世の中には、朝型人間と夜型人間が確実にいます。しかし、世の中は朝型人間さん用にできています。夜型人間にはつらい事実・・・。でも、そんな中でも世間に適合して生きていかなければなりません。ちょっぴり強引(?)な朝型人間になる方法をご紹介します。
朝型人間と夜型人間はいる
でも世間に合わせる必要がありますね
まず、何よりも大事なのは自分が朝型人間なのか夜型人間なのかを把握することが重要です。
今は睡眠アプリなどもあるので、時間の計測や睡眠の深さを計測してみるのがおすすめ。
もちろん、生活をしている上で、感覚的には自分が朝型なのか夜型なのかは分かっている人が多いのではないでしょうか。
ちなみに、筆者はどちらでもありません(笑)
ちょうど、「午前2時くらいに寝て、午後10時に起きる」が一番心地よい目覚めでした。
お仕事12時くらいから開始が調子良いです。
(こんなやつもいるんです、本当です。)
もちろん、学校の先生という特性上、早い日は5時とかに起きているんですけどね。
日々、他の先生や生徒たちは毎日これをしてるんだよなぁと尊敬の眼差しでしかありません。
みんなこれをやっているんだ・・・という雰囲気も確かに大事です。
やはり、環境が人に大きく影響を及ぼすということですね。
常々習慣を変えるには強制力が必要だと痛感します。
でも、もともと自分の体に合っていないことは分かっているので朝型生活は結構支障が出ます。
疲れやすかったり、頭脳明晰な状況で仕事に打ち込めなかったり。
はっきり言って弊害の方が大きいので、無理に自分のサイクルを変えることは、こと睡眠についてはあまりおすすめできないんですよね〜。
仕事は選べるなら選びましょう
なるべくなら「自分」に合わせましょう
ということで、個人的に「仕事は選べるなら選ぶ」のが良いと思います。
私は紆余曲折ありましたが、教師になりたいなと思い、そのように行動はしました。
でも、生活サイクルには合わないので、責任感を持たないと続かないなと思っています。
もし「教える」という好きなこと・得意なことに特化するならば、フリーランスで講師をしたり、ウェブ上などでもできることではあるので、常に頭の片隅には置いていたりするほどです。
午後から仕事といっても、午後12時からスタートして午後9時くらいまで仕事をするイメーこの仮定であれば、いわゆる9時ー5時と同じくらい仕事をこなすことになります。
なぜ、昼間からエンジンかかる人に朝からぼ〜っとした頭で仕事させるの?って思ったりしながら午前中の授業をこなしています(笑)
誰が最初に学校の授業を決めたのかってつっかかってしまいそうです。
今は、実際にフリーランスで働く人も増えていて、仕事をする時間帯の選択肢も増えてはきていますね。
できることなら自分のために仕事を選ぶことができると最高ですよね。
どんなに自分を変えることは可能と言っても、睡眠サイクルってそれぞれの個体で持って生まれたものではないですか。
だから、そこは無理しなくていいのでは?というのが結論です。
そうはいかない人におすすめの睡眠習慣
まずは、適宜「昼寝」を取り入れましょう
でも、まぁ仕事を選ぶと言ったって、サラリーマンとしての恵まれた環境を手放したくない人も多いだろうし、私も若い生徒たちと触れ合える貴重な今の職場をさして手放したいと思うことは少ないです。
普通はなんとか世間に合わせるのが一般的ですよね。
私もまだ30代で多少の無理もきくので、今は上手に付き合うのが得策かなと考えています。
でも、工夫はやっぱり必要。
教員歴3年目となり、多少惰性で授業はできるようになってきましたが、惰性でできちゃう授業って教育の本質とはほど遠いよなと。
常に新しいこと、今の社会で役立ちそうな話を踏まえていきたいとは思っているので、クリアな頭で生徒とは向き合いたいし、インプット・アウトプットの場は意識しています。
そのために睡眠は重要な要素ですので、すごく大事にしています。
よくやるのは、なんといっても昼寝です。
昼寝って悪いことでは全くないですよね。
ぐっすり寝なくてもいいんですよ。
眠れなくても、横になるだけでも全然違いますし。
