フリーランスや自営業となると、日頃のワークスペースは悩みどころですよね。
在宅も悪くはないけれど、毎日同じ部屋にこもっているとテンション下がったりするもの。
そんな時は思い切って外に出て作業するっていうのも良いですよね。
個人的には時と場合によって使い分けるのが好きですw
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さらに、いろんな市区町村で人に来てもらおうとフリーランスなどが使えるワークスペースが開設されています。
せっかくなので、思い切ってワーケーションしちゃう!?ということで、最新のシェアオフィスTHINK Mに行ってきました!
ワーケーション先は、なんと北海道室蘭市!!!
ワーク&バケーション先として、どんな場所だったのか、ワークは捗ったのか?などについてもまとめてみました。
みなさんと情報共有できれば、幸いです。
北海道室蘭市とは?
北海道第2の都市で起業誘致にも力をいれている都市です
まず、今回ワーケーション先として訪れたのは、北海道室蘭市。
東京(今回は成田国際空港)から新千歳空港まで2時間ほどのフライト+特急電車1.5時間で到着しました。
まぁ、鉄道網がしっかりしているので、電車に乗れれば物理的な距離は少し軽減されます。
とはいえ、東京からでもそこそこの距離、電車から降りるととてものどかな雰囲気でした。
ちなみに、場所はこちらです。
北海の端の一角を担っている場所ですね。
名前は聞いたことあるけれど、いまいちどんなところか?と聞かれるとピンとこない人もいるかも…
(私も行くまではよくわかっていませんでしたw)
太平洋と内浦湾に面し、絵鞆半島という小さな半島に位置する都市です。
ただ、のどかといっても農業が盛んな地域ではないので、田園風景というわけではありません。
室蘭市は、海に面しているので、一次産業でいえば、漁業中心。(近海でさまざまな種類の魚がとれるそうです。)
どちらかというと、苫小牧市に次ぐ北海道第2の工業都市であり、 中小企業さんが多いエリアになっています。
人口もまだ約8.8万人いるので、工業用地や住宅地etc.で一通りのものは整っていました。
鉄の街として重化学工業が盛んで、港湾都市としての機能も持ち合わせています。
景勝地が多く、市内の工場夜景はちょっとした映えスポット。
夏だとイルカウォッチングなどもできて、子連れで遊びに行っても楽しめそうです。
エリアの特徴としては、市役所などの行政機関があり、旧市街にあたるのが室蘭駅付近、イオンやドンキなど商業施設などがある現在の商圏の東室蘭駅付近、海に面した商業圏・住宅圏から少し離れた山手に国立大学の室蘭工業大学を有する鷲別駅付近で構成される地方都市といった感じ。
(といってもそれらのエリアを移動するのは徒歩では厳しい距離感なのですが…)
いずれにせよ、人口減少で少しずつ衰退しているよくある日本の地方都市なのですが、現在ビジネスの街としても産官学の連携で盛り上げていこうとしているそう。
企業誘致のための施策はいくつか実施しており、室蘭市での事業を考えている法人には、視察の助成などを行なっています。
個人では適応されませんが、企業であれば規模は問われないようなので、起業とかお考えの方は利用価値あるかも。
上記の視察の助成条件にも入っているのですが、室蘭市のワーケーション施設として2022年12月にできたばかりのTHINK Mさんに訪問させていただきました。
新しくて設備も整っているので、作業がとっても捗りそうです。
以下、より詳しくご紹介していきます♪
シェアオフィスTHINK Mとは?
フリーランスにもおすすめのフリースペースもあり♪
シェアオフィスTHINK Mは、北海道室蘭市の室蘭駅徒歩5分のところにあるシェアオフィスです。
実際に行ってみると、赤い外観がとても印象的ですね。
近くに市役所や商工会議所もあるので、何か事業上で相談したい時の立地としても申し分なしでした。
ただ、近くにコンビニやドラッグストアくらいはあるものの、食事どころの商店街が少し距離がある&商業施設がある東室蘭駅付近までは駅で1駅(電車で3〜4分くらいはかかる距離感)なので、仕事途中に買い物したいとかってなると不便さは否めないかなぁって思います。
しかし、シェアオフィスの中はとても充実しており、利用者さんたちのやる気あふれる言葉がお出迎えしてくれる場所です。
ちなみに、物件管理やオフィス運営をしているのは、札幌の拠点をもつ内池の不動産という会社だそうで、THINK Mのお問い合わせにお電話すると、札幌につながるとのことw
いずれにせよ、できたばかりのシェアオフィスなので、木の香りもするような素敵空間でした。
施設に入ると、広々としたフリースペースがお出まし。
フリースペースは基本的に木目調の家具で統一されており、壁などは白なので、清潔感もある雰囲気。
フリーランスでも利用可能で、ドロップインはなんと1日1,000円!(平日限定 9:00〜17:00迄)
都内ではできない価格で、施設を利用することができます。
会議室も予約すれば使用可能ですし、フリードリンク・フリーWi-Fi・コピーなどが使えるので作業スペースとしては申し分ないスペックです。
Wi-Fiも問題なく使えたので、作業はしやすそうです。
利用料は月額だと11,000円、駐車場も別途契約が必要となりますが、1台6,600円/月とのこと。
また、シェアオフィスとして利用したい場合は、専用個室の契約もしくはフリースペースの中の固定席の契約することになるとのこと。
それぞれプランがありますが、固定席でよければ法人登記も可能で、月額会費16,500円。
専用個室は、すでに埋まっているところもあるので、完全に自由にというわけにはいかないようですが、専用入り口が使えて24時間365日で入りできるとのことでした。
専用個室スペースも作業しやすそうな雰囲気で、部屋の大きさなどにより月額利用料が異なってくるのですが、都内に比べたらかなりリーズナブル。
実際に室蘭市で起業した人たちが集う場所でもあり、時々イベントなども実施されています。
天気が良いと日差しも入ってきて、かなり開放的な雰囲気を感じるスペースでしたよ。
(とはいっても、わりと室蘭市は霧が発生するとのことで、毎日爽快!というわけにはいかないようですが…)
いずれにせよ、都内で利用したらこれいくら!?みたいな設備がリーズナブルに利用できるのは大きなメリットですね。
個人的には室蘭まで来れば、余計な仕事は入ってこないですし、自分だけの仕事に集中できるっていうところも良かったです。
いろんなイノベーションも起こしやすい?
豊かな自然などを堪能しつつ仕事とリフレッシュを両立できるかも!?
とにかく、フリースペースも広々としていて、居心地良い空間。
都内のような喧騒や慌ただしさとは離れた空間は、作業がはかどりそうな雰囲気満載でした。
巨大モニターはパソコンとつなぐこともできて、イベントなどで活用可能。
基本的にイベントは、フリースペースを9:00〜17:00に開放しているので、それ以降の夜開催ですが、スポットで借りることも可能とのこと。
産官学連携の拠点にもなっているので、市役所・商工会議所だけでなく、室蘭工業大学との協働なども検討できるのもメリット。
ちなみに、すぐそこは海なので、気分転換に外で自然を感じられるのも最高のロケーション。
東京に比べて、多少は涼しいのも利点でしょうか。
夏の天気の良い日は、気分良くお仕事できそうです。
室蘭市は、名物のカレーラーメンとか室蘭やきとり(とりではなく豚串)なども美味しく、まさにワーク&バケーションに適した場所です。
気になる方は、ぜひ訪れてみてくださいね。
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