好きなように購入できる!初心者のためのつみたてNISA活用術

コロナショックと名前がつき、日経平均が1万7000円台を推移する中、今こそ投資の始めどき!という声が聞こえます。

特に投資信託などの積立投資は、長期・積立・分散の原理原則から、下落時に資金を投資に振り向けることで利益を得る機会と一般的にみなされています。

将来が予測できない以上、実際に良いはじめどきは後になってみないと分からないものですが、これを機会につみたてNISAなどにトライしようとする人もいるかもしれません。

今回は、つみたてNISAを始めようとする人に向けて、つみたてNISAをどのように活用したら良いか、その活用方法を事例を交えてご紹介したいと思います。

1年間で40万円分一括投資

買い時を考えればいいだけなのは大きなメリット

つみたてNISAは、年間上限40万円を入金できるつみたてNISA口座を運用することになります。

みたてNISA口座で購入できる金融商品は、金融庁が指定した投資信託のみです。(2020年3月17日現在、インデックス投信が155本、アクティブ投信等が18本です。)

一括投資と積立投資はどうしても議論になりがちなのですが、必ずしも一括投資or積立投資を「しなければいけない」ということはありません

一応リターンでいうと、一括投資の方が良いといったものもあります。(この記事でも初心者には積立投資をおすすめしていますけどね。)

つみたてシータ

つみたてNISAの一括投資と積立投資はどちらがお得か、シミュレーションをしたのでデータと共にどちらにすべきかを解説します…

一括投資のメリットは主に以下の通りです。

  1. 1年の間で買い付けが1回で済む(安いときに一括で仕込むことも可能)
  2. あとは定期的なチェックでOK
  3. つみたてNISAは20年間(現在2037年からさらに5年間の延長が発表されている)の期間非課税枠を享受できる

もちろん、一括で40万円の資金を用意できる人に限られます。

安い時かどうかも勉強をしてタイミングを見てということになるので、初心者には難しいかもしれませんね。

月々などの積立投資

月々33,333円、自動積立するのが王道

一般的につみたてNISAは、20代,30代の若年層の資産形成を促進する側面があるため、月々の積立投資が推奨されるケースが多いです。

実際に私も月々一定額を積立投資しています。(つみたてNISAを使わなくても積立投資をしている人はたくさんいます。)

まぁ、私の場合は一括投資ができないから、積立投資ならぬ積み上げ投資をしているだけなのですが(笑)

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月々の積立額などは自由に決めることができます。一応年40万円の非課税枠ですので、12ヶ月で均等に積み立てるとすれば・・・

400000円÷12ヶ月=33.333・・・円ということで、およそ33,333円を毎月積み立てることで、分散投資ができるというメリットがあります。

月々コツコツやることで、投資信託の価格である基準価額が高い時も低い時も同じだけ購入できて(定額積立の場合)、購入単価を平均化することで長期的にリターンが得られるといわれています。

ちなみに、コツコツと積み立てる方法であれば、毎月1回でも毎週1回でも毎日1回でもOK。

毎日積立ならば、1日1,600円ほどの積立額になります。

MONEY TIMES

つみたてNISAの積立頻度は主に「毎日」「毎月」「毎週」があるが、どれを選んでもリターンはほぼ同じだ。積立頻度が違っても…

今は、ネット証券で自動積立が可能なので、一度積立の設定をしてしまってほったらかしにするという方法もありますね。

SBI証券でも楽天証券でも、マネックス証券でも自動積立の設定方法は簡単なので、積立投資にする!と決めたら手順に沿って設定しましょう。

上限40万円使わなくても税制優遇受けられる

投資したいときだけ資金を回すだけでもOK

非課税枠として年間上限40万円となっているので、なんとなく「40万円分投資しないともったいない」という声が聞かれます。

確かに長期的な税制優遇を受けられるのは大きなメリットではあります。

しかしながら、上限が40万円というだけでそれ以上は資金を入れることはできませんし、40万円使わないと何かペナルティーがあるのか?といえば全くそんなことはありません。

実際に、満額利用する必要性は必ずしもありません

積立NISA(つみたてNISA)非公式攻略ガイド

つみたてNISAの制度では、 40万円 800万円という、2つのキーになる数字があります。これは非課税の額で、それぞれ…

簡単にいうと、自分が拠出できる金額の範囲内でつみたてNISAを利用することができるということです。

月々1万円の積立とか、毎日100円の積立なんていう設定もできます。

ぶっちゃけると、普段は1万円ずつ、ボーナルが出たらガツンと10万円入れるなんてことも可能です。

また、非課税枠を手放すことになるので、つみたてNISAで積み立てた投資信託を売るのは「損」という声もありますが、売却しても全く問題はありません。

売買の練習に使うってことだって可能です。(売却後は信託財産留保額(解約手数料)がかかるものとかからないものがあるので、売却のときの手数料は事前に調べておきましょうね。)

投資は自己責任でやるもの。

裏を返せば、誰も責任をとってくれない分、自分で責任を追う分には自分の好きなようにやって良いものです。

つみたてNISAは、現状上限40万円の投資枠、非課税期間は最長20年間という制限があるものですが、20歳以上の日本国民であれば(ごく一部の反社会的勢力等でない限り)誰でも使える税制優遇制度です。

上手に自分の生活に取り入れて、自分らしい使い方をしたいものですね。

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