最近は、生産性向上のためにいろんなテクニックがあふれています。
個人的に、生産性向上とか、自己肯定感とかそんなことしなくても生きていける環境が大事なのでは?と思うのですが、世の中の流れはどうもそうではないようです・・・。
まぁ、仕事はさっさと終わらせて、余暇の時間を楽しみたい!という人は多いでしょうし、テクニックで解消するならば身につけて損はナシ!というところでしょうか。
今回は、そんな積極的にではないのですが、仕事効率化のためのメソッドとしてポモドーロ・テクニックと呼ばれるものがあるので実際にやってみた体験談です。
恥ずかしながら、あんまりこういったことは知らなかったのですが、ポモドーロ・テクニックについては、#新しい働き方LAB の企画で実験されているAmaseさんのnoteで知りました。
面白そうだなと単純に思ったので、長期的にではなく、ちょっとお試しでやってみました。
理想と現実の間で悩むことになる、Sayasayanの実録をお楽しみください。
そもそもポモドーロ・テクニックとは?
クリエイティブなお仕事の方向けの一種の時間管理術です
そもそも、ポモドーロ・テクニックとは、一種の時間管理術のことです。
いろんなコラムで紹介されていますし、実践録などもすでに存在しています。
集中力が続かず、時間ばかりがかかって仕事が前に進まない……。そんな人におすすめなのが、「ポモドーロ・テクニック」という時…
ポモドーロ=イタリア語で「トマト」の意。
時間管理のために考案者のイタリア人フランチェスコ・シリロさんがトマト型のキッチンタイマーを使ったことが名前の由来だそうです。
やり方はシンプルで、簡単にいうと以下の通り。
- やるべきタスクを選択する。
- やるべきタスクを25分やり、その後5分休憩。
- この作業25分+休憩5分を4回ほど繰り返したら、15分〜20分程度の長い休憩を挟む。
やることはシンプルなのですが、ちょっとしたポイントがいくつかあります。
まずは、25分間の作業タイムはタスクに全集中すること。
メールの返信とか皿洗いとかの些末な雑事を思い出したら仕切り直し、です。(これをシリロさんは内的中断と言っています。)
急な来客や電話などの外部からの干渉があっても仕切り直し、です。(こちらは外的中断と言われています。)
あとでわかることですが、これがかなり難しい・・・。
そして、結構な難関なのが5分間の休憩タイムは脳を休ませることをする。
家事とかがNGで、瞑想したりコーヒーを飲む程度でスマホいじりも厳禁です。
いや、これぶっちゃけ無理じゃね・・・?と思いつつ、とりあえずやると決めたからにはやってみることにしました。
ポモドーロ・テクニックをやる前に準備しておくモノ・コト
必要なものは時間を測るアイテムと作業に最適な環境
ポモドーロ・テクニックを実践するために必要なもの、用意すべきものは多くありません。
原始的なやり方でよければ、時間を測れるものがあればOK。
キッチンタイマーでも良いし、スマホでも良いけれどスマホはどうしてもいじりたくなるかもしれないので要注意です。
最近は、スマホのアプリも充実していて、上記のAmaneさんなんかはFocus-To-Doを利用とのこと。
タスクの設定も簡単なので使いやすいと思いますが、なにせ電力の消耗がなかなかに激しいので、私は適当にYouTubeにあがっているものを使いました。
また、便利な世の中になっていて、YouTubeなどでポモドーロ・テクニック用の動画も多数アップされています。
ちなみにちょっと使ってみましたが、意外と快適かも?(画像なんかが癒し系とかで統一されていますね。)
このテクニックを用いる際、できれば集中力が高まる環境が良いようなので、ちょっとしたカフェの雑音などが入っているタイプが良いようです。
やってみたい!という方は、自分好みのシチュエーションでぜひ取り入れてみてくださいね。
しかし、集中する環境や時間をどうやって確保するのよ・・・と変わらず悩みまくりながら導入してみました。
ポモドーロ・テクニックをやってみた結果
ダラダラ性な人には向かないかもしれません・・・
で、実際にやってみてどうだったか?というと・・・
はっきり言ってずっとやるのは無理!
・・・が結論でした。
時間管理術として長けているとはいえ、なかなか自分の作業だけってわけにはいかないことが多いので中断につぐ中断に。
あれこれ思い立ってしまって、ついつい席は離れがちになるので、自分の精神修養が先に必要では!?ってなりました。
あと、これは女性特有だと思うのですが、個人的に日々の体調の中で、どうしても集中力を欠く期間は全然できませんでしたw
仕方ないこととはいえ、どうにもうまくいかなかったですね。
できなかった自分を責める責める・・・落ち込むわぁ〜みたいな時期もあり。
あと、運良く数回行うことができても、結構休憩5分って短くてだんだんつらーくなってくるという感じ。
このスケジュールがずっと続けられたら効率的かもしれないけれど、結構疲れるという印象です。
ということで、悪くないんだけど、自分の生産性を極限に高めていきたい人向け、と申したら良いでしょうか。
ダラダラ仕事をしてしまうSayasayanのようなタイプには不向きかも・・・。
余計な用事を入れない、仕事に集中するetc.は、取り入れていきたい要素かな、という風に思いました。
仕事の効率化には時間管理もそうだし、環境設定が大事だよな〜と痛感。
自分の働き方を見直すことができて楽しかったですが、残念ながら個人的にはエッセンス程度に取り入れていくのが関の山かな・・・みたいな感じでした。