さて、長らく書いてまいりました名古屋IR EXPO2019でミニIR説明会を聞いた企業さんのご紹介をしてまいりました。
一連のブログ記事は以下の通りです。
今年もこの時期がやってまいりました。 今年はきんゆう女子。のオフィシャルメンバーとして参加しました名古屋IRエキスポ2019。 去年の雑感は以下の通りです。 [sitecard subtitle=関連記事 url=http[…]
さてさて、名古屋IR EXPOに今年2019年も遊びに行ってまいりました。 主に5つの愛知を中心とする企業さんについて説明会を参加してきましたが、まずはなんといっても昨年も説明会を受けた井村屋グループさん。 私はあずきバーよりや[…]
今年は名古屋IR EXPO2019でトヨタ自動車さんのお話も聞いてきました。 なんだかんだ言って、日本もとい世界を代表する企業さんですので、近いような遠いような企業さんです。 しかし、今回きんゆう女子。さんのご縁もあってトヨタ自[…]
2019年7月20日(土)に開催された名古屋IR EXPO2019。 さまざまな企業さんが出展しておりましたが、名古屋を中心とする大企業も多数ブースが出ていました。 今回、きんゆう女子。さんのアンバサダーとして、豊田通商さんのミ[…]
ミニIR説明会と言っても1回30分なので、まぁまぁ体力使いました。
でも、企業の広報やIR担当さんが一生懸命説明してくださるので、頑張ってちょっとでも拡散できればなということでついに5記事目ですね。
基本的に世の中の良い面を見て育ってきたので、企業さんの良い面を前面に出してご紹介しております、ご依頼あればいつでも書きます・・・なんて。
だいたい依頼もありませんが、ぼちぼちこれらの記事は書いております(笑)。
というわけで、最後は2社合同で申し訳ないのですが、地元に根付いている企業さんのご紹介です。
都内ではあまり知られることのない企業さんかな?ということで、その良さが少しでも届けば幸いです。
セブン工業事業概要
岐阜に拠点を置く総合建材メーカーさん
まずは岐阜県美濃加茂市に拠点を置くセブン工業さん。
1961年に現在のセブン工業となり、1976年に集成材とよばれる木を組み合わせて強度を増したものを扱っていて、住宅や施設に使われているそうです。
快適な住環境を提供するため、材料の提供だけでなく、積層建材という木でできた階段やカウンターといったものを販売しているとのことです。
今はプレカット加工材といって、住宅の骨組み部分も工場で一括生産しているとのこと。
そうしたプレカット加工材も扱っていて、保育園や介護施設の枠組みも作っているそうです。
こうした高齢者や保育期間の子どもたちも安心して過ごせる場所を提供してくれている素敵な会社さんです。
特に内装部材となる階段は一つのウリであるとのこと。
(出典:セブン工業HP)
こんなおしゃれな設計で、カラーも色々選べるので、自分好みのおうちを作れる?かもしれません。
あと、若い社員さんを中心として、Instagramも開設していて素敵な製品をアピールしていました。
こういう取り組みも積極的にやっているのがすごいですよね。
お土産にコースターをいただいたのですが、ヒノキの良い香りがしてデザインも素敵でいろんなカラーのものが欲しくなっちゃいました(笑)
こうした雑貨は販売もされているそうですが、販売をして利益を上げようというわけではなく、セブン工業さんを知ってもらうためにやっていることなんだそう。
住友商事さんとの関係が強くて、売上高も14億ほどある企業さんなのですが、リーマンショックなどで無配の年は名古屋IR EXPOも遠慮していたというとても謙虚な企業さん。(3年前から復活したとのことです!)
