UBSETFスイス株(MSCIスイス20/35)(1391)の魅力について

最近、給付金で何を買う?といった話が出てきましたね。
正直、この記事を読んでいるような方には、「みなさん、コロナ禍の中で何を買いましたか?」と聞いてみたいSayasayanです。

基本インデックス投資をしていますので、当人は下落に耐えながら積み立てをしておりました。(いつものことじゃん。)

つまらない話なので、これでは記事になりませんね・・・(笑)

しかしながら、今回は単なる下落というより「有事」の発生による相場の乱れという印象を受けましたので、こういうイレギュラーな環境もやはりあるのだなぁと思って経験ができてよかったなぁと思っています。

基本眺めていたんです、コロナ禍で眺めていただけです。

とはいえ、本当に何もしなかったかといえばそうではなく、ふと思い出した銘柄があったので、ここで少しばかり調査結果をご披露いたしたく、記事にすることにしました。

表題の通り、「UBSETFスイス株(MSCIスイス20/35)(1391)」という国内ETFについてです。

久しぶりに簡単に興味持っている理由をご紹介したいと思います。(大丈夫です、Sayasayanは銘柄分析なんてできませんので、あくまでも感覚的なものです。)

UBSETFスイス株(MSCIスイス20/35)の基礎知識

いわゆるディフェンシブ銘柄というやつでしょうか

2015年から東証に上場しているETFになっています。

UBSというのは、スイスのチューリッヒ・バーゼルを拠点に持つスイス最大の銀行の名前です。

MSCIスイス20/35というのは、スイスの株式市場に上場している大型・中型株の動向を示す株価指数ということ。

この株価指数に連動するETFということですね。

世界的な指数会社であるMSCI社が算出・公表しています。

20/35という数字は何か?と思われるかもしれませんね。

これは、この株価指数を構成するもののうち、

  • 最大比率となるものは全体の30%までを上限とする。
  • それ以外のものは全体の20%までを上限とする。

ということです。

優良なスイスを拠点とする企業のETFとなっています。

UBSETFスイス株(MSCIスイス20/35)の構成銘柄について

「スイス」の企業といいながら、時価総額が大きい多国籍企業が多い?

個人的に魅力的だなと感じているのは、時価総額の大きい企業に投資できるということ。

しかもディフェンシブ銘柄といって良いのでは?という最大比率となるネスレ(Nestle)が組み入れ上位ということ。

キットカットでも有名なネスレは、チョコレートやコーヒーetc.生活必需品セクターに分類されます。

ネスレはニューヨークなどに上場していないので、購入するとしたらかなり限定的なんですよね〜。。。

サクソバンク証券なども特定口座での取引ができず、なかなか判断が難しいところです。

このETFならば、ネスレの比率が30%前後あるので、気分的にはネスレのストックホルダー感出ますでしょうか。

ネスレ(Nestle)に続くのは、大型ヘルスケアのロシュホールディングとノバルティスです。

研究開発分野でもウイルス関連でも大型ヘルスケアは注目されている気がします。

この3社でおよそ50%以上を占めているのが特徴ですね。

この3社以外は少し流動性がありますが、チューリッヒ保険やUBSグループなどスイスの金融業を担う企業が常連組み入れとなっています。

組入銘柄はBloomburgなどをご参考までに。

カルティエなどを傘下にもつリシュモンなども比率は大きくないですが、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)に次ぐファション業界大手企業であり、構成銘柄に入っています。

もちろん、アメリカの企業が時価総額的に大きいのですが、その次となると中国かスイスか・・・というわけではありませんが、スイスにベットしたい気持ちは常々ありますね(笑)

時価総額ランキングは刻々と変化していますが、なかなか手堅いところにスイス株入っているかなって思います。

スイス株への片思いの軌跡

調べていればそのうち戻ってくることも(笑)

今でこそ、海外投資についても情報収集するようになりましたが、日本から海外への投資はやはり分かりにくいところがありますね。

必要な手数料なども異なってきますし、為替や税制など知らないといけないことがいろいろあります。

世界まで視野を広げれば、いっぱい魅力的な銘柄があったりととても楽しいことは分かっていても、なかなかハードルは高いものです。

私Sayasayanは金融のプロではありませんし、基本計算できない子なので、海外投資に関しては正直大きなリターンなんてそもそも見込むものではないと割り切っています。(ゆえに基本はインデックス投資。)

それより、「投資を通じて世界を知ること」「投資を通じて世界と自分のつながりを感じること」などに力点を置きつつ海外の企業に投資をしているかな?って感じです。

ネスレ〜ネスレ〜❤️と愛を叫んで憚らない、ネスレ愛について語っていた頃と何も変わりありません。

(いや、ネスレは本当に良いと思っているのですけどね。)

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それに、調べていたときは投資タイミングじゃなくても、こうしてまた気になったりもするもので、投資の楽しみって気がします。

また、ロシュについては、コムジェスト×セゾン投信さんのセミナーでも紹介されていました。

コロナ関連銘柄として名前が上がるようになったのでご存知の方も増えたかもしれません。

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日本では、子会社中外製薬もノリの乗っている感じですなので、こちらの方が有名かもしれませんね。

Bloomberg.com

新型コロナウイルス感染拡大を契機に中外製薬が株式市場で存在感を示している。堅調な業績にコロナやがん治療薬への期待が加わり…

コムジェストの方も、こうした世界的な提携を背景に、ロシュや中外製薬それぞれに注目されているようです。

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スイスといえば、アルプスの山々や永世中立国であること、移牧などが行われてミルクが美味しくてチーズやチョコレートが特産品。

兵役があって、自分の国は自分で守る!がモットー、それでありながら4種の公用語がある多民族国家。

そんな国だからこそ、質実剛健でその時々の波を取り逃さない魅力的な企業が多いのかな?って思います。

 

あ、ちなみに経費率0.2%と比較的低コストの1391ですが、流動性が低くて思わず「板、うすっ!」って投資家っぽいこと言っちゃいました(笑)(こんな言葉ほとんど使わないのに・・・購入を検討される方は、ご注意を。)

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