30代も半ばの私は根っからのテレビっ子です。今の若い世代はテレビよりもSNSでしょうが、どうしても疲れて家に帰宅→テレビになりがち。一人暮らしだとテレビが人の代わりというところも。でも時間がもったいない!どうにかしてテレビの視聴方法を短くしたい!とあれこれ実践してみました。その中で効果があったものをご紹介します。
まずいきなりテレビを捨てないで!
何事もいきなりやると反動がきます
最近、過激な論調も多く、テレビを見ないようにするには「テレビを捨てればいい」という声を聞きます。
まぁ、確かにそれはその通りなのですが、だからといっていきなりテレビを処分するのは個人的にはおすすめしません。
確かにモノを手放せば、テレビを見なくはなりますが、見なくなった分何をしたら良いか迷子になりやすいです。
実は、学生時代テレビなしで過ごしていた時期もあり、困ることはないことはよく知っています。
でも、テレビがない分、寂しさを紛らわすために飲み会に参加してしまったり。
ネットはつながっているので何時間もネットサーフィンしたり。
今のようにブログを書くとかビジネスをやる(←この発想は哲学本を読み漁っていた私には皆無だった(笑))といったことも頭にありませんでした。
今みたいにやりたいと思ってもなかったので、結局なんの生産性もないことで時間を潰すだけ。
逆に、ユーチューブなど出始めていたので、消費者マインド全開で視聴しまくっていました。
「結局テレビだろうとネットだろうとデジタルコンテンツを無意味に見ているという意味では変わらなかった」んですね。
つまり、非生産的な人間として自堕落な人間はテレビがなければないで、他の非生産的なことをやるだけ。
そして、慣れたテレビが急に見られなくなると、その反動でその非生産的なことに拍車がかかります。
それこそ無駄遣いにつながることも・・・。
もちろん、勢いでテレビを処分してうまくいく人もいますが、何事も少しずつ減らしていく方が禁断症状出にくいです。(アルコールとか喫煙とかと一緒)
テレビ視聴に関しても少しずつ時間を減らすのがもっとも理想形ではないかな、と思います。
仕事で忙しくなるよう仕向ける
重要なのはテレビを「接する時間」を減らすこと
とはいえ、「テレビ視聴」という超がつくほど受け身的な行動が習慣化しているわけですから、この習性を変えていくのは結構大変です。
単純にボタンを押さなきゃいいんでしょ?って思うかもしれませんが、それすら生活の動線に入っていて、帰宅すぐのテレビなんて無意識に見ているようなものです。
したがって、テレビ視聴を減らすには強制力のあることをスケジュールに盛り込んでいく必要がとにかく最初は必要です。
一番手っ取り早いのは、やっぱり「仕事」かな。
家庭を持っている方なら「家事・育児」とかあるだろうからそもそもテレビなんてついてても見ているというか聞いているというかって感じで、こんな記事読まないですよね。
時間があるから視聴するので、結局「テレビが動かないなら自分を遠ざける」しかないわけです。(他人を変えようとするな、変えられるのは自分だけ!的な・・・)
少々辛いですが、私の場合わりと仕事も好きなのでいろんな仕事をやらされて忙しくなったら自然とテレビを見る時間は減りました。
激務もあんまり良いこではありませんが、このあたりは活用するのがいいかもしれませんね。
残業代とか出ないけど、職場に遅くまで残っていて何か言われるわけではない職場も時に使いようです。
特に学校の仕事は職場でやるべし(テストとか本来持ち出せないから)って雰囲気もあるのでオンオフの切り替えも結構うまくなりました。
とにかく、テレビと接する場所から離れてみる。
これだけでテレビの視聴時間はあっさり減りますよ。
若者のようにSNSをやってみる
「テレビの代わり」になるもので時間を埋める
とはいえ、家に帰ってくればやっぱりテレビ見ちゃうのが性。
おんなじことやってるな〜とか思いながらもゴロゴロしちゃいたくなるものです。
そこでお試ししていただきたいのが、「新しいこと」を始めてみること。
テレビの代わりになるもので、強制力がないものにチャレンジするのが次のステップ。
でも、お金はかけたくないでしょうし、大事な余暇ではあるので遊び要素も欲しいですよね。
ということで、ここでSNSはいかがでしょう?
若い人はテレビの代わりにSNSしているんですものね。
先生という職業柄、生徒たちがどんなことに興味あるのかな〜?と思ったのがきっかけですが。
ほぼ時間置き換わりました(笑)
ツイッターをやってみて、インスタもやってみて。
まぁ、いずれも無理のない範囲でやっているだけです。
ツイッターは、毎日1ツイート&いいね!を最低限として、時々リツイートとか・・・
まぁ、地味につながっている感じですね。
インスタも綺麗な写真があげられるときだけなので、毎日投稿とか全然していません。
でも、時々触れるのは楽しいので、自分に見合う程度に関わるのが何事も大事かなと思います。
本当にやりたいことに時間を使う
見つかるまで焦る必要はないですよ
本当は、自分がやりたいことを見つければテレビなんて見なくても寂しさとか空虚な時間を埋められるとは思うんです。
私の場合は読書も好きだし、最近はブログのこともスキマ時間に勉強。
ちまちまとトライ&エラー中ですが、それぐらいならブログとも関われるといいますか。
でも、SNSとかで輝いている人たちに負けじとやらなくてもいいかなってゆる〜いスタンスでやっています。
好きなこととか見つかりづらいし、「好きなこと・やりたいことない」それも一つの状態としてアリなのだから見つかったら時間を使えばいいのではないかなって思いますね。
あくまでの自分のペースでやったらいいかと。
そう思えてから、私はちょこっとずついろんなことをやり始められるようになりました。
急にお金を使う必要は一切なし。(まぁ、何事も身銭を切った方が長続きする部分はあるので、ちょこっとお金をかけるのはおすすめ。)
最終段階として、本当にやりたいことのために時間を使うまでいけるといいですよね〜。
テレビ見ながら「ながら仕事」も楽しいもの
上手に付き合えばテレビ自体は悪者ではありません
なんだかんだで、私の場合テレビを視聴する時間を減らすことはできました。
でも、まだ普通にテレビは家にあるし、よく視聴しています。
在宅ワークとかも多少やっているのですが、テレビ見ながら、パソコンで作業・・・なんてよくやるパターンです。(BGMみたいなものですね。)
そりゃ、テレビにかじりついていたら時間を無為に過ごしがちですが、一つのメディア媒体でもあり、まんべんなく情報を収集するのも悪いことではないです。
今はどうしても、自分で取捨選択しがちなので、たまには余計な情報を入れるのもアリかと。
職業上、テレビを見ない生徒も増えてきているので「そういえば、テレビはこんな風にニュースを伝えていたよ」とネタがないときに利用もしています。
一応「こんな風に」のところが大事(笑)
何事も使いようだと思いますので、テレビも上手に利用できるレベルになりたいものです。
とりあえず最初は、禁断症状が出ない程度に、テレビ離れを始めてみてはいかがでしょうか?