そういうところは女性陣の心にも響いていました。
あとは、ベトナムのアカシア材を使った商品を輸出したり、ベトナムから技能実習生を受け入れたりとベトナムとの関係が強い企業さんとのこと。
ベトナム人はとても真面目で向上心があるそうで、CADを扱える技術者を多数排出しているそうです。
女性比率は新入社員でいえば半数以上とのことで、事務だけでなく、研究開発の部署に配置されたりしているそうです。
東邦ガス株式会社事業概要
中部地区最大級のインフラ企業さん
あまり有名でないかもしれませんが、東邦ガス株式会社は東海3県(愛知・岐阜・三重)に基盤を持つガス会社さん。
東京ガス・大阪ガスに次ぐガスシェアを誇る企業さんです。
都市ガス事業やLPG(プロパンガス)事業、太陽光発電の電気買取などもしていて、電気事業は2021年までに30万件(2018年末までで19万7000件)の契約を目指しているそうです。
新規事業としては、名古屋港に近い地区にスマートタウン「みなとアクルス」の開発など。
(出典:TOUKAI NEWS)
すでにららぽーと名古屋などありますが、住宅ゾーンだけでなく、ゴルフや水泳を楽しめるスポーツゾーンなども併設されるそうで、低炭素で災害に強いまちづくりをしているそうです。
あとは、株主還元などにも積極的で、2019年には1株あたりの配当金が55円で連続8期増配中。
2014年〜2016年の3年間は自己株式取得も行なっていて、自己資本比率も60%と盤石な経営体制といった印象でした。
ガス会社さんとしては珍しく、株主優待制度に株主優待ポイントを導入していたり、抽選制ではありますが、株主見学会などもあり、工場や研究所も見学できたりするそうです。
説明をしてくれた財務部の方は女性で、東海地方の個人だけでなく、法人契約も多くて安定した会社だと教えていただきました。
東邦ガスに入社したのは先輩が良かったとのこと。
バリバリ営業したりといった企業さんではないそうですが、一定数の顧客がいて安定した企業経営ができている雰囲気を感じ取れました。
名古屋IR EXPO2019まとめ
名証さんや名古屋投資女子の魅力をたっぷり感じたイベントでした
ちなみに、2社さんが一緒なのは、帰ってきた後に記事を書こうと思ったのですが、いただいたのがパンフレット等でパワポ資料などが手元になかったからです。
差別したとかそういう話ではございませんのであしからず(笑)
とにかく、地方に行くと地方にしかない企業さんを知る機会を得たり、財務の方々が作ってくれた資料で企業のことを知ることができるので、自分で分析ができない人には手っ取り早くて良いかなって思います。
何より、企業さんの熱意を感じられるので、たまに行ってみると肌感覚で経済を実感できて良いですね。
もちろん、企業の良い面が強調されることにはなるのですが、それはそれで良いかな、と。
とにかく、名古屋IR EXPOは毎年いろんな取り組みをしていて、ある意味東証さんよりも名古屋証券取引所だからこその身軽さみたいなものがあるなと感じました。
それと、今回はきんゆう女子。アンバサダーとして参加したのですが、IR EXPO終了後に桐谷広人さんとの懇親会もアリで豪華なイベントでした。
名古屋証券取引所内にも初潜入、会場も提供していただき、企業さんと同様なのですが、女子にも優しくありがたいなと感じました。
(証券取引所が名古屋の繁華街、栄のど真ん中にあるオフィスビルに入っているのも発見でした。)
中部地区が地盤の証券取引所。名古屋市中区。有価証券の取引所。企業概要、市況や上場会社に関する情報等を取り扱っています。…
名証さんでも、夏休みには親子経済教室なども開催されていますし、名古屋近郊の方々にとっては株式投資などの情報を知る良い拠点となっているようです。
今回は名古屋在住の投資女子さんたちとも多く知り合うことができ、女性たちのパワーもいただきました。
まだまだ大人気の桐谷さんの投資トークも聞かせていただき、少しずつではありますが、女性にとっても投資のハードルは下がってきているのかな?と。
だいぶ垣根はなくなってきていると思いますが、まだ少しだけ男性社会の金融の世界。
女性の投資仲間はなんだかんだでとても貴重です(笑)
1日だけの参加でしたが、かなり濃密な時間を過ごすことができた名古屋IR EXPO2019でした。