、個人投資家のリテラシー向上というのもあると思うので、引き続きMUKAMさんには頑張っていただきたいなと思っているSayasayanなのでした。