最近は、つみたてNISAやiDeCoといった制度も広まってきました。
とはいえ、まだまだハードルが高い金融商品や税制、年金のこと・・・。
今回はそんな悩める働く女性たちに、経済コラムニストである大江英樹先生がiDeCoについて優しくレクチャーしてくれました。
実際に、iDeCoをすでに始めた女性たちもいろいろ悩んで、ちょっと苦労しつつやっている模様。
さて、先日きんゆう女子の女子会で、auのiDeCoさんからお話を聞く機会がありました。 参加した女性陣はすでにiDeCoをやっている人が多かったのですが、iDeCo開設にあたり結構つまづくポイントが似通っていることが判明。 今回[…]
iDeCoの気になるところもいろいろ聞かせていただきました。
分からないことを素直に分からないっていうのは、大人になると言い出しにくいもの・・・。
それが素直にできるのは金融がわからない女性たちのためのコミュニティであるきんゆう女子。、地味だけどすごいところかなって思っています。
(ちなみに、大江先生は保険関連で著名な後田享先生からのご紹介だそう。豪華なゲストがリレーで担当してくれる女子会♪)
今回は時間の都合もあり、年金のエッセンス的なお話だったので、もう少し詳しい話を知りたいという方にはこちらのきんゆう女子。レポート記事もおすすめです。
ちゃんと「社会保険」について勉強しましょう。自分にとって大事だと思えれば、貯金も投資も能動的に始めるもの。ゆっくりと内…
大江先生のおはなし前半戦
実は意外と知らない年金の話
まずは年金の本質についてから。
ずばり、年金とは「貯蓄」ではなく「保険」とのことでした。
貯蓄…将来の楽しみのために自分で準備するもの
保険…将来の不幸を避けるためにみんなで備えるもの
つまり、貯蓄と保険は正反対のものというわけですね。
将来起こり得る不幸とは?というと・・・
- 年齢を重ねて収入が途絶えるとき(→老齢年金)
- 病気や怪我、障害を負ってしまったとき(→障害年金)
- 世帯主が亡くなってしまったとき(→遺族年金)
それぞれの起こりうることのために年金があるわけですね。
特に誰もが年を重ねるわけですし、年金を完全に損得で考えてはいけないとのことでした。
そして、よくある年金についての勘違いについても簡単に教えていただけました。
年金財政は赤字!→公的年金だけ見れば黒字!赤字なのは国の一般会計である。(年金積立額は4.9年分くらいはある。)
若者は払い損!→今の20代でも厚生年金なら2.3倍、国民年金でも1.5倍はもらえる。
少子高齢化が進むので支えきれない→1人の就労者が非就労者を養っているかをみると、そんなに支える人数自体は少なくない。(よくある少ない人数で支える図は、単純に年齢で切っただけの印象論!)
少子高齢化については、今は働いている人が定年延長や女性が働き手になったりしていることの影響は大きいようです。
(正直、私個人としては、日本自体に余裕がなくなっているのは事実かなぁ・・・とも思いました。例えばだけど、女性が子育てしている間仕事を辞めるとかのハードルが本当に高くなっているということですし、社会は寛容ではなくなる可能性はありそう・・・あくまでも個人の意見です・・・ゴニョゴニョ。)
何より公的年金が老後資金の基礎部分!というのが肝でした。
これをしっかり理解した上で、iDeCoとかNISAなどの資産運用の話もなってくるということで後半戦へ。
ちなみに、前半戦の後ものすごい勢いで事前質問その他あったのですが、あまりにも長くなってしまうので、質問編は別記事をどうぞ。
さて、最近ブログは2000文字超えてくると読まない・・・という声が聞こえてきて、ぶるぶるふるえているSayasayanです。 2000文字で収まることないよ〜と思っておりました、大江英樹先生の年金についてのオンラインセミナー。 […]
大江先生のおはなし後半戦
先生の個人的なお話も盛り沢山でした
後半戦はiDeCoについて具体的なお話についてでした。