2018年が終わるまであと3ヶ月。
気になっていたことといえば、一般NISA口座をどうやってロールオーバーするのか?ということ。
そこに至るまでの5年間の一般NISA運用履歴はこちらに詳しく書きました。
さて、まだまだ投資家として駆け出しの私ですが、気がつけば私は投資歴も6年目になりました。 世の中は「つみたてNISAで資産形成」。 今からはじめるならつみたてNISAだと思いますが、制度としての今後が気になり、切り替えをせずに一[…]
結論からいうと、ロールオーバーをするには手続きが必要!です。
手続きをしないと自動的に特定口座に移行といったことになりますので、引き続きNISA枠内での運用を続けたいなら手続きをしましょう。
証券会社によってはリミットが決まっているところもあるので、まだ何もしていない!という人がいたら急いで確認をしてみてくださいね。
私はSBI証券で運用していますので、SBI証券でのやり方について示しておきます。
まずはSBI証券のHP上から手続きを
書類の郵送には時間がかかるので注意
まずは、2014年内にNISA枠内で買い付けた株式などをどうするか決定する必要があります。
主な手段は以下の3つです。
- 売却する(このときの売却手数料もキャピタルゲインも非課税。手数料はネット証券であればおそらく無料)
- 特定口座に移管する(NISA口座を開設する際に総合口座も同時に開設されているはずなので、そちらに移動。配当金の受け取り時などに税金がかかるようになる。)
- ロールオーバーする(この時2019年分の120万円を超える利益になっていてもその利益分までロールオーバーが可能)
これらの条件から、私はロールオーバーを選択することにしました。
ロールオーバーをしたかったら、まず最初に証券会社のHPを見てください。
手順はすべてSBI証券の場合記載が証券会社のHP上にあります。
私はこのパターンでしたので、全部ロールオーバーという
(引用:SBI証券HP ロールオーバーとは?)
2014年分のNISA枠をどうするかという選択画面で、上記3つの選択肢のどれをとるかを選択するだけです。
一部をロールオーバーして、一部は特定口座に移行といったこともできます。
選択をして確認ボタンを押せば、必要書類を郵送しますという画面に移ります。
注意が必要なのは、書類が届くまでに2〜3営業日かかるということ。
あくまでの営業している日でカウントされるので、余裕をもって申請するのがおすすめです。
書類が届いたら必要な書類を郵送
変更がなければ日付と名前だけでOK
私の場合は、スムーズに3日程度で書類は届きました。
重要書類ですが、通常郵便で届くので書留などではないから受け取りはポストから。
入っていたのは、以下の5つの書類です。
- 非課税期間の満了時のお手続きのご案内(本状)
- 用紙①非課税口座内上場株式等移管依頼書 兼 非課税口座内上場株式等の非課税口座から特定口座への移管依頼書
- 用紙②銘柄別移管依頼書
- リーフレット「非課税期間満了に伴うお手続きのご案内」
- 返信用封筒
この中で必要事項を記入の上返送しなければいけないのが、2の用紙①非課税口座内上場株式等移管依頼書 兼 非課税口座内上場株式等の非課税口座から特定口座への移管依頼書と3の用紙②銘柄別移管依頼書になっています。
ただし、用紙②の方は変更がなければ提出の必要はないので、用紙①だけを郵送すればOK。
用紙①には、届け出の日付と自分の署名(漢字)を書くだけなので、難しくはないと思います。
何か困ったことがあれば、お問い合わせ先も明記されていますので、そちらに問い合わせればスムーズに手続きが完了するはずです。
というわけで、拍子抜けしてしまうほどにやることが少なくてびっくりしてしまいました。
移管に特別料金とかかかるのか?とビクビクしていましたが、手続きさえすれば特別な料金も発生しないようです。返信用封筒にも料金は不要でした。
NISA枠内での買い付けができなくなる寂しさ
今後はiDeCo中心の資産運用へ・・・
ということで、ロールオーバーの手続き自体はとても簡単に誰でもできます。
個人的に、初年度は上限100万円で、それを大きく超えてくるまでに資産は増えたので、この5年間の日本株のパフォーマンスは素晴らしかったなという印象です。
それゆえ、ロールオーバー自体に不満はないのですが、2019年分のNISA枠がすべて埋まってしまい、新たなNISA枠での買い付けはできない状態に。
ちょっぴり寂しいですね・・・残り5年非課税枠で個別株等を非課税で購入できないのは切ない気持ちでいっぱいです。
ま、それも当初の範囲内であり、これからはiDeCoと特定口座を中心とした新たな資産運用が始めるわけで、契約社員としていっそのことiDeCoは上限の8万円までやってやろうか!という気持ちにもなっています(笑)
とにもかくにも、新たなステージに突入という感じです。
そして、NISA枠はNISA枠で引き継いでいくので経過観察は重要かなと思っています。
とにかく、ロールオーバーするのには手続きが必要で、郵送でのやりとりになるため数日かかります。
ロールオーバーをしたいと検討している方は、早めに手続きをするのがおすすめです!
SBI証券では、12月7日(金)までに提出(SBI証券到着)ですので、検討している方は気をつけてください。