恥ずかしながら、超がつくほどビビリな私。「投資をやってみようかな?」と思い立ったはいいものの、すぐに行動できたわけではありません。大きなお金を動かすまでの紆余曲折をお話ししたいと思います。
まずはATMに慣れるところから
コンビニATMは得体のしれない箱だと思っていました(笑)
いまでこそ笑い話ですが、投資をしてみたい!と思うまではコンビニATMの利用もしない人間でした。
コンビニにあるATMは、なんとなく得体のしれない箱的なもので、郵便局とかのATMがかろうじて使えるほど。
振込でさえ、手数料がかかるけれど郵便局員さんにやってもらいたいな〜と思うほどの臆病者でした。
とはいえ、書籍を読んで証券会社の対面販売なんて、手数料ばかりとられていくのは分かっていたので!
これはなんとかネット銀行とネット証券を使いこなせるようにならねば・・・と思うに至りました。
幸いにして、銀行や証券会社の口座開設はすんなりできましたね。
(いろんなブログに初歩的なやり方って書いてありますからね〜、ありがたいことです。)
でも、ATMに慣れるために、入金と出金を意味なくやってみたりもしましたよ。
だって、「本当にお金出て来るの!?」って思ってましたから(笑)
とにかくコンビニで混んでいないときを見計らい、ATMの操作にも慣れるところからがスタートでした。
そんな人間でも今や、セブン銀行の株を買うくらいまで成長してますので、投資は本当に誰にでも開かれているものだなぁって思います。
ネット銀行の仕組みに慣れる
一定期間だけ定期預金を経験
さて、ATMの操作に慣れたら、次のステップはお金を動かすことになりました。
ぶっちゃけ、とってもヘビーなゆうちょ銀行ユーザーな人間なのです。
(今ですら手数料無料で給与の振込に使っているくらいです。)
そんな人間がいきなり、普通の預金や定期預金以外にできるわけがありません。
でも、ネット銀行や証券にお金を入れて、それが自分のお金って思えないと取引なんて夢のまた夢・・・というわけで、今度はネット上にある口座をいかに信じられるようになるかという戦いになりました。
まぁ、戦いってほど激しいものではなく、「通常の銀行でやっていることをネット上でもやる」ことに。
ネット銀行では定期預金の利率も高いので、定期預金してみましょうと、当時読んだ雑誌に書いてあってそれをそのまま忠実に実行したのでした。
お金を移すのは怖かったけど、定期預金に設定するのはそんなに難しくなかったです。
それに、最初から2週間程度でおろすと決めていたので、なんとか気持ちももったかなって思います。
まぁ、最初にやったときはドキドキでしたね〜。
別になくなったりしなかったですが、なんか自分の手元にお金がない感じ?
今なら法定通貨を仮想通貨にしちゃった感じですかね。
一度経験してみると、ちゃんとお金は戻ってきたし、ちょこっとだけですが利子もついてきたのでホッとしたのを覚えています。
なんだかんだいって、やっぱり経験がモノをいうのだなと痛感しました。
ネット証券で口座開設!
タネ銭も知らずにしばらく放置
ATM利用やネット銀行に慣れたら、いよいよネット証券で口座開設です。
早速取引〜と行きたいところでしたが・・・
投資資金(タネ銭)がない・・・(汗)
当然といえば当然なのですが、取引できるだけのお金はありませんでした。
当時、スターバックスコーヒージャパンの株が欲しいと思っていたので、まとまった資金(とはいえ10万円ほどでしたが)が必要だったのです。
今やスタバの株を買おうと思ったら米国株に手を出さねばいけなくなりましたが・・・。
懐かしい思い出です。
とりあえず、その頃には経済雑誌などを読み漁るようになっており、株主優待や株主総会に惹かれておりました。
しかし、お金がなければ買えないので、しばらくはタネ銭作りに専念。
というわけで、口座なんてしばらく放置状態でした。
世の中には、なんでも素早くこなせる人も多いのですが、別にいきなり投資を始めなくても大丈夫です。
自分のペースでやればOK、そういうつもりでもっと多くの人が投資を始めてくれたらなぁと思っています。
ようやく取引・・・と思ったら約定できずじまい
指値にこだわったのは良いのか悪いのか
そして、目標資金まで到達して口座にも入金完了。
夜のセブンイレブンATMでこっそりお金を入金し、こっそり家に戻ってパソコン上でお金をネット銀行からネット証券へ移行。
これまでの地道な作業が活きましたね(笑)
そしてひっそりとスタバの株を買う注文を出しました。
翌日仕事から帰ってきたら、すっかり買えているものと思ってましたよ、ええ。
でも、買えてませんでした。(ガーン!!!)
なんで?なんで?と一人でネット上をチェック。
なんてことはありませんでした。
値段を指定した注文(指値注文)だったのですが、その日はその値段まで下がらなかっただけでした。
おお・・・こういうことがあるんだな・・・と初めての経験。
でも、なんでも最初というものは楽しいもので、一つ経験したなって感じでちょっぴり嬉しかったのを覚えています。
その後、数日して無事に注文が通り(=約定し)、晴れて株主としてのスタートを切りました。
日々、初心者の毎日です
大火傷するよりはマシですが・・・
そんな、ドタバタとした投資を開始して早5年。
ぼちぼちとできる範囲での投資しかしていないので、億万長者というわけにはいきません。
でも、重要なのは誰にも迷惑をかけず、自分の幸せの範疇を少しずつ大きくすることなので、自分は自分、他人は他人で投資をしています。
ずっと初心者のような気がしますが、大火傷するよりかはマシかな、と。
退場しないように投資をするためには、派手なことをしないのが一番。
私の場合、投資によって有名になりたいといったことが目標ではないので、地味で良いのです。
投資を敬遠する人もいるかと思いますが、自分の目標にあった取り入れ方をすればOK。
そんな風に思えれば、投資に対するハードルも下がるのではないでしょうか。
まずは小さなお金を動かそう
お金の使い方も慣れが必要です
とにかく、株式投資を始めるまでは紆余曲折ありました。
なんでこんなこともできないの?って自分で自分に突っ込んだときもありましたよ(笑)
でも、投資って「まとまったお金を使う」ことでもあり、やったことがなければ怖くて当然。
急に投資もしてないの?ってプレッシャーかけないで〜って感じですよね。
お金については、「貯める」にも「殖やす」にも、そして「使う」にも慣れが必要です。
何事もベビーステップを踏んでいくしか、解決策はありません。
言い換えれば、いきなり大金をつっこんだり、いろんなものに手を出す必要もないってことです。
慣れるためにちょっとお金を使ってみる、動かしてみる。
それだけでも達成感が得られたり、いろんな気づきがあるものです。
投資だ!って気合いを入れたりしなくていいです、大きなお金を動かすのが怖いなら、まずは小さなお金から。
何事も小さな一歩からです。やることを細切れにして少しずつ取り組んでみてはいかがでしょうか?
ATMに慣れるためにコンビニ通いする人もいるくらいですから(笑)
私の経験がみなさんのお役に立てば嬉しいです。