最近は、企業でも導入されているようですし、積極的な休憩は生産性を上げますね。
(無理にやりたいわけじゃないのですが、この仕事スタイルだから仕方なく。)
朝早い日は、たいてい午後2時くらいにはちょうど眠くなります。
幸い、複数ある職場のうちで学校だけは家に近いので、できるときはそのまま直帰してごろ〜んってことも多いです。
(あんまり生徒には見せられない姿ですが。これもパフォーマンスを上げるための措置なのだ、許せ生徒よ・・・)
そして、ゆっくりしてから再び仕事をします。
調べ物とかネットでできるし、周囲の先生を気にせず資料を広げられるし、在宅での作業も効率良く感じます。
変に残業してます雰囲気出すなんて悪しき風習でしかないですからね。(しかも非正規は一切残業代出ない)
そして、再び朝は早めに出勤し、先生方が少ない時間帯におおかたの仕事をこなします。
(とはいえ、学校の先生は朝早いので私が一番だったことはかつて一度もないのですが・・・)
とにかく、昼寝はおすすめです。
そのためのひっそりと過ごせる場所の確保も必要ですけどね・・・。
休日に寝すぎても自分を責めすぎない
そして、仕事などの強制力がないときは、おそらく自分のサイクルに近い時間に寝起きすることが多いはずです。
睡眠本では、「なるべく毎日同じ時間に起きる」とか書いてありますけど、正直言ってそこまでしなくても大丈夫です。
確かに、毎日朝早起きしていたら、多少前倒しで起きれることは起きれる人は多いと思います。
でも、休みなんだし「自分が気持ち良く目覚めるときに起きる」というのを優先する方がストレスも少なく体への負荷が少なくて済むと考えてはいかがでしょうか。
上手に休憩をしてパフォーマンスを上げたり、毎日機嫌よく仕事をするのが大事なのですから、多少寝すぎ(おそらくこの忙しい社会で寝すぎな人は少数派)たくらい、責めることではないかと。
目的は自分をコントロールすることですが、元々持っているものも大事にすることが自分を大事にすることにもつながるのではないかなと思います。
起きられたら他のことはできなくても無視!
そして、早起きを習慣化するとき、肝に命じておいてほしいことがあります。
見過ごされがちなのですが、生活サイクルという持って生まれたものに変化を加えるとなると、これは一大決心と大きな苦痛を伴うものです。
それゆえ、起きられたら他のことができなくても無視してくださいね。
睡眠本とかを読んだだけで実践をすると、仕事上でちょっとミスしてしまったり、時間ができたらやろうと思っていたことも思ったほどできないとかいろんなトラブルに見舞われます。(そう感じやすくもなります。)
でも、ちょっと考えてみたらわかることで、いままで生得的・社会的・文化的に構築された生活に変革をもたらすわけですから、逆に他のことがうまくいかなくなって当然ぐらいに思ってみては。
ここでやっぱり自分はダメなんだ〜とか思わなくて良いです。
すべての人間に同一ことをさせようとする世間の流れの方が不思議なのですから。
まぁ、だいそれたことを言うつもりはなくて、もともと難しいことをやっているんだと思って気長にやってみてください。
積極的にご褒美を(多少お金もかかりますがリターンは大きい)
そして、朝起きて朝食作るとか無理〜と思う方。
それも当然、起きただけでも偉い!もう朝ごはん作るのは諦めて、外で食べたりしてみては?
朝のカフェとか行くと意識高い普段会わない方々を観察することできたりして、それも楽しいですよ。
辛いことを自分に強いているのですから、そこは辛い部分にはお金をかけても良いのではないでしょうか。
逆に辛いからもうやめた!っていう方が余計に辛くなる(本来の生活サイクルと世間のサイクルが激しいまま)から、甘やかした方が最終的にお得になります。
それに、ご褒美ってそんなに大したことじゃなくていいんです。
例えば、私はスケジュール帳に早起きできた日、シールを貼ってほくそ笑んでいます。
生徒たちにもスタンプ押したり、コメント書いて提出物返したりしますが、そんな小さなことでも嬉しいもの。
上手に自分を喜ばせつつ、早起きを習慣化してみてくださいね。